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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.37 )
- 日時: 2022/09/09 17:41
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第37話「転校生と、早々な恋」
私は凪咲。今は2組で千歳君や湊君、星奈ちゃんにアルト君と美央ちゃん。そして、転校生の奏ちゃんと一緒で嬉しい日々が続いています。
と、言いたいんだけどね‥‥
「な、凪咲ちゃん‥この人たち、追い払ってくれるかな…?」
転校してすぐ、可愛い奏ちゃんはモテモテ。毎日告られているそうで
「あ、あんた達…好きなんだったら、そんな嫌がることするのやめてあげれば?」
「う…」
あーあ。って声を上げながら、男子らは去って行った。全く…転校生なんだから優しくしてほしいわね。
と思いながら、私たちはお話をする。
「凪咲ちゃん!奏ちゃん!」
「星奈ちゃん。今、恋バナしてたんだけど…」
「え…いいな。参加させてよ」
実は、私と奏ちゃんは今まで恋バナしてた。
「あのね‥‥ココだけの話なんだけど」
奏ちゃんが話を切り出した。
「実はっ‥好きな子が居るんです!」
「ふふ‥‥そうなんだね。いいじゃん」
さすがだな。星奈ちゃん。私みたいに、驚きの声を上げずに冷静
「で、誰なのかな?」
「そそそそれは言えませんって!」
「へぇ~?」
慌てる奏ちゃんに、追及していく星奈ちゃん。そして、その様子をニヤニヤしながら見ている私‥
なんか、シュールな光景だな。
「オイ。そこ何話してんの?」
「‥湊君」
星奈ちゃんのカレシさん。湊君が乱入してきた。
「何の話かは、絶対言いません!」
「昨日もだったな…酷いよ星奈!」
「2人とも…ケンカはダメだよ」
奏ちゃんが、注意をしてくる。
「ちぇ…ズルいな。次は教えてもらうからな!」
そう言い残して、湊君は千歳君やアルト君の方に。
「で、誰なの?」
「それは言えないよ。ヒミツだからね?」
私と星奈ちゃんは気になりすぎる心を抑えて、改めて他の話に戻った。
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