コメディ・ライト小説(新)

Re: 始発線は終点をしらない ( No.45 )
日時: 2022/09/11 22:27
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

第45話「学園祭の前夜に」


私は奏です。なんと、私の意見が採用されて‥学園祭での出し物になってしまいました。
ですが、嬉しい気持ちもありますので、頑張って運営を営みたいと思っています!

「みんなおはよ~」
「湊君おはよ~ 相変わらず、元気だね」
「星奈こそ、来るの早いって」
「湊!一番最初に着いたのはこの俺だぞ?」
「アルト君一番最初に着いたの?凄い…」
「わ~…美央ちゃん凄いアルト君にベタベタ」
「少し引くな…」

そうして、いつものように皆で学校に行きます。
ですが…今回は学園祭の前の日。
大体のことはできているのですが、私は緊張が増しています。

「よし、学校付いた~」
「授業だるそうだな」
「仕方ないって…」

男子組は、一段飛ばしで階段をのぼりながら早々と教室へ向かっています。
それにくらべて、女子組は話しながら普通に進んでいます。

「そういえばさ‥奏ちゃんの好きな人って、何組なの?」
「えっ!?」
「確かに、気になるね~」

星奈ちゃんと凪咲ちゃんに両脇から言われて、戸惑う私。

「きゅ、急に聞かれても困りますよ‥ちなみに、2組ですけど」
「2組?だったらチャンスあるね~」
「確かにね。応援するよ」

そう言われたら、後には引けなくなってきました!
湊君、星奈ちゃん、千歳君、凪咲ちゃん、アルト君、美央ちゃん
6人が恋愛を大成功させたのですから、私も頑張らなければいけません!

そうして、私の決意が固まって‥
学校が終わりましたのですが、急にアルト君が言い出したんです。

「なぁ‥みんなでお泊り会しないか?」
「お泊り会!?したいよ‥めちゃくちゃしたいっ!」

と、美央ちゃんがすごく押したので…することになりました。
ちなみに家は星奈ちゃんの両親が出張で、1年間ほど帰らないので星奈ちゃんの家ですることに。


ピーンポーン

私たちは、星奈ちゃんの大きくて広い王宮みたいな家に入りました。


「いらっしゃい!楽しんでね」

そうして、学園祭前夜のお楽しみなお泊り会が始まりました‥!