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‹第1章›
１『菜々星　絆』　キズナ編
朝から騒がしいなこの学校、このクラス。
なぜなら、転校生が来るからだというのだ。
その転校生というのが私、菜々星　絆。
担任の先生（名前を覚えていない……）が
クラスの人たちに転校生が来たと伝え、
私に自己紹介をするように言う。
こいつらほとんどの人には用はないのだが…

ｷｽﾞﾅ）菜々星　絆です。よろしく。

ｾﾝｾｲ）えっと…もっと…好きなものとか無いのか？

ｷｽﾞﾅ）好きなものはありますが、
　　　言う必要はないと考えます。

ｾﾝｾｲ）そ、そうか…
　　　菜々星さんの席はあそこだ。

指さしたところは1人の女子の隣だった。

隣の人）ねぇねぇ絆ちゃんは好きな本とかある？
　　　　あっそうだ、私は星　七海だよ!!!
　　　　よろしく！

なんだ？馴れ馴れしい。
私は魔王様に頼まれた仕事をしに来ただけなのだ

ﾅﾅﾐ）返事ぐらいしてよ〜

私は七海とかいう奴に目をむける…
!!!!!!!!!!お前っ!!!!!!!!!

ﾅﾂｷ）お前、七海とか言ったな!

ﾅﾅﾐ）そ、そうだけど…

ﾅﾂｷ）七海、私と一緒に
　　 来てくれないかっ!

クラス）………