コメディ・ライト小説(新)
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.60 )
- 日時: 2022/09/21 16:44
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第60話「競争の行方は」
私は星奈。絶賛ボウリング中。
「どうして、二人が...?」
「普通にデートだが」
「偶然って言ったでしょ?」
「...そういうことにしとくか」
何で私たちが疑われなければいけないのか。
しかし、ここで会ってしまったということは、スコアで勝負が世の情け。
「残りの回数でどっちがスコアを伸ばせるか勝負よ!」
「...分かった」
「星奈、くれぐれも熱くなりすぎないようにな」
早速ゲームを開始。
序盤から蒼李くんはストライク。流石と言ったところね。
「ふっ!」
「湊くんも負けず劣らずね」
「蒼李くん、頑張って...!」
お互いに一歩も譲らない状況。スコアは同点、だけどストライクを狙えれば勝機はある。
「私が出る」
「星奈が?順番はまだのはずだろ?」
「いいの。私にはやらなきゃいけない使命がある」
「ああ、この人ガチだ」
深く息をする。全神経を統一させて、ボールを放った。
「えりゃぁぁぁああ!!!」
「ホントにボウリングやる人の気迫かよ」
コースはピンの真ん中。完全に決まった、誰もがそう思っただろう。
ピンは残り一本なのに....。
「あ」
「...や、やった」
倒れなかった。すなわち、私たちは負けた。
向こうはストライクを決めて、ギリギリの勝利をおさめた。
「...ちっくしょおぉぉぉぉ!!!!」
「そんなはしたない言葉使わない」
こうして、私たちのボウリング勝負は敗北に終わった。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.61 )
- 日時: 2022/09/21 19:45
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第61話「初めての負けの味」
私は星奈。
経った今‥奏ちゃんと蒼李君コンビに、ボウリング対決で負けてしまったわ‥!
「あーあ…負けちゃった。ゴメンね。湊君」
「別にいいだろ。星奈こそ、たまには負けることあるだろ」
その問いに答えずに、私は奏ちゃんと蒼李君のところへ歩み寄った。
「2人とも、流石プロ級ね。負けるのは当たり前かもしれないわ」
「ううん。星奈ちゃんも強かった!最高の勝負‥でした」
「そうだな。俺も本気を出してしまったよ」
2人と会えてよかったな‥って今更思う。
でも、なんで倒れなかったんだろうな。私の計算では絶対に倒れる計算なのに。しくじった?
「でも‥俺は負けるのは久々だな」
「私も。いつも絶対誰だろうが勝ってたから」
…………あの2人が負けたことがある‥?
「嘘‥でしょ」
「星奈?どうかしたか!?」
「‥ううん、湊君。何もないよ‥」
「嘘」と思うけどこれは真実。
「じゃあ、そろそろ帰ろうか!」
「そうだな、奏。楽しかったぞ」
「ええ‥私も楽しかったわ!」
「今までにない最高の勝負だなっ」
そうして、笑顔でみんな帰って行ったけど‥
「星奈、さっきの問いの答えは何だ?」
「気になるよ。星奈ちゃん」
「様子がおかしいぞ?」
ああ…あのことだね。
「私ね‥テストの点数とか、運動系の勝負。学園祭の時もさ、ちゃんと景品とったじゃない」
「確かにな。わからないところは教えてくれたり、運動神経抜群で‥学園祭もほとんど星奈がやってた」
「天才の本気かもね」
「同感だ」
‥ありがとう。
「負けるの、初めてなの」
「‥‥‥えっ」
「だから、ボウリングで負けるのも全部含めて初めてだよ」
この初めての負けの感じ方は、やっぱり‥悔しいけど嬉しい気持でもあったな。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.62 )
- 日時: 2022/09/23 17:41
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第62話「家に居よう」
俺は湊。ニュースは秋雨前線だの台風だので、テレビの画面は埋め尽くされていた。
そんななか、なぜか俺の家に集っていた。
「やっぱここが落ち着く~」
「あのなぁ、人ん家なんだからもっと遠慮しろよ」
「そうだよ、ここは湊くんの家なんだから」
「言動と行動を伴わせてくれ凪咲」
とまあ、こんな感じ。
俺の家に集まるのは珍しいことではないのだが、台風が接近していて外はゲリラ豪雨が続いている。
「それにしても、全員両親が出張で居ないとはな」
「とんだ偶然だ」
「千歳、とりあえずお前はそこから降りろ」
「アルトくんアルトくんアルトくんアルトくんアルトくんアルトくんアルトくん...」
「...今日も美央ちゃんは平常運転ですね」
「奏ちゃん現実から目を逸らしちゃいけない」
アルトの言うと通り、全員両親が出張なのだ。例に漏れず俺も。
そしてこの台風のなか、それぞれで散らばると危険ということで俺の家に集まった。...別に危険じゃない気がするんだよなぁ。
「うわあ、雨強くなってきたな」
「よし蒼李、お前が一番最初に気付いたからお前が行ってこい」
「どこにさ」
「外に決まってんだろぉぉぉ!」
俺のテンションは十分おかしいが、子供は低気圧が近づくとテンションが上がるのは周知の事実。つまり俺も子供!
