コメディ・ライト小説(新)

厨二病の足立さん 第一話 厨ニ病 ( No.4 )
日時: 2021/11/14 08:52
名前: もやたろー (ID: NdgXheZW)

 俺は、『時輪 瑞希(ときわ みずき)』。

今はただの高校生だ。

最近は、日記を書くのが趣味で、書いている。

別に俺には何だとか無いが、一つだけ、俺にも悩みがある。

「皆の衆。妾が来たからにはだいじょうぶである」

そう、俺のクラスには、厨二病がいるのだ。

彼女は『足立 后(あだち きさき)』。

なのだが、彼女の本名を知っているのは、俺しかいない。

何故か、俺以外には偽名を使っているのだ。

まぁ、后は、中二から、ずっと厨二病だった。

いつも、右目に眼帯をしていて、俺が外そうとしたら。

『おい、妾の領域に踏み込むのか』

とか言ってくる。

正直意味がわからない。

そして、周りには、『足立 咲(あだち さき)』と名乗っている。

学校のときの名前も、いろいろな契約もだ。

苗字だけ変えないのは、このような理由かららしい。

『妾は常に、一番である。それは出席番号でも変わらん』

俺の学年は、たまたまなのか、『あ』から始まる人が、后しかいない。

厨二病と、出席番号が関係あるかと聞かれたら『ウ~ン』となる。

だが、めんどくさいので、こんな感じで通している。

ってことで、足立 后と時輪 瑞希。

宜しくお願いします!

第一話 END


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