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コメディ・ライト小説(新)
- Re: Chimera Social withdrawal ( No.4 )
- 日時: 2021/08/23 07:34
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
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学校についた。
今日は始業式の日で午後になった今では学校にいる生徒はいない。職員室の電気はついているようだから、先生はまだいるみたいだけど。黒猫はそんなことも気にせずに、いや、気にしているからこそ、こっそり学校に入ってきたのかもしれないが、旧校舎へと向かう。
そういえば、さっき部室がないって話だったけど
続きを聞きそびれたな……
旧校舎は今はもう全く使われていない。
使われていないんだったら取り壊せばいいのに。
「そういえば、ろーくん、さっきの話の続き。
引きこもり部と特別クラス。
最強部って呼んでるんだけど・・・
あっ。部室の話ね。
部室はないけど、校舎、
部校舎って言ったらいいのかな?
まぁそれがあるんだー」
「そうなんですか!?
じゃあ自分の部屋とか作っていいんですかー?」
「いいと思うよーぉ。」
そんな話をしているうちに旧校舎についた。
「うーん。
旧校舎自体が部室みたいなもんだから、
みんながどこにいるかがわかんないな……。」
黒猫はそんなことを言いながら
旧校舎の教室のドアをどんどん開けていく。
「あの子のことだから、
やっぱりコンピューター室なのかなー?」
そう言って黒猫が階段を登っていく。
旧校舎のコンピューター室は2階にある。
黒猫がコンピューター室のドアを開けるが、誰もいない。
隣の教室を開けると、
「遅くなってごめ~ん。
旧校舎意外に広くてさー。」
と、黒猫が言った。
「うわぁーん。
猫ちゃぁぁぁん、久しぶりぃぃぃぃ。」
教室にいた二人の女子が黒猫に飛びつく。
双子なのだろうか、顔が一緒だ。
そして白髪
白髪とはまた違う髪の毛。
なんか、不思議な女子たちだ。
教室にはあと二人、男子がいて、
は? みたいな顔になっていた。
今の俺の顔も、同じような感じになっているだろう。
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