コメディ・ライト小説(新)
- Re: 多重の図書館 ( No.9 )
- 日時: 2023/01/17 21:48
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
九🔷すべての終わり
「これですべてが終わる彼らの目を見てみたい。絶望を味わう君たちはどうするのだろうか。新しい風が吹いている。仲間が一人いなくなったこの時にどうするのか気になるところだな。私の子供たち」
とうとうこの日が来た。一回図書館に行く。水晶以外が集まった。
「こんな時に何でいないんだ。隕石から一番近い水腫王の家に行くぞ。死ぬかはわからない。できることはやろう。僕たちにできることは、もう少ししかないんだ」
隕石が見える。空が赤く染まっている。なのにどうしてみんながこのように平凡に暮らしているのかはわからない。もうダメだ。あと二十分もないだろう。神様の仰せのままに……
と、その時。
「ごめんごめん遅くなっちゃった。今は説明してる場合じゃないが、俺たちは神だ。ハジマリの設計図みたいなやつに書いてあった。みんな名前にかかわる神なんだ。びっくりしすぎたよ。だから僕は水晶を操れて、少し経つと水になる。それを使って削って出てきたんだ」
じゃあ私は八雲、雲ってことか。でもそれじゃ全然役に立てない。炎煉君は炎っていうことか。
「一人一人の効果が薄くてもみんなと力を合わせれば、大きなものきなる。頑張ろう」
その時私はみんなでいるっていいということを今、気が付いた気がするんだ。
その後みんなの個性を使って隕石を倒した。と思いきや全然効かない。まさに透けている。そして衝突した幻覚が見えた。隕石が消えた?後ろから声がした。
「おめでとうございます! 私たち神様は地球を守りました!」
「じゃなくて、お前の幻覚だろ。全て。俺からしたらバレバレだったぜ水晶。明らかに噓っぽいんだよ。ハジマリとお前、水晶が黒幕だ」
「正解。お見事。俺は水、八雲は天気、烏賊葉は破壊つまり簡単に言うと爆弾みたいな感じかな。で、清作は建築でいろんなものを作れる。意外と強いと思うけどな。炎煉は炎、幸多は感情など、木星は自然だ」
「そして私ハジマリはハジマリの神です。あなたたちの地球のお母さんだったと思っていたのは私です。あとあの招待状も。押されたと思ったでしょう。私が無理やり押したんです。皆さん神様同士、仲良く暮すためにちょっとしたドッキリゲームをしたんです」
「はあああ」
「これは神同士にして大切なことです。幸せにすらしましょう」
多重の図書館第一部
------------------------------------------------------
短くてすいません(*- -)(*_ _)ペコリ