コメディ・ライト小説(新)
- Re: 始発線は終点をしらない ( No.82 )
- 日時: 2022/12/25 16:55
- 名前: らる@羅瑠 (ID: GDWSGe53)
第81話「メリークリスマス」
「つつつつつついにクリスマスだぁ!!!」
俺は湊。
今日はクリスマスだから、ケーキを食べれるから、プレゼント開封したから喜んでいる。
「湊君、凄い喜んでるわね。」
「こっちまで楽しくなるよ~」
「そうだな。クリスマスが此処まで楽しいのは初めてだ。」
星奈も凪咲も千歳も楽しそうだ。
勿論、俺が一番楽しいんだけどな!
「ていうか、どこいくの?」
そう聞いてきたのは美央
美央の通り、何処に行くかは決めていない。
「ここら辺に有名なクリスマスデートスポットとかないのかよ。」
「逆に此処がどこか分からないんだよ。」
言い合っているのは蒼李とアルト。
俺もわからないんだけどな。
「え、じゃあ私は蒼李君についていきます。」
奏もぶっ飛んだことを言っている。
時々奏は清楚なのに、美央と同じように常識はずれな事を言う(常識外れかは分からない)
「あのねぇ、アルト君と蒼李君。よく考えてみて。」
「は?」
「此処は日本のどこかだってこともわからないんだ~」
「凪咲―、煽りすぎだぞー(棒)」
「ちょっと‥凪咲ちゃんと湊君が煽りすぎ。」
「そうだぞ。2人とも。」
「楽しかったらいいんじゃない?」
「確かに、楽しければどんなことがあっても私は大丈夫です!」
俺ら、やっぱり出会ってから凄い日数が経ってる。
だからみんなのことを良く知れてる。
「今、ざっと計算したら私が湊君にあってから123日。つまり4か月と1日たったらしいわ。」
「恐るべし、星奈ちゃんの計算能力は……」
「奏ちゃんのリアクションも恐るべし。」
だけど、俺、星奈、凪咲、千歳があってから123日だとしても、
残りの4人と会ってからは…どうなるんだ?
「それでね、私たち8人が出会ってからは103日たったのよ。」
「そんなに!?」
「てか、なんで日数まで覚えてるんだよ‥」
「天才って、記憶力も天才なんですね。」
「奏ちゃんありがとう~」
‥あ、あれって!
「皆、見ろよあれ!」
「どうしたんだ?湊」
「あ、あれってクリスマスツリーじゃない?」
そう、美央の言う通りクリスマスツリーだ。
今までは、クリスマスツリーなんて1人か家族で見てたけど、
今年は違ったな…
「皆と見るクリスマスツリーはまた一段と違うね。」
「そうだな。凪咲の言う通りだ。」
「来年のクリスマスも皆で見れたらいいな。」
「確かに、皆で見るのはレア…特別だからね。」
「分かる!家族と見るのとまた違うし!」
「という訳でみんな、メリークリスマス!」