コメディ・ライト小説(新)

Re: 不運の最弱勇者 ( No.22 )
日時: 2022/07/24 10:08
名前: 不運の最弱勇者 (ID: bSLQhqZo)

俺は開幕エクスプロージョンによってヒロ伝説を作り上げて‥‥
なかった。なぜか使えないのだ。他にも色々魔法を試してみたのだが、そこまで威力の強くないもの、いわば高等魔法レベルのものは普通に使えるのだ。ただ、高い威力の魔法は使えた試しがない。エクスプロージョンの他にも時を戻してみたりするタイムトラベルとかを言ってみたが発動しなかった。俺が使える魔法は‥‥
まずこの世界の魔法。他はライトニング、インフェルノ、アンデットキラーの三つだ。
ライトニングはスパークの上級バージョンみたいなもの。
インフェルノはこの世界のファイアストライクショットと呼ばれる高等魔法とほぼ同じ。
アンデットキラーはその名の通りこの世界に存在しない神聖魔法だ。
これらの魔法は魔力を異様に消費する。有用なものは全体攻撃のできるライトニングとアンデットモンスターに絶対的な影響を与えるアンデットキラーだ。インフェルノはこの世界の高等魔法を使った方が魔力が抑えられていい。
本題のエクスプロージョンは、だ。本当に使えたのか疑問だ。だが、冒険者なら全員が持ってる情報シートには使える魔法が記載されているがそこにエクスプロージョン、タイムトラベルは記載されているのだ。ならなぜ発動しないのか。
魔力不足?違う。調子乗って高難易度のクエストを受けた時開幕エクスプロージョンをしたが発動しなかった。そのせいで酷い目にあった‥‥。まぁ、それは置いておこう。
俺はあの場面を思い出して考察した。
この使えない2つの魔法は生命の危機にさらされた時に使えるのではないか。これが行き着いた答えだ。ただ、試すのはうっかり死んじゃいましたじゃまずいので嫌だ。またいつか使ってみるか。この1ヶ月、苦労したなぁ。でも1人でもなんとかなる。そう思った時だ。
「あ、ヒロ!やっと見つけた!」
「お前、何で出てったんだよ!」
「装備も置いていって。連絡取れないし心配したんだよ!」
俺の大っ嫌いな声を聞いたのは。