プロローグこの世に新しい生命が誕生した。――――――それは間違って誕生した、つまり、誕生してはいけなかった生命である。科学者たちはあわててどうにか解決しようとしていた。そんな時、一人の心理学者が現れた。そしてその生命と会話をして、100年の間は目を覚ますことがないように術を掛けた。心理学者は静かに願った・・・。「100年後の私たちの子孫が解決してくれますように。」その生命とは、『死なない超能力者』、であった――――――――。