ということで、蒼李を外に放り出した。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.63 )
- 日時: 2022/09/23 18:13
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第63話「ゲームの始まり」
私は星奈。
今、湊君によって蒼李君がベランダから外に放り出されたの。
失礼だけど‥少し笑うわね。
「湊っ!?お前お遊びにもほどがあるぞ!」
「これが、家にいる時お馴染みの罰ゲーだな!」
まぁ、ここで助言しておきますか。
「湊く~ん」
「なんだ?星奈」
「蒼李君に何かしたらさ、奏ちゃんが黙ってないよ?」
「‥‥‥あっ‥」
湊君が気付いた時には遅かった。
奏ちゃんが、顔をしかめながら
「湊君、酷すぎですよ‥悲しいですっ」
「ゴメンって、奏!」
「奏、アリガトな‥」
「いいんです。蒼李君、濡れた髪を乾かしてきてくださいね」
「ああ」
さすが新・カップルね‥信頼感が違うわ。
まぁ、もう1組のバカップルは置いといて。
「ねぇ、みんな。1つ提案があるんだけど」
凪咲ちゃんが、話を切り出した。
「凪咲の考えることは、いつもカップルにありがちが事ぐらいだがな」
「ちょっと、千歳君。酷いでしょ‥それは」
こちらはひねくれ者と、おてんば娘のカップルです。
つりあってそうだけどな‥
「で、なんなの?」
「よくぞ聞いてくれました、星奈ちゃん。今からみんなでさ、人狼しない?」
「人狼‥ってなんですか?」
「そっか、奏ちゃんは知らないんだね。じゃあ、ルール説明をするよ。」
~人狼ルール説明~
①まず、人狼陣営と村人陣営のカードを混ぜる。
②そのカードを1人ずつ引いていく。
③自分の役職は言わずに、引いたら手元に持っておく。
・村人陣営が勝つには、人狼陣営の全員を処刑すること。
・人狼陣営が勝つには、村人と人狼の数が同じになること。
~役職~
・ゲームマスター {だれがどの陣営でどの役職か知っている。ゲームの進行役}
・村人陣営・村人 {普通の何も持たない役職。話し合いで人狼を充てていくだけ}
・村人陣営・占い師{毎晩1人だけプレイヤーを選んで、その人がどの役職化を占える。
・村人陣営・霊媒師{人狼の人数と、前日に処刑された人が人狼かどうかを把握できる。ゲーム信仰の鍵を握る役職。人狼が「自分が霊媒師」と嘘をついた場合は、本物と共に嘘をついた人狼を処刑できるやり方もある}
・村人陣営・狩人 {人狼から1人のプレイヤーを守る役職。連続でと自分を守ることは不可能}
・人狼陣営・人狼{毎晩1人のプレイヤーを襲ってリタイアさせる役職。正体を隠しながら村人陣営の人数を減らしていくだけ}
・人狼陣営・狂人{人間だが人狼陣営に協力する裏切者。占い師や霊媒師に占われても人狼判定が出ないため、招待を隠しながら村人陣営を混乱させていく}
④そして、話し合いをして投票する(1日目はしなくてもよい)
⑤投票し、全員が同じ人に投票していたらその人は処刑。
⑥最後に、生き残ったのが村人陣営であったら村人陣営の勝ち。人狼陣営であれば、人狼陣営の勝ち。
「っていうゲームよ。それでは、始めましょうか‥カードは私が持ってきてるから。」
それで、今から人狼をすることになった。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.64 )
- 日時: 2022/09/25 17:52
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第64話「人狼の世界はハードモードです」
私は凪咲。ついに人狼が幕を開けた。
「それじゃあ、まずはカードを引くんだけど...」
「だけど?」
「原則として、私がゲームマスターです!」
突如、雷鳴が稲妻と共に鳴り響いた。
え、待って何でみんな悟った顔してるの。
「終わった...」
「ああ...役職バラされそうだな」
「何で私に対する信頼が薄いの!?」
「それは...日頃がねぇ?」
何か、悲しいな。
それは置いておいて、早速カードを引いてもらおう。
「さ、順番決めて引いちゃって」
順番は、奏ちゃん→美央ちゃん→アルトくん→湊くん→蒼李くん→千歳くん→星奈ちゃん、となった。
何か、星奈ちゃんは悔しそうだけど美央ちゃんはご満悦...。
「やった、アルトくんと一つ違いだ...」
「ダメだこりゃ」
「じゃあ、奏ちゃん。引いちゃって」
「は、はい...!」
一通り引き終えたところで、いよいよゲームのスタート。
「それじゃあ、人狼の人は手を上げて」
「はい」
「ん~!?ちょっと待った!!」
一斉に状況を察知し、顔を上げる。
何があったかというと、奏ちゃんが返事をしてしまい、このまま続ければ村人陣営が圧勝してしまう何とも見応えのない人狼になってしまうところだった。
「...仕切り直し?」
「そうだね...」
「ご、ごめんなさいぃぃ...!!」
こうして、カードを引くところから始まるのであった。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.65 )
- 日時: 2022/09/25 18:23
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第65話「簡単な人狼でも難しい」
「ああ、皆さんゴメンなさい、やってしまいましたぁっ」
私は奏です。今みんなで人狼をやっている途中なんですよ‥‥
「ドンマイ、奏。」
「蒼李君‥ありがとうございます」
「とにかく、簡単な人狼でもやるか?」
千歳君の提案により、難しい方ではなくて簡単な人狼をすることになりました。
ルールは、普通にカードを引いて話し合い。そして、夜になって、誰かが殺されて。を繰り返します。
「はい、じゃあもう一回私がゲームマスターね!」
「不安だけど、いいわよ。」
「星奈に同感。」
「湊君に星奈ちゃん意地悪‥‥まぁいいや、引いて~」
で、カードを引く順番は。
まず私です‥‥さっきと同じ。
「じゃっ、じゃあこれにします」
次は、星奈ちゃん。
「2番目とはご満足。」
そして美央ちゃん。
「これにしよっ」
湊君で…
「緊張する‥‥」
そして、アルト君。
「このカードは、いいような悪いような‥‥」
その次が千歳君です。
「‥‥‥最悪だ。」
最後は蒼李君ですね。
「最後にしては上的なカードだな。」
「というわけで、第一回人狼大会はじめま~す!
まず、皆さん目をつぶってください。」
みんな、凪咲ちゃんの指示に従って目をつぶる。
「じゃあ、人狼の人、眼を開けてくださいっ!誰を殺しますか?」
わたしではないな。
「では、村人の人目を開けてください。」
違うなぁ。
「では、占い師の人、目を開けてください。誰を占いますか?」
やっとだ!
そして、私は目を開けた。
そうして、村人とか続いていって‥‥
「今日、人狼に殺されたのは‥‥」
一体誰なんだろう!?
全員役職一覧
人狼:湊・アルト 村人:星奈
占い師:奏 霊媒師:千歳
狂人:蒼李
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.66 )
- 日時: 2022/09/26 16:53
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第66話「こいつが確信犯です!」
「今日、人狼に殺されたのは...千歳くんです」
俺は蒼李。初っぱなから千歳が殺られた。
すると、湊が口を出す。
「まあ、妥当だろうな。霊媒師要らないし」
「あはは...」
「おい湊、どういうことだ」
...湊、その発言は怪しいぞ。
しっかし、湊が人狼だということは確定だが、あともう一人は誰か。
「それじゃあ、2日目スタートです。まずは話し合いから」
「俺は湊が怪しい」
「千歳くん、悔しいのは分かったから死人は首を突っ込まないで」
「シュン」
何でこいつ自分でシュンとか言ってるんだろう。
「私はアルトくn...」
「は?」
「...蒼李くんかな」
星奈お前絶対ビビったろ。
そうして、投票の話し合いが終わり、いよいよ投票...。
「それでは全員目を伏せてください。...」
んで、投票が終わり吊るされる人の発表に...。
「投票で処刑される人は...」
「...」
え、待って。ドラムロール聴こえるんだけどそっちの方が怖いわ。
「...湊くんです!」
「...え?俺ですか?何で全然怪しくなかったじゃん」
「いやむしろめっちゃ怪しい感じだったけど。ね、奏ちゃん?」
「え?あ、はい!」
奏絶対話の流れ分かってなかったよ。
...つーかこれ、俺たちヤバいのでは?
