コメディ・ライト小説(新)

Re: 始発線は終点をしらない ( No.70 )
日時: 2022/10/02 18:44
名前: ぷれ (ID: tEZxFcMB)

第70話「布団が足りない件」

俺は湊。外の雨も強いし、俺の家でノープラン宿泊が開催されることになったのだが...。

「あるぇ~?布団が足りんぞ~?」
「は?」
「まあ俺はベッドで寝るから...それでも足りんな~」
「チャンス!ねえ、それぞれのカップルで寝ればいいんじゃない?」

なるほど美央、名案だな。...ん?カップルで寝る?
俺は全てを悟った。そして、他のみんなも。

「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?????」
「う~ん、ダメ...かな?」
「美央絶対狙ったよね」
「うゅ?何のこと?」
「というわけだ、ここは大人しくそうしよう」

何かアルトちょろくね?
とはいえ、ちょっとマズいんじゃないすかね~?思春期男子を女の子と寝かせるのは。

「ん?千歳くん、もしかして照れてる~?」
「ギクゥ!?そ、そそそそそそそんなわけないだろ?俺が照れりゅとか...」
「やっぱこいつ照れてるわ」
「千歳くんって結構可愛いよね」

こいつが?ないないないない。だって愛想なさすぎて友達ほとんど居なかったんだよ?ほぼ顔面偏差値の高さとスタイルの良さで、人気勝ち取ってきたもんだよ?

「何か、湊にディスられた気が...」
「キノセイダロー(棒)」
「湊くん、棒読みになってます」

さて、夜はこれから長くなりそうだ。