コメディ・ライト小説(新)
- Re: 強い魔法少女は実は転生した女の子でした!? ( No.6 )
- 日時: 2021/07/30 12:22
- 名前: ユリ ◆XBSA37v.sg (ID: HAhG.g1E)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
第二章 狩りをやってみた! ・財布
(レイ……、ここ、魔界だよ??人間界に似てるけど、少しはアレンジしてるんだよ?財布を出して。持ってなかったら魔法でね♪)
私はミライに言われて財布を探したが、財布は持ってきてなかった。
私は魔法で、財布を出す。
(【財布】)
ドサッ!
どこからか、財布が落ちてきた。
(そこに496万円を入れて。)
ミライは言う。
でも……、入らなくない?
私は心配しながらも中に入れる。
すると、財布の中でお金が小さくなった!!
(えぇえぇええぇ!?どういうこと、ミライ!!)
私は心話で絶叫。
すると、
(wwww。工夫してあるんだって言ったじゃん♪出すと大きくなるよ。やってみれば??)
ミライは言った。
私は試しに、財布から一万円を取り出す。するとお札が元通り!
(すごいね~。そういえば、デザインのこの人誰?)
私は疑問になった事を聞く。
すると、
(それは知らなきゃ恥ずかしい奴。レイはしょうがないけどね~♪その人は偉大なる魔女、ヌアナ・ヴィリンズ様だよ♪すごい魔女だから、絶対覚えといてね♪)
ミライが答える。
ヌ、ヌアナ・ヴィリンズ様ですか……。覚えられる、かな??
(じゃあ、五千円は誰?)
私は、一万円札がなかったのか五千円札が二枚になっているのを見つけ、聞いてみた。
すると、
(ああ……、そいつはウルララ・フィング。「ゴッド」っていう強盗団の総長。五千円札は身近な物だから、それにウルララの顔を写して見かけた人は魔警察に連絡してほしい、ってこと。まぁ覚えときな。)
ミライは答えてはくれたけど、少しどうでも良さそう。テンションも下がってるし。
すると、
(じゃあ、一万円札は誰でしょう!!)
と、ミライはいきなり問題を出してきた。
(ヌアナ・ヴィリンズ様。)
私は、あっけなく答える。
(あ~。たまに他の人の名前を出して、その前の名前を聞くと答えられない人がいるんだけどなぁ~。レイは頭が良い方だったか。って、前も言ったっけ?)
(言ったよ……。)
私はミライが言うことに仕方なく答える。
(それくらい契約している身なんだから覚えてください!!)
私は少し、ミライに怒る。
別に本気で怒っていませんけど。
(いいじゃんか。)
ミライは少しすねた言い方になった。
クスクス。
私は心の中で笑った。心話にならないように。