現時点での生存者・死亡者
人狼:湊(死亡)・アルト 村人:星奈
占い師:奏 霊媒師:千歳(死亡)
狂人:蒼李
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.67 )
- 日時: 2022/09/28 20:00
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第67話「勝敗」
(‥‥残り、人狼俺だけだ。終わった。)
俺はアルト。今、人狼してるところだ。
だけど、今さっきもう1人の人狼・湊がやられて絶望していたところ‥‥
「へぇ‥‥湊君は人狼だったんだぁ~」
「星奈ちゃん、怖いよ‥‥」
これは、凪咲に同感だな…
「とにかく、続きするぞ。」
「はいっ!じゃあ、眼をつぶって~」
みんなが目をつぶる。
「人狼の人、誰を殺すかな?」
‥‥誰にしようか‥‥じゃあ。
「星奈だ。」
とこっそりいう。
「はい、じゃあ__」
と続いて。
「今回、殺されたのは星奈ちゃんです。」
「嘘っ、私!?」
ふぅ‥良かった。
「じゃ、投票ターイム!」
「俺はアルト。」
「同じく~」
「そうだな。」
「え、」
全員に投票された俺。
「じゃ、アルト君出火ぁ!」
「‥‥‥俺は人狼だ。」
これで、もう勝敗はついた。
【感謝】
らるです!お久しぶりですね(?)
本題に行きますが、『600』回覧ありがとうございます!感謝です!
ココまで頑張った甲斐がありました。これからもお願いします!
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.68 )
- 日時: 2022/09/29 18:01
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第68話「人狼陣営終了のお知らせ」
俺は蒼李。人狼の決着がついた。
「ということで、村人陣営の勝利でーす!」
「やったぁぁぁ!!!」
「くっそ、負けた...千歳ごときに...」
「ちょっと待て俺のこと遠回しにディスるのやめろ」
結果、俺たちは負けてしまった。主に湊のせいで。...でも、人のせいにするのは良くないし、今回は計算外ということで。
すると、凪咲がニコニコ笑顔で喋る。
「負けた人狼陣営には、この激辛カップ焼きそばを食べてもらいます」
「蒼李くん、強く生きてください...!」
何かすげー俺本能がダメって言ってる。
確かに、辛いものは得意じゃないがそれなりに好きだ。
「でもこの焼きそばは一つしかないので、ジャン負けで代表者を一人決めてね」
((負けられない闘いがここにある...!))
うわー、あの二人からとてつもないエネルギーを感じる。
「最初は」
「「「グー!じゃんけんポン!」」」
蒼李:グー アルト:グー 湊:チョキ
「なん...だと...!?」
「勝負あったな」
「湊、頑張れよ」
「クソッタレがぁぁぁ!!」
ニコニコ笑顔で凪咲は、キッチンへ向かった。
...湊、調子乗りすぎたな。
【感謝】
ぷれです。お久しぶりですかね。
僕の見ない内に閲覧が600を突破...!ありがたい限りです。
カキコサボり気味だったので、皆さまにより面白いストーリーをお届けできるように、精進して参ります。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.69 )
- 日時: 2022/10/01 17:09
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第69話「青春の半ば。」
「あ、そろそろ夜になる!」
私は美央っていいます。さっきまで人狼してたんだ。
で、今は夜になりつつあるところ。夕ご飯の準備しなきゃな。
「からっ・・!?辛すぎるってぇ!?」
「辛いのは当たり前だろうが。」
「でも、星奈のため‥っ」
‥湊君とアルト君のやり取りは、10分前までさかのぼる。
「さぁて、激辛カップ焼きそばできたよ☆湊君どーぞ!」
凪咲ちゃんが言った。
「え、無理だって。マジで、もう無理無理無理!負けたから食べるって理不尽!」
といって、中々食べないのでどうしようかって悩んでたんだ。
そうしたらね・・
「あの…星奈ちゃん。」
「ん、奏ちゃんどうしたの?」
「湊君が食べるのに、1つだけ方法があるんです。」
って奏ちゃんがある意見を出した。
「え、奏ちゃんホント!?」
「はい、凪咲ちゃん。ですが星奈ちゃんじゃないとできないことです。」
「私しかできない事?」
星奈ちゃんしかできない事らしいんだ。
「まぁ、星奈に任せる。」
「千歳に同じく。」
って千歳君、アルト君がいうから、聴いてみたんだ。
「それはですね____」
「えっ‥それ恥ずかしいよっ‥」
「大丈夫、星奈ちゃんならできるよ。」
凪咲ちゃんに背を押されて、湊君の所へ行く。
「あのっ、湊君‥?」
「なんだ?星奈。」
「お願いっ‥私のために頑張って食べてくれない?そしたら私、もっと湊君の事好きになるし、自分も頑張れるんだ‥だから、湊君にお願いしたいの。食べてくれなきゃ、彼女やめるかもっ‥」
これは‥星奈ちゃんが絶対言わない様な事、だね。
でも、女子の私でもめちゃくちゃ可愛いよ。
上目遣いで、顔赤らめてるけどもう星奈ちゃん付き合ってなかったら男子一発で一目ぼれレベルだから。星奈ちゃん元々美人だもんなぁ‥
でも、私はアルト君一筋ですからぁ♡ アルト君に気に入ってもらえればそれでいいんだぁ♡
「よしっ!俺頑張るよ、星奈のために!」
「わぁ!ありがとう‥私とっても嬉しいよ、頑張ってねっ!」
『パクッ』
「から・・!?辛すぎるってぇ!?」
「辛いのは当たり前だろうが。」
「でも、星奈のため‥っ」
って訳だよ‥って、アルト君どこだ‥!?
「美央~」
「あっ、アルト様!」
「いつから様呼び?」
「今ですけど‥」
やっぱり、私はアルト様一筋!この方以外にあり得ない。
別の女子は許さないからね☆
「千歳君!ちょっと聞いて?」
「なんだ?」
「宿題教えて貰いたいんだけど。」
「星奈にでも聞いたらどうだ?」
「ダメっ‥千歳君じゃないとダメなの。」
ふふ‥凪咲ちゃんも可愛いなぁ。凪咲ちゃんは、美人っていうか可愛いタイプだし‥
千歳君は完璧なるツンデレ様。ひねくれ者って言われてるわけが分かる~ でも、仲間思いでカッコいい。
「‥じゃあ、教えてやる。」
「アリガトっ!」
さぁて、奏ちゃんと蒼李君どーこだ?
