コメディ・ライト小説(新)
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.35 )
- 日時: 2022/09/08 19:35
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第35話「珍しい事件が」
私は美央。
新クラスになって、みんなと同じになれたから嬉しい日々が続いてるよ。
でも…私の彼氏に告る女子が居るから許せない!!
アルト君は、私のものなんだから。
「なぁ、美央‥‥この問題分かる?」
授業中、止まりの席からアルト君が話しかけてきました。
今は国語で漢字の自習中
「私もそこで悩んでる。「南瓜」は普通に読んだら「みなみうり」‥」
「だよな。そこ全然わかんねぇ…先生どういう問題だすんだよ」
あ~あ。こんな時に星奈ちゃんが居れば、分かったのになぁ
私たちは後ろの方だけど、星奈ちゃんは真ん中で離れてるから
「こんな時に、星奈ちゃんが近くに居れば…」
「ホントにな。星奈に教えてもらいたい」
そう、私たちがつぶやいたら
「2人とも、これは「かぼちゃ」って読むの」
小声で、後ろから話しかけられた。
「星奈ちゃん。ありがとう」
「アリガトな」
無事、星奈ちゃんが来てくれたので、難関はできました!
そこで、授業が終わって休み時間に。
「アルト君…わたし…」
「はい。アウト!私のアルト君に何するつもり!?」
「ひえっ…ゴメンなさい!」
また、アルト君に求婚する人がいるのね‥
呆れたな…
そして、1日が終わり、6人一緒に帰っているとき‥
「きゃぁっ!辞めて‥くださいっ」
どこからか、女子の声がした。
「行くぞ!」
「ええ!」
湊君に反応する、星奈ちゃんは1早く湊君を抜かし声の方へ
「凪咲、行けるか?」
「行けるよ。助けに行こう!」
千歳君は、凪咲ちゃんを心配しながら走って向こうへ去ってゆく。
私たちも…
「アルト君、行こう?」
「ああっ!」
返事を言う前にアルト君は走って行く。
そして…場所に行くと
なんと、不良に女子が絡まれていた。
「お前ら‥誰だ?」
不良の筆頭が話しかけてくる。
「俺らはただの学生だ。数人は例外だがな」
「学生が何の用なん‥ッ!?」
いきなり、あごにけりを入れられて倒れる不良。
「あの…女子をいじめるなんて大人のすることではないですよ。大人しく葛として天に召されてくださいね」
なんと、星奈ちゃんが…蹴っていた。
「あ‥皆さんありがとうございます!」
「あなたこそ、大丈夫ですか?」
「はい…ちなみに私の名前は『如月奏』です」
自己紹介をしてくれるので、私たちも自己紹介をした。
「湊君、星奈ちゃん、千歳君、凪咲ちゃん、アルト君、美央ちゃんですね!
私‥実は転校生でして。多分、あなたたちと同じ学年の2組‥」
「2組だったら、俺ら全員と同じだ」
確かに、2組は私たち…
「そうなんですね!では、これからもよろしくね!」
「ヨロシクな。」
「宜しくです」
「これからヨロシクな」
「仲良くしようね!」
「クラスでも仲良くしようね~」
「これから親友な!」
それぞれ、声をかけながら…帰り道を夕日に照らされ帰って行った。