この世界に選ばれし存在。その名も『厨ニ病』。ある者は、包帯を巻き。ある者は、眼帯をし。ある者は、『闇の炎に抱かれて○ねー』と叫んだり……まぁ単に言う、『カッコつけ』である。だが、この日、この時。『厨ニ病』が、神聖なる存在と化した。この物語はその『神聖』なる厨ニ病と、厨ニ病を守る者の、生活を描いたものである。ときには闘い。ときには笑う。そんな物語なのだ……