「奏~」
「な‥なんですかっ!?」
「今日一緒に寝ようぜ?」
「ふぇっ!?一緒に‥私が?」
「ああ。ダメ‥か?」
「ももももちろんですっ!断るわけないですよ!」
奏ちゃんはほんわかタイプ。ふわふわする清楚系な可愛いコだよね。
蒼李君はド直球タイプ‥。言いたいことをズバッという感じの人。
「ふぅ‥心の中でみんなの説明も疲れたな。自分にお疲れ様。」
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.70 )
- 日時: 2022/10/02 18:44
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第70話「布団が足りない件」
俺は湊。外の雨も強いし、俺の家でノープラン宿泊が開催されることになったのだが...。
「あるぇ~?布団が足りんぞ~?」
「は?」
「まあ俺はベッドで寝るから...それでも足りんな~」
「チャンス!ねえ、それぞれのカップルで寝ればいいんじゃない?」
なるほど美央、名案だな。...ん?カップルで寝る?
俺は全てを悟った。そして、他のみんなも。
「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?????」
「う~ん、ダメ...かな?」
「美央絶対狙ったよね」
「うゅ?何のこと?」
「というわけだ、ここは大人しくそうしよう」
何かアルトちょろくね?
とはいえ、ちょっとマズいんじゃないすかね~?思春期男子を女の子と寝かせるのは。
「ん?千歳くん、もしかして照れてる~?」
「ギクゥ!?そ、そそそそそそそんなわけないだろ?俺が照れりゅとか...」
「やっぱこいつ照れてるわ」
「千歳くんって結構可愛いよね」
こいつが?ないないないない。だって愛想なさすぎて友達ほとんど居なかったんだよ?ほぼ顔面偏差値の高さとスタイルの良さで、人気勝ち取ってきたもんだよ?
「何か、湊にディスられた気が...」
「キノセイダロー(棒)」
「湊くん、棒読みになってます」
さて、夜はこれから長くなりそうだ。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.71 )
- 日時: 2022/10/07 19:42
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第71話「中々寝れない夜」
オレはアルト。なんと布団が足りないことで美央と2人で寝ることになった。
美央が可愛すぎてなんとも言えない状態なんだけど…
オレはここからどうしたらいいんだ…!?
「アルト…君…」
「なんだ?」
最近、美央がハチャメチャ女子じゃなくて、元々の清楚で大人しい可愛い女子に戻ってきてるんだよなぁ…
「エアコンのリモコンってどこ?寒いんだけど…毛布が薄すぎるし。」
「確かにちょっと冷えてるなぁ‥リモコンどこいった…?」
2分くらい探したけど、全然ないリモコン。
「全然ないな。どうしよ。」
「じゃ、じゃあ…」
と美央が言って、何をするのかと思ったら‥
「み、美央!?」
「えへへ‥ハグしちゃった。これで寒くないからいいかも‥」
暗闇で分からなかったけど、美央は耳まで顔が赤くなってたことが分かった‥
‥やっぱりうるさいところもあるけど可愛いな。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.72 )
- 日時: 2022/10/08 15:43
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第72話「お化けが出る?」
俺は湊。現在シングルベッドで二人で寝ている状態だ。
(ぐぅ~...狭い)
流石にシングルベッドで二人は狭い。星奈に7割を譲っている状態なので、かなり狭い。
というか星奈ぐっすりなんだが。
「...」
「すぅ、すぅ...」
小さな寝息を立てながら、星奈は寝ている。
そして俺は、とてもトイレに行きたい。今にも膀胱が破裂しそうなほどに、尿意がヤバい。
俺は、起こさないように静かにトイレへと向かった。
「アアアアアアアア!!漏れるぅぅぅ!!(小声)」
トイレのありがたみを知った瞬間だった。
スッキリして、部屋に戻ろうとすると、俺じゃない足音が聴こえた。
部屋に居る人も疑ったが、爆睡状態だったのであり得ない。
(こっちに来る...!?)
息を殺し、その場にうずくまる。
早く去ってほしいと祈りながら、小刻みに体を震わせていた。ビビってるとかじゃねえし、武者震いだし。
しかし、祈りは通じなかった。
「おーい、湊___」
「イヤァァァァァァァァァァァ!!!!!」
終わりだと思った俺は、声を上げて部屋に向かって走った。
階段に足をぶつけたが、パニックで痛みなど分からない。
「ウワァァァァァァァァ!!!」
「うるせえ!!!」
俺は千歳が投げた枕により、冷静さを取り戻した。
それにしても、一体何だったのか。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.73 )
- 日時: 2022/10/13 19:13
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第73話「朝」
「おおおおおはよっ」
「湊君?おはよ。遅かったね。」
「星奈。お前のせいで寝れなかったんだから‥」
「ええ?そんなこと知らないから」
俺は湊。昨日は星奈と寝て、トイレに行ったら超絶ハラハラ・ドキドキのホラースポットだったんだから、全然寝れなかったんだよ!
「お二人とも、朝から元気で何より。」
「元気すぎて笑えるけどな」
「朝ごはん、出来てますよ~」
「奏の飯美味しいもんなー」
凪咲と千歳に俺は笑われてるし‥
奏と蒼李はラブラブだし‥
「…………」
「…………っ‥」
と、美央とアルトはなにかあったのか、元気なさそうにしているしな‥
少し心配だ。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.74 )
- 日時: 2022/10/15 13:34
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第74話「色々あったんだよ」
俺はアルトだ。まあ、ちょっと昨日色々あったのだが...。
「?二人とも、食べないの?」
「え?ああいや、食べるよ」
「うん、食べよう?」
遡ること5時間前...。
俺と美央は、少し眠れず水を飲みにキッチンに行った。
「ん?あれ、湊か?」
「みたいだね。...あ、トイレ入った」
割りと長いこと入っており、俺たちは最早忘れかけていた。
湊がトイレから出たタイミングで話しかけたのだが...。
「おーい、湊___」
「イヤァァァァァァァァァァァ!!!!!」
そのまま奇声を上げながら、部屋へと戻っていった。
というわけなんだが、中々言い出せる状況じゃなくて、俺たちは罪悪感に駆られている。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.75 )
- 日時: 2022/10/26 16:21
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第75話「久しぶりの学校」
「久しぶりの学校ですねっ‥!」
私は奏です。今日は休み明けで、久しぶりの学校があるのです
ですが、お泊り会は終わっていませんよ。
「そうだな。クラスのみんなに会うのは嬉しいけど、授業は普通にイヤ。」
「湊君?そんなこと言うんだったら放課後残り、私がプラス1時間授業するわよ?」
「ふふっ‥湊君と星奈ちゃんも相変わらず。」
「凪咲に同感だな。」
「俺は美央が清楚に戻ったのが嬉しい‥」
「アルト君、今までそうじゃなかったって言ってるみたいになるんだけど…」
まぁ、なんやかんや喋りながら私たちは学校に着きました。
「おはようございます」
と、声を揃えながら言う私たち。
「皆さん、朝から急ですが明日から___」
先生が言った事とは…?
