コメディ・ライト小説(新)
- Re: 初期武器で世界制覇したら伝説になりました。 ( No.4 )
- 日時: 2021/06/12 23:52
- 名前: ねむねむ ◆ImDwVl1n2. (ID: HAhG.g1E)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13040
第四話 今からテレポートします。
ども、ゴブリン1匹狩ろうとしたら10匹狩ってしまったエマです。
ちょっと真面目な話ね、ゴブリンって担いで街にもってけばいいのかな。
それともなんか、「なんでも入っちゃうよ~。容量無限だよ~。」みたいなチート袋があるのかな。
神様に聞いてみるか。
(神~。)
様?そんなのつけるのやめたよ?(笑)それにしても返事が遅いな・・・。
(おーい、神~?)
・・・・。返事なしかぁ。よし、煽ってみよう!
(やっぱり神じゃなかったのか、だから返事しないのか。後ろめたくなっちゃったんだね~。
あれ、じゃあなんで私異世界にきてるんだろ、あ、もしかして夢かな?
よくよく考えればチート使う女たらしが神だなんて有り得ないよねー。
あーあ、なーんだ、鈴木君のことすごいと思ってたのに、がっかりだなー。
ただの最低女たらしだったのかぁ。悲しいなぁ。泣いちゃーう。)
『うるさぁあぁあぁああああい!!!!!!』
お、やっと反応した。
『黙って聞いてれば!なにが煽ってみようだよ!!!そんな軽いノリで神様煽るなぁ!!』
(反応しなかったあんたも悪いよね。どうせチート使って無垢で純粋な女子を口説いてたんでしょ?)
『うっ・・・なんでそれを知って・・・はっ、まさか魔王だったのか!?』
(はい何言ってんのか意味わからないー。魔王とか意味わからんし、中二病かよ。)
『ま・・・どうでもいいや。』
(どうでもいいなら聞くなよ)
『で、なに?』
(チート袋ってないの?)
『は?( ・´ー・`)何言ってんの、あるに決まってんじゃん。』
(そんなの聞いてないし、知らないし。そんなことでドヤるな。)
『ペンダントで出したいもの出せる(大体)って言ったじゃん。
もちろん収納もできるよ。だからペンダントにしまいなよ。』
(どうやって?)
『しまいたいって思えばしまえるよ。』
(うわぁ、チートアクセサリーだったんだね。)
『うん、っていうか、欲しいもの大体出せる時点でチートアクセサリーじゃん、今さら?(笑)』
(はい、じゃあ消えて。ばいばい。)
『もうちょっと用済み感を消してもらえますかね・・・(´;ω;`)ウゥゥ』
(うんムリ。ばいばい。)
『( ノД`)シクシク…』
なるほど、チート袋がペンダントだったとは・・・盲点(私だけ?)
しまいたいって願うってなんかダサい。英語で言えばかっこいいかも!
【Put away!】
・・・まあ、「しまいたい」よりはダサくないからいっか。
よーし、ゴブリンしまえたっぽいし、そろそろテレポートしますかね~。
たぶんこれもペンダントに願えばできるでしょ!「テレポート」は私的に別にダサくないから、そのままにしよっかな。
【テレポート!】
・・・あれ??テレポートできてない・・・。なんでだろう??
(神ー。)
『はぁい、なんでしょうかー??』
(テレポートできないよ??)
『そりゃそうでしょうよ、どこに行きたいのかもちゃんと願わないとペンダントが困るでしょ。
あと、君が分からないことがあるたびに僕が教えなきゃいけないのは面倒くさいから、ペンダント
と会話できるようにしてあげるよ。だからあとは全部ペンダントに聞いてねー。
でも寂しくなったら僕と会話できるよ!あとは現実に戻りたいときとか。』
(あ、うん分かった。邪魔されずにチート使いたいんだね。)
『あ、バレた?てへ☆』
(まあ、私もいちいちあんたに話しかけるのめんどくさかったし、ちょうどいいね。)
『それはそれでなんか傷つくんだけどね・・・。』
(じゃ。)
『えー・・・(´;ω;`)ウゥゥ』
よし、じゃあペンダントに話しかけてみようかな。
「えっと、ペンダントちゃん??って呼べばいいのかな。」
≪なんでも結構ですよ。あと、私も心話ができるので。≫
優しそうな声。
(あ、そうなんだ。ごめんね。じゃあ、あだ名つけちゃお!私が自分の名前を決めるときに、ソフィ
アとエマで迷ったから、ソフィアを短くして、ソフィね!)
≪了解です。≫
(えっと、ソフィ、この世界の地図はある?あと今私たちがどこにいるかも知りたいな。)
≪はい、あります。こちらです。現在私たちがいる場所はここです。≫
ペンダントから光が放たれて、目の前の地面に地図が映し出される。現在地が赤く点滅した。
(じゃあ、争いが少ないところ・・・平和なところにテレポートしたいんだけど・・・)
≪なるほど。では、こちらはいかがでしょう?水や食べ物もおいしいですよ。ギルドもあります。
そこでゴブリンを売ることができますよ。≫
(お、いいねー。じゃあ、そこのギルドにテレポートしようかな。)
≪了解しました。ですが、テレポートは普通できないので、ギルド内にテレポートしたら驚かれて
しまうかと・・・≫
(まあ、どうせレベル測定不能で驚かれるし、いいでしょ。)
≪わかりました。では、ミラクル州のギルドにテレポートします。ペンダントに向かって願って
ください。≫
(了解!)
ミラクル州って、ダサいな、まあでもあの神が作ったんだから、仕方ないか。と、失礼なことを思いながら願った。
今からテレポートします!!!
【テレポート!】