コメディ・ライト小説(新)

Re: 始発線は終点をしらない ( No.41 )
日時: 2022/09/10 22:22
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

第41話「早速準備に取り掛かります!」


俺は湊。
なんと、奏の一案が採用されて、変な方向に学園祭の出し物が決まってしまった。
しかも、役者は俺ら男子。ああ‥どうしよう。と男子で悩んでいるところだ。

「アルト‥ほとんどはお前に任せる。」
「ダメだよ千歳。美央の女子への恨みがヤバいよ!」
「人気者で彼女いるって、辛いよなぁ」
「湊。お前こそ天才の人気者。星奈がいるじゃないか」

と、たわいのない、多分ずれてる話をしながら俺らは雑談をしている。
というか、あのおとなしそうな見た目の奏が、添い寝屋なんて言うのは予想できなかった‥

「星奈がいる‥‥まぁ、そうだな。千歳の相手は音楽の天才、凪咲だけどな」
「ああ。そうだな。言われてみれば、3人とも彼女が特殊な奴ばっかりだ」

千歳の言う通り1人は「文武両道の天才」であり1人が「音楽のプロ」であり1人が「気が強い清楚」だもんなぁ‥

「そこ、何話してるの?ちゃんとしてよ」
凪咲に厳しく注意され、俺らは話し合いに参加する。

「でねぇ‥今考えてるのは費用のこと。一応学校からも出るけど、それだけじゃあ足りない場合もあるでしょう?」
「確かにそうだなぁ‥添い寝屋だったら、めちゃくちゃ準備に取り掛からなきゃいけないんだぞ」
「そうなんだよぉ‥アルト君の言う通り~」

なんだか、美央が最近アルトと付き合い始めてから、ふわふわとした物言いになったのは気のせいなのか‥?

そんな疑問も抱きながら、今日は計画を練るのをやめた。