コメディ・ライト小説(新)

Re: 強い魔法少女は実は転生した女の子でした!? ( No.2 )
日時: 2021/07/30 10:06
名前: ユリ  ◆XBSA37v.sg (ID: HAhG.g1E)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

第一章 魔界へ ・契約

「私の名前はミライ。精霊だよ♪君を魔界に連れに行くために来たんだ!(*^^)v」
……。驚愕の事実(?)を伝えられ、私は一瞬、硬直。
そして、
「はぁあああああぁああああぁっっっ!?!?」
私はおどろいたけど、意味は分かった。
「でも、そんなの地球上に存在するはずが……。」
「存在す・る・ん・だ・よ♪人間界の人達、調べてるのになんで分からないんだろう。大丈夫かな?(-_-)」
私の声を遮って、自称精霊(?)のミライが言う。
「ねぇねぇ。君、人間界が嫌なんでしょ??だったら、魔界においでよ!!魔界はとっても楽しいよ??」
ミライは言う。
私は考えてみる。だって……、そんな簡単に決められる事ではないから。
「あぁ~。じゃあ、魔界に一回行ってみて、試せば良いんじゃない?ね♪」
「うん。それで良いよ。で、あなたは精霊って、信じていいのよね??」
私はあっさりOKして、信じていいかを聞く。
「え、信じてなかったの!?いや、信じていいんだよ♪だって、人間だったら浮けないし。」
私はミライに言われて、やっと信じる事が出来た。
「じゃあ、魔界に行く前に少し説明をするね♪魔界とは、魔物・魔女・魔法使いが居る。魔物は魔界の動物。魔女はそのまんま♪魔法使いは、魔男(?)の事だよ♪ついていける?」
ミライに聞かれ、私は縦に頷いた。
「あ、契約をしないとなんだった!!え~っと、【精霊契約書】!!」
ミライが精霊契約書、と言うと、光った紙と、光ったペンが出てきた。
「じゃあ、この契約書にペンでサインしてね!そしたら契約完了だよ♪」
私はミライに言われたけど、すぐにサインせず、
「契約書にサインしないとどうなるの?」
と聞いた。
ミライは、
「魔界へ連れて行けない。そして、私はもうあなたと会えなくなる。そしてあなたは、このまま学校生活を普通に続けることになる。契約した場合、魔界へ行くことを許される。普通の生活を続けることも可能だよ。だから、私的には契約した方が良いと思うよ。」
と言った。
私は納得し、紙に書いてある内容を読んだ後、紙にサインをした。
「よし、契約完了♪え~っと、魔界での名前は、ウレイ・エレドルだよ。日本の名前みたいに言うと、エレドル ウレイ。エレドルが苗字で、ウレイが名前ね♪」
ミライの説明に、私は頷く。アメリカ合衆国みたいな名前だった。
「じゃあ……。レイ!私は、ウレイの事そう呼ぶね♪我ながら良いネーミングセンス。」
ミライがドヤ顔(^u^)になったので、私は思わず笑ってしまった。
「む~。何笑ってるんだよぉ。別にいいじゃんかぁ。」
ミライがすねたので、
「ごめんごめん。で、説明は続いているんでしょう??」
となだめた。
すると、ミライは調子が戻り、
「えっと、契約は終わったから、もう心話で話せるよ♪やってみてね。」
私は、ミライの言う通り、心話をしてみた。
(こういうこと??)
心話とは、心の中で喋ると言う事である。
(うん、そういうこと。こうしたら、誰にもばれないでしょ。あと、レイ以外には私の事、誰も見えないからね♪)
私は本をいっぱい読んでいるから分かる……。これ、そこらにある本と一緒の内容!!
もしかして……、その本の作者の人達も、御一緒の経験をしていらして!?
(どうしたの??ま、いいや。魔界へ行くから、手、繋いでね♪)
私は慌てて、ミライと手を繋ぐ。
(【瞬間移動】)