(更新遅くなってしまい、申し訳ありません。Byらる)
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.76 )
- 日時: 2022/10/28 18:55
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第76話「何か数学の授業ってさ」
「___で、この証明が成り立つわけ。じゃあこの辺ABと平行な辺は?えっと...湊」
「...起きて」
「グボァ!?」
俺は湊。あまりの三角形の証明の難しさに、爆睡していた。まあ、星奈が脇腹にシャーペンを刺したお陰で、目は覚めたが。
平行?なにそれおいしいの?
「湊~?これだぞ~」
「...辺ED」
「辺EDです!」
「その通りだな。この図を書けないと、テスト厳しいぞー」
何とか星奈が答えを言ってくれたお陰で、公開処刑は免れた。
星奈が居なければ、俺の頭脳は輝かないのさ。
「それただ私が答え言ってるだけじゃない」
「なぜバレたし!というか何で心読めてんの!?」
「声に出まくってたよ」
「何だってぇぇぇぇぇ!!??」
「お前らー、うるさいぞー」
周囲が俺たちに対して爆笑する。まあ、アルトに関してはかなり肩を震わせているが...。
(非常に遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。by ぷれ)
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.77 )
- 日時: 2022/10/30 17:18
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第77話「ハロウィンパーティーの準備」
「という訳で、ハロウィン明日だからハロウィンパーティーが学校であるらしいんだよなー。
だから、仮装してきてもいいしお菓子持ってきてもいいから、12時に学校集合で。はい、終わり。」
私は凪咲。今の訳の分からない先生の説明。皆は意味わかったのかな?
とーにーかーく!ハロウィンパーティーがあるから明日、12時学校集合とのことで。
急にハロウィンパーティー!?って言われても‥の話なんだけど。
「どうしよ‥仮装ってしなくてもいいんだよな?」
「でも‥した方がいいんじゃないのか?」
「私、実はするつもりです‥恥ずかしいけど。」
「奏がするなら俺もする。」
「え、蒼李君!?」
と、帰り道はハロウィンパーティーのことで盛り上がる私以外の7人衆。
「みんな、湊君ちでハロウィンの仮装用意しない?買ってきてもいいから。」
と、提案した私なんだけど、
「いいじゃんっ、凪咲。」
「同感です。やりましょう!」
「おー…やろやろ!」
「凪咲ちゃんいい案~もちろんやるよ~」
と大好評。
「よし、始めるか。」
急に場が違って湊君ち。
役割分担を始めた私たち。
湊・千歳 買い出し
星奈 仮装の裁縫
凪咲・奏・美央 仮装準備
蒼李 お菓子準備
アルト その他手伝い
って感じになった。
さて、明日に間に合うのかな‥?
900回覧ありがとうございます。
ハロウィンが近づき丁度いいころに900回覧はとても嬉しいです。
皆さんの協力の末、1000回覧まで行くことを願っていますヾ(≧▽≦)ノ byらる
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.78 )
- 日時: 2022/11/09 17:46
- 名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)
第78話「買い出しって何買えばいいんだ?」
「んー...?」
「おい、何やってんだ湊。早く行くぞ」
俺は千歳だ。とりあえず衣装の装飾の買い出しを頼まれた。
しかし、このバカ___もとい湊のセンスに任せるのは非常に危険だ。
『俺も装飾考えるのか...』
「お前一番暇だろアルト」
「千歳...お前人選理由クソ過ぎ」
「黙れ。センスのないお前よりはよっぽどいい」
「んだと!?」
道理だろどう考えても。
その他の手伝いが一番暇であろうアルトに、助言をもらいつつ買い出しに向かう。
『まあまあ...それより、今どこに居るんだ?』
「家の玄関」
『...は?』
「家の玄k___」
『それは知ってる。何でお前ら出発してねーの?』
「どこいきゃいいか分からんから?」
アルトの溜め息がスピーカー越しに聞こえてくる。どういうことだ?
俺は溜め息をつく意味が分からず、ますます疑問が増える。
「おい千歳、いつまで居るんだよ」
『とりあえず100均行け。そんときにまたかけ直せ』
「ああ」
その会話を最後に、俺たちは家から足を出した。
1000回突破ありがとうございます。
散々作曲をしていたので、こんなことになっているとは...。
これからもよろしくお願いします。 by ぷれ
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.79 )
- 日時: 2022/11/14 17:11
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第79話「ハロウィンパーティー!」
「今から!ハロウィンパーティーを、はじめまーすっ!!!」
「いえーーーいっ‼」
俺は湊。今からハロウィンパーティーを始める。
何をするかはもう全部星奈にやってもらったから何するかはわからない。
「よし、まずはお菓子を食べる☆」
「は?」
凪咲がぶっ飛んだことを言い出して、見事にみんながハモる。
「お菓子食べよ!ほら、用意したよ!」
「え、あ…うん!食べよう!」
「フフフ…カオスね」
「むむ…このお菓子美味しいんですけど…」
「お菓子だったら美味しいのは当たり前だろ…?」
それはいいんだけど…意外とアルトが大食いだったんだよな・・
「みーなーと君?」
「どうした?星奈」
「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ?」
ッ‥星奈が可愛すぎる。
「ほっ、ほらよ…」
「むー……ありがと。」
そんなこんなでハロウィンパーティー終えた俺たちだった。
(ハロウィンパーティーっていってもハロウィン終わっちゃいましたねw
ゴメンなさい)
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.80 )
- 日時: 2022/12/02 19:49
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第80話「8人のキズナは永遠に」
「さっむ…なんでこんな寒いの?」
俺は湊。今、学校の下校中。
めちゃくちゃ寒くで凍え死にそうだ。
「寒いのは、この地球の交転と自転によるもの。地球が太陽の周りを回る公転の軸にたいして、地球全体が回っている自転の軸の方が少しだけかたむいてるんだよ。かたむたら、ある時期には太陽の光があんまり受けなくなる。だから、その影響で寒くなるわけ。」
と、長文開設したのは俺の彼女の星奈。
文武両道の天才学生。
「うわぁ、星奈ちゃん流石だね。」
「凄い分かりやすかった。」
これは「多分」地雷カップルでリア充カップルの凪咲と千歳。
凪咲は星奈に続くリーダータイプで女王様っぽい感じもあるけど友達思いのいい奴。
千歳に関しては、顔とスタイルだけで乗り越えてきたっていうヤバい奴。
「いつも通りだね。ね、アルト君」
「そうだな。やっぱこのメンツが一番!」
この2人は一番リア充の美央とアルト。
美央は前までアルトにべたべただったけど、最近清楚に戻った。
アルトは千歳と並んでめっちゃモテるが、美央が阻止してることから無くなった。
「確かに!このメンツ一番いいよなぁ。今までで一番最高だった。」
「一生皆で居たいですね!」
この二人は一番おとしやかで落ち着いてるカップル。
蒼李と奏。
残りの7人の中で、一番落ち着いていて信頼できる。
「おーい。なにぼぉっとしてるの湊君!」
「早く来いよ。家に着かないぞ!」
…このキズナは永遠に衰えることはないと俺は願う。
投稿が出来ていなかったので、つぎはぷれさんの番ですが、私が投稿しました。
せっかく、1000回覧突破したのでしみじみとした感じの80話です。
不定期でしたら、私が2連続で投稿するかもしれませんので。
それではこれからも応援おねがいします!
