コメディ・ライト小説(新)

Re: 始発線は終点をしらない ( No.47 )
日時: 2022/09/12 21:34
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

第47話「学園祭の前に肝試し」

俺はアルト。さっき、星奈がみんなで心霊スポット行こうって言ったんだよな。
なんで、学園祭を目の前にして心霊スポットに行くのかが謎なんだが。
まぁ、そんな経緯いきさつで、今こうして行ってるわけ。

「アルト君っ‥‥怖いよぉぉぉぉ!もうなんで行くことになったんだよぉぉぉぉ!」
「ほら見ろ。美央が逆に怖い」

そうして、俺は幽霊やおばけなんかよりも、美央を少しだけ怖がりながら、心霊スポットへ向かった。

「はい!着いたよ。ココが心霊スポット」
「ココが‥‥自殺者のいる‥‥橋‥‥」
「大丈夫。噂だからね」
「噂でもダメなのぉぉぉ!アルト君助けて‥‥!!!」

そうして、泣きじゃくる美央‥‥可愛いけどウルサイ。

「ひえっ‥‥今にも死体が出てくる感じがしますっ!」

いつも冷静な奏でも、めちゃくちゃ怖がってる。
しかも、千歳と凪咲に関しては‥‥慣れているかのように観察してる。もしかしてマニア!?

「湊君、大丈夫?」
「だだだだだだだだいっじょうぶっっ!」

湊は、星奈に話しかけられてもめちゃくちゃ噛んでるし、怖がってる‥‥
心霊スポット大嫌いなんだな。

「皆、つまらないでしょうけど‥‥みんなの安全のため、帰りましょう?」
「早く帰ろっ!ね?」

そう、美央が言った時。

「お前ら‥‥何してるんだ?」
「ひゃぁっっっっ!!!」
「誰だ貴様!?美央は渡さない‥‥」

と、俺が言ったら。

「あ、アナタは2組の‥‥」

奏が言った。
2組の誰だ!?同じクラスだが。そうして、よく見てみると‥‥