コメディ・ライト小説(新)

Re: Chimera Social withdrawal ( No.40 )
日時: 2021/09/16 19:05
名前: 花桜咲 ◆WBRXcNtpf. (ID: 7VvLld12)


 何でここにいるんだよ。
「やっぱりあんたたちだったんだー。」
俺がつゆつゆ達がいる2階に行こうと走り出したとき突然目の前に現れたのは………

・・・・

 気配を完全的に消して相手の攻撃を避け続ける。恭也早く来ないかな……? これじゃ避けるだけで、この場から逃げることもできない。それにしても遅すぎないか? 何かあったのだろうか……。
「くはっ………。」
うっ……気を緩めてしまった。
「セイも避けるぐらいならできるよな。」
「合気道ぐらいならわきまえてるよ。」
セイとクロの会話がコソコソと聞こえる。
「ザザッ………恭也は誰かと話してる。
 ちょっとの間3人で耐えてくれ……。」
誰かって誰だよ。裏切り?
なわけない。
セキセイは何故かこの場で俺たちのことを見ているかのように喋る。

・・・・・

「何でここにいるんだよ。
 お前らがセイを誘拐したのか?」
「むふふふ。そうだけど?」
妹。今は家族とすら言えないかもしれないけど。
「キメラ、再集結?」
キメラ。俺が昔いた犯罪組織。
弱者の正義。ホワイトハッカーみたいな。
妹はまた別の犯罪組織。
俺たちがホワイトハッカーなら、妹たちは逆のハッカー。悪だ。
「いるのが8人だとしてもキメラメンバーは
 おれだけだ。」
「あはっ兄様あにさまはなんにも
 知らないんだね。可哀想に。あははっ」
ついでに言うと俺の両親はいないのではない。いない同然というだけで。家族全員絶縁状態である。
両親は警視庁に関係するところで働いている。いわいる真の正義というところだろうか。真の正義の夫婦の子供二人が両方、犯罪者とは。狂った家族。
「あんたたち全員キメラメンバー何でしょ?」
馬鹿にするような声でいった言葉は無線を通じて全員の耳に響く。

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