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.81 )
- 日時: 2022/12/24 14:00
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
キャラ紹介
式宮 湊/しきみや みなと
リーダー的存在。
勉強は大の苦手だが運動はとても得意。
ドジな時もある。
時々だが頼りになる時も。元気で明るくムードメーカー。
イメージカラーは水色
星奈のカレシ
北条 星奈/ほうじょう せな
しっかり者。勉強も運動もできる大秀才。
それに加えて、美人で大人っぽい。
少しせっかちな一面もあるが、常に皆を引っ張ってくれる。
イメージカラーは黄色
湊のカノジョ
呉信 千歳/くれのぶ ちとせ
ひねくれ者。勉強は苦手。運動は普通。
だが、勘の良さと顔の良さもあり、顔だけで人生勝ち組に乗っていると湊などに言われている。
湊とは幼馴染。恋愛とかには興味の欠片もない。
イメージカラーは緑
凪咲のカレシ
榎本 凪咲/えのもと なぎさ
おてんば娘。勉強も運動も平均Lv。
その代わり、音楽が大好きで大の得意。
ピアノでもなんでも弾ける絶対音感少女。
星奈とは幼馴染で大親友。友好関係も広い。
イメージカラーは黄緑
千歳のカノジョ
裏川 アルト/うらかわ あると
学年1の人気者。女子からも男子からも人気が高くモテる。
運動は湊と同じくらいできる。
クールで落ち着いている性格。
イメージカラーは赤
美央のカレシ
柊 美央/ひいらぎ みお
清楚少女。
勉強はそこそこできる。
人を信頼できる力を持っていて、皆のことを尊敬している。
美人というよりふわふわした可愛い少女。
イメージカラーはピンク
アルトのカノジョ
一ノ瀬 蒼李/いちのせ あおい
多重人格性者。
見た目は黒髪に金メッシュ。童顔。
勉強も運動もそこそこできる。
千歳と同じくらい冷静。
イメージカラーは青
奏のカレシ。
如月 奏/きさらぎ かなで
途中から他校から転校してきた落ち着いている清楚系少女。
常に敬語を使っている。
見た目はふんわりした感じ。ストレートの髪型。
優しいし可愛いが怖がり。
イメージカラーは白
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.82 )
- 日時: 2022/12/25 16:55
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第81話「メリークリスマス」
「つつつつつついにクリスマスだぁ!!!」
俺は湊。
今日はクリスマスだから、ケーキを食べれるから、プレゼント開封したから喜んでいる。
「湊君、凄い喜んでるわね。」
「こっちまで楽しくなるよ~」
「そうだな。クリスマスが此処まで楽しいのは初めてだ。」
星奈も凪咲も千歳も楽しそうだ。
勿論、俺が一番楽しいんだけどな!
「ていうか、どこいくの?」
そう聞いてきたのは美央
美央の通り、何処に行くかは決めていない。
「ここら辺に有名なクリスマスデートスポットとかないのかよ。」
「逆に此処がどこか分からないんだよ。」
言い合っているのは蒼李とアルト。
俺もわからないんだけどな。
「え、じゃあ私は蒼李君についていきます。」
奏もぶっ飛んだことを言っている。
時々奏は清楚なのに、美央と同じように常識はずれな事を言う(常識外れかは分からない)
「あのねぇ、アルト君と蒼李君。よく考えてみて。」
「は?」
「此処は日本のどこかだってこともわからないんだ~」
「凪咲―、煽りすぎだぞー(棒)」
「ちょっと‥凪咲ちゃんと湊君が煽りすぎ。」
「そうだぞ。2人とも。」
「楽しかったらいいんじゃない?」
「確かに、楽しければどんなことがあっても私は大丈夫です!」
俺ら、やっぱり出会ってから凄い日数が経ってる。
だからみんなのことを良く知れてる。
「今、ざっと計算したら私が湊君にあってから123日。つまり4か月と1日たったらしいわ。」
「恐るべし、星奈ちゃんの計算能力は……」
「奏ちゃんのリアクションも恐るべし。」
だけど、俺、星奈、凪咲、千歳があってから123日だとしても、
残りの4人と会ってからは…どうなるんだ?
「それでね、私たち8人が出会ってからは103日たったのよ。」
「そんなに!?」
「てか、なんで日数まで覚えてるんだよ‥」
「天才って、記憶力も天才なんですね。」
「奏ちゃんありがとう~」
‥あ、あれって!
