コメディ・ライト小説(新)

Re: 多重の図書館 ( No.6 )
日時: 2023/01/03 19:00
名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)

  六🔷大災害予報
 あっという間に新しい年、2025年になった(なってしまった)。あけおめです。後、あれから夏休み、冬休み以外は全て学校を休んだ。っていうのもワザとで指(右手の中指、小指、左手の親指、人差し指、小指)を骨折させた。クッソ痛かったわ~。なので全治二年。これで楽に学校休めるわ~。っていうか私こんな人だったっけ。なんかやばいやつになってる予感しかしない。骨折したときは救急車に運ばれたけどあれもアレで新しい体験だった。あの日以来は毎日行っている。何言っても地球が消えるんだったらそのくらいやらないと。でも噓だったらどうしよう。あのハジマリさんだし何か企んでいるかも。噓だったらあの痛みもこの痛みも全部水の泡、つまりワザと骨折して学校に行かなくなった、ただの変な女子じゃん。変人だと思われて学校に行くとみんなの視線が怖かったらどうしよう。だめだ。前向きに考えよう。学校なんか別に行かなくても私頭いいし、ウェブサイトの問題を解いてやったらいいし。ということを考えながら勉強をしていたら、テレビのニュースで
『緊急ニュース、緊急ニュース。日本の上空に怪しい飛行物体が発見されました。今のところ隕石と考えて調査をしています。いつ衝突し、どこに衝突するかはまだ考えられていません。繰り返します。…………』

待ってやばい早くいかなきゃ。勉強を放り出して、靴(サンダル)を履き穴に落ちる。

 つくとみんなは早く来ていたらしく落ち着いている。
「皆こっち来て」
とエレベーターにみんなを連れて八雲と書かれているボタンを押す。

「なんだあ。こんなとこに呼び出して」
と清作が言うが無視してテレビまで走る。



「マジかよ。やべえじゃん」
と炎煉。

「ハジマリが言っていたのはこれか。ちょっと待って。計算する」
と水晶が。そこに烏賊葉が
「なんだよ計算するって」

「この写真、上空写真と真横から移っている写真で時速、いつ衝突するかどこに衝突するか計算するんだよ。IQ400をなめんな」

え、すごい。っていうかIQ400って何? やばくない?中学二年だよね。
「IQ400ってどういうことだ」
と幸多。

「詳しいことは後で」



「ざっと計算すると、八月一日日本海に落ちる。隕石の反動は大きいため、衝突したときに洪水と大音響が響き地震約記録的最高震度28で、一個一個の地球は薄いためハジマリのところまで行く。上の清作、僕は被害がないと思いきやこの星はこっちのだからすべてに行く。テレビは、アンテナが薄い地球を貫通して情報をとっている可能性が高い。下の木星や炎煉はそんな放送されてないだろう」