コメディ・ライト小説(新)
- Re: 何でも解決!探偵天才少女!! ( No.5 )
- 日時: 2021/06/30 15:23
- 名前: ユリ ◆XBSA37v.sg (ID: HAhG.g1E)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13069
部屋の片づけ
「まずは、部屋の片づけからよ」
そう、沖野さんと垳田さんの部屋、見せてもらったけどすごい汚れとか、いろいろあった。
垳田さんはもう部屋の床が埋もれて、通る道も無いし、机の引き出しとかもごちゃごちゃ。
沖野さんは、かろうじて通る道はあるけど、慎重に進まなかったら教科書とかをふみそう。
だから、結果二人ともダメダメ。
部屋の片づけというのは勉強のとき、邪魔だったりしたり……、後は……。
資料をすぐ出せなかったりする、だったかな。
と、言ったら。
「「え~~」」
すごいだるそうなのを、声&顔で表現されました、はい。
「まぁでも、それで勉強がはかどるならいいかもね」
沖野さんはまだ大丈夫そうね……。
「垳田さん、やらないなら勉強教えられないけど……」
さぁ、どういう反応だ??
「わ、わかったよぉ。やりますぅ~」
なぜかちっちゃい文字が多い気が……。
でも、沖野さんが言っていた、垳田さんが私を好きというすごく迷惑な話は確定か。
「まずは沖野さんの部屋からね。まずは、全部をひとつにまとめる。でも、分類別に分けてまとめていくの。じゃあ、まずそこから。最初はひきだしね。一人ひとつのひきだし」
軽く説明したけど、大丈夫よね。
「ようし、頑張るぞぉ」
一人、すごい気合い入れている人がいます。(垳田さんのこと)
気合いいれすぎでごちゃごちゃにしないでください。
もうすでにごちゃごちゃなんだから。
――2時間後――
二人、黙々と手を動かし、分類しています。
もう一人、沖野さんのベッドで喋りながら寝転んでいます。
黙々と手を動かしているのは私と沖野さん。
寝転んでいるのは垳田さん。
垳田さん、相変わらずですね。
気合いはどうしたんですか?
少し、垳田さんに気合を入れさせようかな。
「垳田さん。頑張った人はクッキーがあったんだけど、いらないってことよね?」
うん、これはもういわゆる脅し。
こういう人ならクッキーを餌にできるからね。
「や、やるっ!!や、やらせていただきますぅ!!」
垳田さんの、うるさ~い言葉は、外を歩いていた人もビクッ、となってしまったほどのうるささです。
でも、結構沖野さんの部屋、片付いたね。
もうこんな感じで次のステップに進もうかなぁ。