コメディ・ライト小説(新)

Re: 始発線は終点をしらない ( No.3 )
日時: 2022/08/24 10:34
名前: ゆのの。 (ID: GDWSGe53)

第一話「4人の出会い」


「それでは、授業を終わります」
終わりのチャイムが鳴り、授業が終わった。
クラスメイト達は、それぞれ話したり好きな事をしている。

湊_式宮湊_の前を素早く通り過ぎた影が。
「うわっ‥」
そのはずみで、机にぶつかり手を痛めてしまった。
「これは‥保健室に行って手を冷やさないといけないな」
そう言いながら、湊は保健室に向かった。

「うん。これで大丈夫よ」
「ありがとうございます!」
保健室の先生が、手当をしてくれて少し痛みが和らいだ

「ありがとうございました‥」
と言いつつ保健室から出ようとし、ドアを開けた瞬間。

「っ……!?」
真正面にある女の子が

「‥いきなり出てきてすみません。ですが急いでいるので通させていただきます」
そういうと、女の子は湊の横を通り抜けて、保健室の先生と話していった。
何が何だかわからない湊は、そのまま教室へ戻った。

「湊‥久しぶりだな。」
教室の前で、昔からの親友である呉信千歳くれのぶちとせに出会った。

「久しぶりだなぁ‥2か月か?それくらい会ってなかったな」
「そうだな…」

「先ほどの方でいらっしゃって…」
「あっ‥!」
その話しかけてきた子は、保健室で会った女の子だった。

「改めまして、私は北条星奈ほうじょうせなと申します。
今後、よろしくお願いします!」
「うん。ヨロシク!」
「あの…そちらの方は?」

星奈は、千歳のことを聞いているらしい

「ああ。俺は呉信千歳。ヨロシクな」
「呉信さんですね。ヨロシクです」

「あっ!星奈ちゃんじゃない!」
「わぁ…凪咲ちゃん。」

「この子は?」
「ああ。私の友達の榎本凪咲えのもとなぎさちゃん。」
「初めまして。凪咲です!よろしくね~」

「一気に、友達が増えたな…」
「そうですね。運命の出会い的な…?」
「運命の出会いではない気が」
「友達増えたし、嬉しいな~」

星奈の言う通り、これは「恋愛」という運命を過ごす素晴らしい出会いだった。