「皆、見ろよあれ!」
「どうしたんだ?湊」
「あ、あれってクリスマスツリーじゃない?」
そう、美央の言う通りクリスマスツリーだ。
今までは、クリスマスツリーなんて1人か家族で見てたけど、
今年は違ったな…
「皆と見るクリスマスツリーはまた一段と違うね。」
「そうだな。凪咲の言う通りだ。」
「来年のクリスマスも皆で見れたらいいな。」
「確かに、皆で見るのはレア…特別だからね。」
「分かる!家族と見るのとまた違うし!」
「という訳でみんな、メリークリスマス!」
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.83 )
- 日時: 2023/01/09 14:35
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第82話「相変わらずカオスです」
「あーあ。明日で冬休み終わりじゃん。」
俺は湊。
明日で冬休みが終わろうとしている学校に通っている学生だ。
「仕方ないよ。冬休みってそういうもんだし。」
「そうだよね。ちゃんとやんないと。」
「‥だけどだるいのは分かるぞ、湊。」
こいつらは星奈、凪咲、千歳。
星奈は俺の彼女で文武両道の天才。
凪咲と千歳は付き合ってる。リア充爆発しろという言葉にぴったりな存在だ。
「千歳‥同士だな。だるいよな。」
「ふっ、そうだなー。ていうか宿題終わった?」
「私は終わったよーアルト君。」
「俺も終わりました。」
「私も~」
アルト、美央、奏、蒼李。
こいつらも付き合ってる。
てかマジで終わってんのかよ‥
「俺、終わってないんだけど…」
「嘘!?」
「流石の俺も終わってるぞ。」
「は?千歳まで?」
「湊君だけでしょ。終わってないの。やっば。大丈夫?」
星奈の「大丈夫?」がいい意味に聞こえず精神にぐさり言葉の矢が刺さる…
マジで大丈夫だけど、頭は大丈夫じゃねぇんだよ。
そもそも星奈の頭の中こそ「大丈夫?」って思うぐらいなんだわ…
「今から外出ません?夜から屋台がやってるって噂なんですよ。」
「ナイスアイディア、奏ちゃん!夜になったら行こうよ」
「えー、だる…」
「そのだるいって性格直せよ、湊。」
「でもほんとにだるいんだから仕方ねぇよ。」
「仕方なくないって!ほら、アルト君もなんか言ってよ。」
とわーわーうるさい声が俺ん家に響き。
親が出張で良かったわ。と思いつつ屋台を周る準備をする。
相変わらずカオスだな…今でも言い争ってる。
「ねぇねぇ、湊君。屋台どんなところいきたい?」
「ん?ああ、星奈か…えーと俺はな__」
らるです。
最近投稿できてなかったですね。
第82話、ごらんくださりありがとうございます。
最近、私の語彙力がものすごいスピードで落ちていっておりますが、
これからも「始発線は終点をしらない」をご覧くださいね。
私1人でも完結させて見せる…!!!
とやる気に満ちている今日この頃です。
それでは第83話を、待っていてくださいね。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.84 )
- 日時: 2023/01/19 22:06
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第83話「結構遅い初詣?」
「うわぁ…!!凄いね!!」
「はい!人がすごい多いです…」
「俺は人混み苦手なんだけどなぁ。」
「仕方ないって。俺も苦手。」
私は星奈。
今、凄く遅い初詣に来ている。
でも、この初詣は25日くらいまでやっているらしいので結構楽。
だから人がとても多いんだ。
「ねぇ、アルト君。何かしたいものある?」
「美央がしたいのすればいいんじゃい?」
「えっ!?ボウリングあるじゃん…」
「本当ですね!蒼李君、しましょう。そして絶対勝つのです!」
「ああ。もちろんだ。」
「星奈!湊君、千歳君!4人で周ろー?」
「いいよ~」
「「了解!」」
「3人ともしたいのある?」
「ううん。私はないかなぁ。」
「そういえば神様にお参りに行かなきゃ!」
「確かに…忘れてたな。」
「お金持ってきた?」
「当たり前じゃん。」
「階段ながっ!?」
「ここの階段、凄い長いから本殿まで行くのに2分くらい階段上らないといけないらしい‥スマホ見たらそう書いてる。」
「は?星奈マジでその情報あってんのかよ。」
「私も調べたけどそうだったよ。でも、湊君と星奈は流石に運動できるし行けるんじゃない?」
「ああ、そうだな。だが俺も凪咲も頑張るぞ。」
【1分後】
「よっしゃぁ!!着いたぁぁぁぁ。」
「うるさいぞ、湊。神様の前だから静かにしろよ。」
「ホントにね。ほら、お金入れて」
「あっ、此処に居たんですね!」
「奏ちゃんたち!」
「よし、金入れて願い事を‥」
『チャリンッ』
えー、終わりです☆
願い事、何なんでしょうね…。
それは私も考え中ですw
皆さんは初詣行きましたか?
私は無駄にテンション高い引きこもりの腐女子で家でゆっくりしたいのにつれていかれました。
あんまり楽しくなかった…。
人それぞれですけどね。
さぁ、次回も楽しみにしていてください。
そして、1500回覧マジでありがとうございます!!
1600目指しますので、タップなどお願いします!
あ、1話から見てくれるのもあr((
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.85 )
- 日時: 2023/02/14 22:13
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第84話「バレンタインは男女問わずドキドキです‥!」
ついにバレンタインが来た……
私、星奈は昨日の2月13日に凪咲ちゃん、奏ちゃん、美央ちゃんと4人でチョコづくりをしてたところ。
初詣で、「みんなと一生いられますように」ってお願いしてからすぐ立ったなぁ‥
「星奈ちゃん!渡すよ~」
「え、?ああ、うんっ!」
ビックリした……美央ちゃんか。
そうだ、湊君ちに私に行くんだ‥
男子組湊君ちにいるし。
【湊の家】
ピ~ンポォンパァァンポォン~~~~()
「あれ‥女子組?」
「湊君!」
「お邪魔しますね。」
「学校ぶり~」
「あ、ああ……」
「って、凪咲たち‥!??」
「千歳君~ほら、チョコあげる~」
「!??あっ、ありがと……」
「アルト君、これ100個作ったから!」
「いいのか?wてか作りすぎ。一緒に食べような。」
「やった~」
「はいっ、蒼李君にもチョコなのです。」
「奏の形も綺麗……すげぇな」
「ふへへ……」
「‥ほら。」
「wwそっぽ見て恥ずかしがってんの?ツンデレだなw」
「ツンデレ?((圧」
「あ、ゴメン……でもアリガト。」
「‥こちらこそ。」
星奈の願い
「みんなと一生いられますように」
凪咲の願い
「生涯みんなといられますように」
千歳の願い
「みんなが幸せでありますように」
アルトの願い
「いつまでも仲良くできますように」
美央の願い
「どこまでも一緒でありますように」
奏の願い
「困難もみんなで乗り越えられますように」
蒼李の願い
「全員でいつまでも幸せでありますように」
湊の願い
「終点を知らない物語を描けますように」
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.86 )
- 日時: 2023/03/04 23:17
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
~お礼~
皆様、お礼があります。
「小説☆カキコ大会2022・冬」の投票結果を見て貰ったら分かるのですが、
「始発線は終点をしらない」が、銅賞を貰いました!
