コメディ・ライト小説(新)

Re: 世界最高の魔女 ( No.4 )
日時: 2021/06/17 07:10
名前: ユリ  ◆XBSA37v.sg (ID: HAhG.g1E)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

第四章 仲間

いたわね。
キョロキョロしていて、迷ったみたい。
まぁ、無理もないわね、どこに行っても森は続いたまま、みたいだから。
でも、空に飛べば違うってわかるんだけど。
たしか、ここは別名、迷いの森とも呼ばれていたっけ?
しかも、なぜか私の気配に気づいていない。
普通は少しの気配でも気づくと思うんだけどな。
私の気配を、多くしてみるか。
ブフォー。
気配が舞う音が聞こえる、もう気づくだろう。
「君、すごいねぇ、私は気配なんかいっぱいにできないよぉ~。」
突然、相手に話しかけられた。なぜ突然なの?
「私の名前は、水神 あかね。水神は漢字だけど、あかねはひらがななんだよ~。
君は?」
言うしかないのだろうか。ちょっと悩む。言うか。言わないか。
しょうがない、言うか。
「私の名前は、山梨 曄。
争いを止めようと思っているんだけど、一人じゃ無理そうだから、ちょっと手伝ってくれない?あなたが嫌なら、ここで決着をつけるわ。」
「ワアッ!!おもしろい女の子だねぇ。
私もちょうど争いを止めようと思ってたところなの。
でもさぁ、曄ちゃんと一緒で一人はダメだろうなぁ、って思いながら歩いていたら、
森で迷っちゃってさ、私、瞬間移動とか、感覚使うやつとか、結構苦手なんだよね。
だから会えてよかったよぉ。じゃ、一緒にカルー州に、めざしましょう。
作戦は、まず指令を出した殿様だっけ?あの糞爺を殺しにカルー州に行って、糞爺
の城ごとぶっこわす!!ね、どう?」
あかねが、提案を出す。少し乱暴な言葉じゃいか?
「え~っと、OKかな。
その後は、あの糞爺の真似をして、争いをやめるよう指令を出す。
あいつの変装魔法なんか、らくちんらくちん。
じゃあ、方針は決まったから、あいつの城へ行こうか!」
私も、ちょっと乱暴な言葉を使って言い返す。
「そうだね。瞬間移動魔法、苦手だから空を飛ぶのにしてくれない?
曄は大丈夫かもしれないけど、私はダメだからさ。」
あかねは言うが、本当は文句を言いたい所だ。
速く行きたいのだから。まぁ、いいやと曄は思う。
仲間なんだから、大切にしないと、と。
つづく




はい、中途半端なところで終わりましたが、どうでしたか?
あ、続きはちゃんと書くので、ご心配なく。
最期まで見てくださったら、光栄です!