コメディ・ライト小説(新)

Re: 始発線は終点をしらない ( No.59 )
日時: 2022/09/20 16:07
名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)

第59話「奇跡の出会い」

「なっ‥‥なんで、あんなところに!?」
「ダ‥ダメですか‥?ゴメンなさいっ」

俺は蒼李。なんなんだろうな…奏が可愛すぎてヤバいくらいだ。
上目遣いで泣きそうな、可愛い過ぎる顔で言われたら誰も断れないくらいだけどな…っ

「いや、全然言ってもいいぞ」
「わっ…ありがとうございます!」
「でも、あそこって‥」

奏の指さしたところは

「はい!ボウリング場です!」

そう、ボウリング場。なんでも、奏が大の得意だそうで‥小さい頃からボウリングを練習していたんだとか。しかも大会にも出たらしいな。

「ボウリングか、面白そうだな。腹ごなしにもちょうどいいし」
「私、久しぶりなので…わからない所があるかもです。教えてくださいね‥?」
「もちろんだ。俺も奏と同じく、大会にも出たことがあって得意だな」
「わぁ、それは頼もしいですね!頑張りましょう!」

そうして、俺たちはボウリング場に向かった。



「ん、着きました」
「このボウリング場、小さい頃に来たことがあるな!」
「へぇ‥そうなんですね。では、行きましょうか!」

俺たちは、普通のボウリングコースがあるところへ向かった。
試合とかは、1時間後くらいにやるってのが予定。

「‥‥‥っ‥‥!」

『ストライク!!!!』

この文字が浮かび上がる。
なんとか、一番最初はストライクだったが、ここからが真剣だな。

「ハァっ…!!!!」

『ストライク!!!!』

どうやら、奏もストライクだ。
だが、周りからの視線が気になる。
実はここ、ストライクになることは滅多にない激ムズコース。あるカップルがいきなりストライク何て、珍しいって思って視線がこっちにそよいでるんだろうな。

『ストライク!!!!』
「ストライク!!!!』

となりから、2つのストライクの画面が見えた。
どうやら、となりの2人も中々強敵らしい…

「蒼李…君。あの2人を見てくださいっ…」
「ん‥‥?あいつらって!?」

俺たちの視線の先にいたのは‥‥

「2人とも‥‥やっと気づいたな。」
「気づくの遅いよ‥でも、こうやって会うのは偶然だぞ?」

イタズラな無邪気な笑顔でこっちを向いてるのは‥‥

「湊!?」
「星奈ちゃん‥‥?」

湊と星奈だった。




(らるから謝罪:900文字を超える長文となって誠に申し訳ございません。)