コメディ・ライト小説(新)

Re: 利石屋・カラフル屋開店! eternal story ( No.51 )
日時: 2024/01/08 12:13
名前: 日影@hikage (ID: F7nC67Td)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode

ありがとうございます。
頑張ります。

Re: 利石屋・カラフル屋開店! eternal story ( No.52 )
日時: 2024/01/20 15:29
名前: 日影@hikage (ID: F7nC67Td)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode

勉強会



「勉強めんど―」
何が四則演算だよ。四つの決まりの演奏を計算するって書いて足し算引き算掛け算割り算だ。XとYはどこから出てきたんだ。


「なるほど。そういう事なのか。だから、こうなってこうなって…」
学習と言うのは面白いな。考えもしない発想を教えてくれる。


「874で、ここがこうなるから11になるでしょ。で、…」


「なんで面白いとか考えられるのシディは。ゲームしようぜ、ゲーム」


「無視無視。で、こうなるでしょ。だから、答えが1052になるの」

「なるほど!ありがとう。凛」



「なんか出来てよかったですね。暇なんですけど。助けてください」

「そうやってめんどくさがるから終わらないんでしょ。宿題のレポート終わった?」
「…」

「手伝ってあげるからちゃんとやろ?」

「…はい…」

―――――――――――――――――――――

「はぁ」
そうため息を吐きながらカレンダーの第一土曜日と第三土曜日に『勉強会』と書き入れた。

Re: 利石屋・カラフル屋開店! eternal story ( No.53 )
日時: 2024/03/01 17:49
名前: 日影@hikage (ID: M2UOh4Zt)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode

「マジで、なんでこんな依頼受けたんだ…」
と、がっかりした声で色葉は言った。

「しょうがないでしょ。今ちょっと財布がピンチなんだから」
と凛は言った。

八月のど真ん中に僕たちは沖縄に来ていた。

「なんでこんな暑い時にわざわざ沖縄に来て、リゾートホテルのビーチを掃除しなきゃならないのだ」
とシディは言った。
それに対して凛は、
「いい?ここは人気のリゾートホテルで、毎日満室で予約も二か月後のやつしかとれない、とってもすごい所なのよ。ここから依頼を受けたのはなんと報酬三十万!三人で分散しても十万なの。一回の依頼で!行き帰りも昨日の夜から色葉に運んでもらったから、とってもお得ってわけ」
と言った。
「てことはよ、俺はあの超絶疲れる移動を帰りも眠い中でしないといけないの?。今日が一番夏で疲れた日だになるわ」

あまりにもごみがたくさんあった。さすが人気リゾートホテルと色葉は思った。
「おかげで仕事が増えて何日寝ればいい事か」



三時間後(多分)
「はぁ。はぁ。これでやっと三分の一なのか。後二倍の時間かけないといけないのか。少なくとも、六時間はかかるぞ」

「あら、数学が得意になったのね(笑)」

「クソが…。舐めやがって」

「ひとつ思ったんだが、水使ったら一か所にまとまるんじゃないか?」

はっ…

「天才!マジ神!シディさすが!私がやればいいじゃないの!」



なんやかんやで…



「ありがとうございます。こんな少ない時間でこんなにきれいにしてもらって。報酬は口座に振り込んでおきます。本当にありがとうございます!」

そして、時刻は終わったと色葉は思った。しかし、まだ残されたことがあった。

「マジだっっっっっる!お前ら重!」
「なによ、失礼極まりない!」

その後は色葉と凛は一日丸ごと寝たとさ、おしまいおしまい。



「一人で一日営業しないといけないのか!」

Re: 利石屋・カラフル屋開店! eternal story ( No.54 )
日時: 2024/04/15 18:34
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

「ここは鏡の中です。これから試練を出します。その試練に失敗してしまえば、ここにいる三人のうち一人、ランダムで消します。では一つ目の試練、火の海。プログラム起動」
すると色葉たちがいる方の逆の奥の方から火が燃え広がってきた。
「これを消せば、ここから出られるってことだよな…」
とシディが言った。
「じゃあここは私の出番ね!」
と凛が言うと、凛の手の先から水が大量に出てきた。
これで第一試練は終了と思った。が、火は瞬く間に燃え広がり、まったく消えていなかった。
「えっ!?これどうするの!?」

「俺に任せろ」
と色葉が言うと、色葉は炎に向かって走っていった。そして、姿が見えなくなったと思えば、火がどんどん消えていった。

シディが息を切らして言った。
「どうやって止めたんだ?」

…次回に続く

Re: 利石屋・カラフル屋開店! eternal story ( No.55 )
日時: 2024/08/10 11:11
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

「いや、何かいけると思っただけだ。別にどうでもいいだろ?」
と色葉は応えた。

炎があった方に扉が付いていた。
「あそこから出られるんじゃない?」
と凛が言った。
「確かにそうだな、行ってみよう」
と色葉が言った。

凛が
「な、何?この茂み?」
と言った。
そこには大人一人分くらいの背のする草が生えていた。
「これじゃ、なんともなさそうだな。出口じゃなさそうだから扉を探そう」
シディが言った時だった。
「痛!!」
と色葉が言った。
「何かに刺された!」
「いった!!」
と凛も言った。
「よく見たらたくさん虫がいるわ!」
「シディ、燃やしてくれ!」
と色葉が言うと
「ああ、分かった。燃えないように注意しろよ!」


「棘、とるわよ」
「っ!! いてー。危なかったな。あっちに扉があるぞ、もう出られるんじゃないか?」
色葉は言った。


「いてて…。此処は?」
「君たち何寝そべってるの?もうそろそろ営業始まるんじゃないの?」
と店長が言った。
「も、戻ってこれた~。おい、戻ってこれたぞ、シディ、凛!」
「はあ、良かった~」
と凛が言った。
「良かったな」