コメディ・ライト小説(新)
- Re: 玉比べ ( No.3 )
- 日時: 2022/10/16 20:15
- 名前: ゆせのん (ID: Yp/UGskp)
本格的に中学校生活が始まった。
俺のクラスの担任は橋本慎吾先生。
割とやさしめだが、怒るときは怒る、よくいる先生だ。
そして、記念すべき第一回の授業が始まった。国語だ。
国語は、小学校の時から苦手で、テストの点数もよくなかった。
橋本先生:「この漢字はこう書いて、書き順は、、、、」
最初から漢字かよ~~。ダルいって~。
大樹:「漢字って覚えるのだりぃー」
???:「分かるよその気持ち。」
大樹:「(小声)って誰!?」
幸太郎:「ごめんごめん。驚かせて。俺は鈴木幸太郎。よろしく。」
大樹:「俺、黒川大樹。こちらこそよろしく。」
隣の人が優しそうで安心。気が合うっていうか。
そして幸太郎と仲良くなり、毎日楽しい時間を過ごしていた。
ーーーーーー1週間後ーーーーー
とうとう部活の日がやってきた。
優斗:「楽しみだな。」
大樹:「緊張するぜ~~~」
新1年生は男子7人、女子が6人の計13人が入部。
顧問:「顧問の田中だ。よろしく。」
優斗:「(小声)なんかクールだな。」
大樹:「(小声)確かに。」
顧問:「今から新入部員を紹介する。計13名だ。まず、黒川大樹!」
大樹:「は、はい!!」
顧問:「次、古川優斗!!」
優斗:「はいっ!!」
顧問:「鈴木!」
幸太郎:「はい!」
大樹:「って、幸太郎も卓球部だったんだ!」
優斗:「幸太郎?」
大樹:「同じクラスで仲良くなったんだ。」
優斗:「へぇ~」
顧問:「まずは、1年生の実力を見せてもらう。」
よし。これは俺と優斗はかなり有利だ。
先輩たちが、卓球台などの準備をしてくれた。
顧問:「最初は試合からだ。では、始め!!」
俺の対戦相手は、知らない人だな。
大樹:「やってやるぜ!!」
激しいラリーが続く、、、、と思っていたら。
俺がスマッシュやドライブを打つだけ。
1ゲーム目は、11-2で圧勝。
優斗の対戦相手は幸太郎だ。
さすがに優斗が勝つだろう。
幸太郎:「優斗、、、聞いたことがあるような、、」
優斗:「さっさと終わらせる!」
「コンコン、バチン!!ゴン!!バチン!!バン!!」
優斗の卓球台から物凄く激しいラリーの音が聞こえる。
先輩たちも、優斗たちの方を見ている。
しかし、優斗の方がやや優勢だ。けどいい勝負。
顧問:「11-9!!優斗の勝ちだ。」
幸太郎、、やるな。俺も早くあいつと卓球したい。
そして俺も、あっさり勝利した。
先輩たちは思わず拍手をした。物凄い歓声だ。
今日はこれで終わりみたいだ。初めての部活。手ごたえがあったな。
栗橋先輩:「ほう。あの3人、なかなかやるな。」
4話に続く、、、