コメディ・ライト小説(新)

Re: 死ねないヒーロー ( No.1 )
日時: 2023/03/02 21:01
名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode

いきなりだがヒーローは自分のことを強いと思っているのだろうか。僕は超能力を使える……ほかの人から見るとヒーローとか英雄とか言われている。けれど僕はそんなことは思っていない。人の幸せを願ってこの身をささげているだけだ。この世界には超能力を使える人が1/100000の割合らしい。で超能力を持っている人は悪の手に染めてしまっている人が多いらしく、警察も苦戦しているらしい。今のところ日本しか見つかっていないらしく、その悪組織の一人の超能力使いのDNAを調べたところ人数の割合など分かったらしい。警察にそのような人がいたらいいんだが。僕はその役目を一人でやっていたのだ。とても一人と言う寂しい領域の中で。

Re: 死ねないヒーロー ( No.2 )
日時: 2023/07/04 20:47
名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode

とてもこの世界には区別できないものがある。

それは、‟真実‟と‟偽り‟。この世のほとんどは‟真実‟でできている。しかしほんの少しの5%8%くらいは‟偽り‟と言う生きるために必要で不必要なものを使っている。

それを人間は簡単には区別できないほどに作ることができる。こんな力があるならあもっと違う所に使えばいいのにと思うが、まあそんなちっぽけなものは気にしなくていいと最近気にしていない。

ただし、僕でも見分けることができない。だからとても嫌いなものだ。例えばラブレターが来たとしよう。中庭で待っててと書かれていたら、時間より十分早くいくのが当たり前だ。だけれどその相手が来なかったらどう思う。イライラして腹が立って、こんなことを考えてやったやつを殺ってやろうと思うだろう。そんな絶対にしなくてもいいもの、つまり不必要な偽りはこの世界から消す。これが実は僕の人を助けるという中のもう一つの仕事なんだ。

Re: 死ねないヒーロー ( No.3 )
日時: 2023/07/29 19:57
名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)

悪者から、よく「人は弱く静寂なものが多く、馬鹿みたいだ。それに対して能力を持つと強い。それどころか国一つ制服もできる。力こそ正義なのだ」と言われる。

確かに人は弱い。強いものは能力を持った者だけ。だけれどその弱さが強さに変えてくれてる。強気あるものは弱きものでもあり、弱きものは強き者でもある。

でももうそんなこと言い飽きた。もう生まれて213年。この30に見える体で維持しているのは超能力のおかげと言っても過言でもない。そろそろ死にたい。

想像してみてくれ。同級生はもう全員いなくなった。家族もいない。碌でもないことを話せる相手も人もいない。全てみんな消えていくのだ。自殺しようとしても、死ぬことはできなかった。

死ぬことは僕にとって祝福であり、自由になることなのだから。

Re: 死ねないヒーロー ( No.4 )
日時: 2024/01/28 10:25
名前: 日影@hikage (ID: F7nC67Td)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode

 誰が何を言おうと僕は馬鹿だ。馬鹿だから死にたいなんて思いつく。こんな考え方をしていつか闇落ちでもするのではないのだろうか。べつに人を傷つけても僕は何も傷つかない。殺戮=無傷である。



「助けてくれ、屋根に挟まって出れないんだ」
と、地震によって家が崩れ救助を呼ぶ声がした。
それも数えきれないほど。
そこら中に息をしていないとはっきりわかる人の姿もあった。

僕は色々な"能力"を持っている。
その一つに物を動かす能力、つまり念力が使える。
まあ一つ一つ能力を使うには限界があって、それが僕は強い。
一つの細胞が崩れることが少なく、ほぼ無限に生きている。

片っ端から人を自衛隊と協力して助け、その後、警察に被害場所や被災地がどうのこうの言って、書類を書いて、仕事を終える。
仕事と言っているが人を助けるための善の心が働いているからだ。

僕がいなかったらさらに、死者は三百人は優にプラスされていただろう。


善から悪になった
僕がいなかったら

Re: 死ねないヒーロー [連載復帰] ( No.5 )
日時: 2024/04/08 13:01
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

映画やニュース、広告にたまに使われるフレーズ"全米が泣いた"
これに騙される奴は当然の馬鹿と言われるだろう
ただし、これが本当に正しいことを発見した人は返って天才と言われるだろう
いまは、全世界の人々が正しいと思ったに違いない
だれがどう言おうと、この世界は滅んだに限りなく近い状況になっている


不死身と言われた奴が死んでしまったからである
物理的に死んだわけではなく、平和主義と面に出していた一面がもう消えてしまったからである

Re: 死ねないヒーロー [連載復帰] ( No.6 )
日時: 2024/04/09 03:32
名前: みkq (ID: HEG2uMET)

k視し視s

Re: 死ねないヒーロー [連載復帰] ( No.7 )
日時: 2024/04/28 22:23
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

あの人気ゲーム"マインクラフト"はライフが無くなると死んでしまった!と出てきてリスポーン地点に出てくる。楽しくてハマってしまう。でも最近はうらやましい。スティーブやアレックスになってみたい

Re: 死ねないヒーロー [連載復帰] ( No.8 )
日時: 2024/04/30 18:40
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

『テロリストによる大規模事件がありました。これにより飛行機がビルに衝突。殺人事件も重なり、死者307名となりました。この日本同時多発テロ事件の犯人として――ら10名を逮捕しました』

Re: 死ねないヒーロー ( No.9 )
日時: 2024/07/19 17:13
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

第二章…過去と未来


人々は力――才能をもって生まれてくる。ただし僕はそうではなかった。

人がみなが才能を持って生まれてくるのは基本であった。才能が1の人もいれば、100以上の者も中にはいる。

でも、その基本が僕には無かった。


運命ってものは残酷だった。たとえそれが幸運になっていたとしてもそれに値打ちをつけてしまう人間がいるのだから。


僕が生まれたのは9月13日、『苦しい不幸の日』だ。
僕は全世界で初めての無能の人間だ。

自分は親から批難された。親と自分を担当する医師だけが僕が無能だという事を知っていた。

Re: 死ねないヒーロー ( No.10 )
日時: 2024/07/23 19:11
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

自分が無能と言う事実を変えようとした。
母や父から認めてほしかった。
学校には行きづらくかった。

友達ができる事が僕には1つもできなかった。
鉄棒で回る事も、縄を飛ぶことも、さらには字さえ読むことや書くことが出来なかった。
そして友達ごっこは誰とも出来なくなった。

「僕」という存在を許してくれなかった。
母と父は僕が寝ている間に、「僕」を外に出した。
大きな山に生えている木の根元で僕は目を覚ました。