コメディ・ライト小説(新)

Re: 多重の図書館 ( No.14 )
日時: 2023/02/03 20:25
名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)

  最終回 十四🔷作戦決行ー裏切り ()の中に名前入れるのやめます。ミジカッ

「始めよう。人類の終わりを、そして緑の世界の始まりを」

「あるものの始まりにはなにかの終わりがついている。そして何かの終わりにはあるものの始まりがつきまとっている」





「行くぞ。『全人類救出作戦ーA』だ。」
とハジマリ。

「まずピースフィヲードとウォアーを……」

「ハジマリ。木星と清作がいないぞ。あとあの子供も」
と間は入りする炎煉。

「……だ、大丈夫かな」
間が開いた。何かを隠してる……!?と思う。が、ハジマリ。世界の始まりの神だ。隠し事などしてないがいい。始まりより強いやつはいないのに。
隠すの下手だな。でもなんだ? 木星ちゃんと清作とあの子供の事何か隠している? なんで? この第三次世界大戦も何か仕組まれてる……!? これは人間がした出来事ではなく、神がやったの!?いやいやそんなことない。そんなことなくもなくもない。いやでも木星ちゃんと清作君ととハジマリさんはそんなことをする人じゅない。いったい何が目的?

「探すよ」
とほかの神(ざっと二百人くらい)。
 ここはピースフィヲードとウォアーの上。清作作の足場。神にはみんな浮遊能力があってそこまで浮いていった。
 みんな(日本の神五人&ハジマリ以外)が浮いて探す。


「チェックメイトだ」


 皆の浮遊能力が消えた。どんどん落ちていく。ああああああああと叫んでいる。能力が使えない。わたしたちも。みんな海へ落ちていく。合計千人の神様がここにいるのが六人、知らないところに三人しかいなくなった。あまり関りがないけれどなぜか涙が出てきた。


ガーンガーンと大きな鐘の音。


「人が滅びる瞬間を見届けようではないか。なあ清作、木星、ハジマリ。」

「ああこれで終わりだ。僕は何にも悪いことしていない。罪悪感なんて感じない。これが終わりであり始まりなのであるのだから。3、2、1!!!!!」










「待ってくれ。これは私の望みではない。すべてを作るのはこの私だ」

「さあ早くやめろ。やめなければ死が待っている。この水晶が許さない。さてどうする?清作、木星、終わり」















「ハジマリ。何か隠してない?」
と私。



「すまない。黙っていたことがある。あの子は終わり。終わりをつかさどる神だ。木星ちゃんと清作君は人間の時代を終わらし、緑を取り戻すことだった。あの多重の件についても知っていた。私は悪くないと思わされていた。洗脳されていたのだ。最初から、あの二人に。だから、この戦争は計画されていた一部だった。けれど幻覚だ。これでは緑が傷ついてしまう。最後は各国同士が核爆弾入りロケットを放ち、すべてを終わらせ、緑に魂を吹き込む計画だった。いまあいつらは多重の家のコントロール室にいる。この足場も誘導だ。浮かなくするのも私がやった。神は生き返らせれる。いこう。彼らの場所へ。あのハジマリの場所へ」












何とかなった。神も生き返らせた。晴れた。気持ちがよくなると晴れる。晴れると気持ちがよくなる。暑い日差しがさしている。今日は真夏びよりだ。そして終わりを終わらせた。これからもたくさんいろんなことがあるだろう。多重の家でみんなが待っている。ワチャワチャ何か言っている。本日の主人公とかありがとうとか。私達はいつまでも走り続ける。止まることはない。すべての始まりも終わりもこの場所で。





                        多重の図書館   完

次回おまけ&あとがき