本当にありがとうございます!!!!
私は嬉しすぎて泣きました(ガチ)。
ここまで頑張ったかいがあったなぁ。としみじみと思います(笑)
最近、更新していなくて申し訳ありませんでした。
今から更新します。
心を込めて感謝です!
投票してくださった方、ありがとうございます。
これからも終点の知らない列車は走って行きますので、共に見守っていきましょう!
おつらるです!
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.87 )
- 日時: 2023/03/04 23:25
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第85話「学校ってやっぱだるい」
「学校だるいって!マジで行きたくない。」
俺、湊は今だだをこねている。
カノジョの星奈の前で。
「仕方ないじゃん。でも絶対行かなくちゃ!別に熱とかあるわけじゃないでしょうが。」
「そうだけどさ?だるいじゃん?」
「だるいのは分かるよ~」
「俺も分かる。」
「リア充カップルの凪咲と千歳もやっぱだるいよな~」
「リア充って……。」
ヤバッ、凪咲がキレそう。
でもリア充には反対出来てないみたいだ。ざまぁみろ~
「朝から元気だね、4人とも。」
「ホントにそうですね。私たちまで元気貰ってますけど。」
「奏ちゃんの言う通り!私たちも元気貰ってるよね。」
「それには反対できないな‥湊、とりあえず学校行こ?」
「は?無理。」
「湊く~ん。殴られるのと行くのどっちがいいかな?」
この星奈はやばい。
俺の勘がそう察した。
というか、誰もがそう思うと思うけど
「あ、行きます。」
「やった~じゃあ行こっか!」
「星奈ちゃんって、意外とああいう所で無自覚ですよね……。」
「ホント、奏ちゃんの言う通りだよ。幼馴染だけどああいうのはいつまでたっても変わらないかな。」
「凪咲ちゃんがそう言うんだったらガチか~。」
「でも彼女に逆らったら彼氏は全員終わるけどな。」
「確かに……。」
「やっぱり女って怖い‥。」
「とりあえず学校行こ!だるいけど。」
「そりゃだるいだろな……。」
お久しぶりです☆
学校行きたくない‥分かるよ湊君!!!!((ヤバい星奈ちゃんに怒られそう
でもガチで行きたくないです!!!めんどくさいし‥将来使わないことばkk((
銅賞感謝です!
それではおつらるでした!次回も見てくださいね。
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.88 )
- 日時: 2023/03/14 13:41
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第86話「ホワイトデー」
「おはよ~」
「おはよ湊君。今日は遅かったね、私家の前まで来たのに。」
「ああ‥ゴメン星奈。昨日寝れなくてw」
「徹夜か~wそういえば、他の男子らも徹夜したってさっき言ってたな。」
「へぇ」
一時限目は数学じゃねぇか!
クッソだるい。
数学はマジで一番嫌いだわ‥
「千歳、これわかる?」
「いや?」
「俺も解んない。」
「アルトも解んねぇか、」
「これは10分の9。」
「ナイス蒼李!女子近くにいねぇからあせったわ。」
「マジで眠くない?」
「昨日の夜忙しかったもんな~」
「あれくらいムズイとは思わなかった。」
「そこ!何喋っているんだ!?」
「さーせ~ん」
ったく、早く放課後になれよな‥‥
「アルト君!」
「ああ、美央。」
「奏ちゃんから聞いたんだけど、昨日徹夜してたみたいだね。大丈夫?他の男子もそうだとか‥」
「‥‥これ。」
「なにこれ?プレゼント?」
「家に持って帰ってから開けて。」
「?‥うん、わかった。」
「危なっ!」
「大丈夫ですか!?蒼李君‥」
「うん。別に大丈夫。それとこれ、チョコ。」
「もしやホワイトデーのチョコ、ですか!?」
「そーそー、俺なりには上手くできたつもり。」
「ありがとうございます‥‥!」
「ねむ‥」
「昨日徹夜したからじゃん。」
「それはこれ作ってたんだよ。」
「うわぁ!チョコじゃん、手作り?美味しそう‥」
「そう、手作り‥」
「あーもうツンデレ。家で独り占めしよ~っと。」
「星奈~これ」
「チョコ、?」
「そうそう、前ビタチョコ好きって言ってたし、ホワイトデーだから。」
「嬉しい‥‥今まで一番美味しいと思う。」
「‥‥ありがと。」
「じゃあまた明日、ね。ありがと!」
リア充嫌いやけどこれは推せるわ。
尊敬様がリア充だったとしても大丈夫。
知らない奴がリア充なのはいや
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.89 )
- 日時: 2023/03/14 14:29
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
1800回覧!?
え……………嬉しすぎるんですけど?
ほんっとうにありがとうございます!
新しく新キャラ出すかも……………?
第2章に行く予定です!
楽しみにしていてくださいね!
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.90 )
- 日時: 2023/03/23 12:42
- 名前: 亜悠 (ID: GDWSGe53)
第87話「また明日!」
「おはぁ~」
「あ、おはよ湊君!」
「今日卒業式だな…。」
「ついに中学校も終わりか!って感じだよね。」
「高校受験するんだろ?」
「もちろん。第一志望校は楠高校よ。」
楠高校って言えば、日本でもエリートたちが集まる高校だよな。
男女問わず優秀だったら入れるけど、偏差値めっちゃ高いって言ってたし‥
「星奈なら絶対入れる。でも俺とか他のメンツともお別れだよな。」
「話は聞いたわ!」
「俺も楠高校入る。」
「え、凪咲と千歳!?お前らなんでいるんだよ。」
「話しかけようとしたらその話してたからな。」
「…2人とも、本気で入るって言ってるの?」
「そりゃそうでしょ!星奈ちゃんとお別れ何て絶対やだ。かといって星奈ちゃんが私たちと同じ高校に行くのもダメ。ってことは私たちが入るしかないでしょうが。」
「全員で楠学園目指そうな。」
「ってことで春休み猛勉強しないとね。」
「楠学園受験の昔のプリントとか集めないとダメですね。」
「あ、それ俺も用意するわ。」
アルト、美央、奏、蒼李の4人まで…すげぇな。
「みんな…ありがとうっ!!学校、行こっか。」
【卒業式終了】
「うわぁぁぁぁん!!!」
「うわ、美央泣いちゃってるじゃんw」
「普通に悲しいじゃんかぁ!!!」
「確かに悲しいですね…これからこの中学に来ることも少なくなるというか‥ほぼないですし。」
「って、受験勉強しないと!」
「確かにね‥じゃあ、私の家に明日集合ね!」
「うん、また明日!」
「じゃあね~」
「また明日!」