とある不思議な街があった。 とにかくずっと夜なのだ。 朝も夜も真っ暗、一日が闇に包まれている。 ここに行くには少しばかりの覚悟が必要だ。 なぜならば、街のリーダーはあなたの「ナニカ」を求めている。 ここで過ごす人々は、 彼女に「ナニ」を差し出したのかも知らないまま生きている。