コメディ・ライト小説(新)

Re: この「華」に希望を寄せて。 ( No.3 )
日時: 2022/08/23 11:03
名前: ゆのの。 (ID: GDWSGe53)

作者から【お知らせ】

 ついに、合作が出来ました。
「始発線は終点をしらない」です。

ある4人の学生が、学園内で、様々な「終わりのない」恋愛の日々を送っていくラブコメですヾ(≧▽≦)ノ

コメディ板での合作は、難しい所もありますが、しっかりと完結させたいな…って思ってます!
 合作を記念して、
「この『華』に希望を寄せて」のSS(ショートストーリー)を書かせていただきます。本編とは関係は‥あるかどうかは、最後まで見てお楽しみください!



この「華」に希望を寄せて ショートストーリー
「幻の『華』」


「もうそろそろ‥夏休み‥かぁ」
咲夜は、学園から家まで帰る途中、夏休みのことを思い出した。

「おーい!咲夜ぁ~」
声をかけてきたのは、親友の風花。結構なおてんば娘。

「なんですか?風花さん」
「ううん。ただ、ブツブツなんか言ってたから話しかけたんだ。しかも、一人だったし、一緒に帰ろっかな‥って思ったんだ!」

風花は、一人で帰っている咲夜が気になり声をかけたらしい。

「まぁ‥ありがとう‥って、後ろの二人はどうするの?」
「えっ‥ああ、奏多と悠斗のこと?
おーい!二人も来なよっ!」

と風花が大きな声を張り上げると、二人はダッシュでこっちに向かってきた。
そして、しばらく喋っており、荒れ地の前まで来たときに__

「なっ‥何あれッ!?」
「風花さん、そんなに驚くことないですよ?普通の花‥」
「あれ、少し光ってないか?咲夜」
「…奏多の言う通り、光ってるな…」

咲夜が、もう一度見てみると、荒れ地に咲いていた「花」は光っていた

「そこで、何をしてるのかな?君たちは」
「‥センパイ‥?」
「きゃあ…浦野様!?」
「…まさか‥」
「嘘だろっ!?」

そこに現れたのは、「氷の美しき姫」と同じく中等部の生徒会副会長。
「炎の美しき王子」こと「浦野颯太うらのそうた」だった。

「…うん。これは「花」ではなく「華」だよ」
「華って…どういうことです?センパイ」
咲夜が聞いてみると

「これはある研究によって知られた「幻の華」なんだ。なんでも、これを見た者は幸運に恵まれる…と言われてる。だから、君たちは幸運に恵まれるはずだ。」

「嘘…少しうれしいですね」
「少しじゃないよ?めちゃくちゃ嬉しい!」
「ホントだったら、嬉しいけどな」
「同感…でも、光ってるのは綺麗だな」

「そうだね。ホントだったらうれしいけど、デタラメだったらなんだか嫌な気分さ…じゃ、そろそろ俺は行くね。また今度」

センパイを見送った後には、4人も分かれてそれぞれ家に帰っていった。


「幻の『華』」完


どうぞ、「始発線は終点をしらない」も「この『華』に希望を寄せて」もこれから応援、回覧お願いしますっ!