コメディ・ライト小説(新)

Re: 死ねないヒーロー ( No.4 )
日時: 2024/01/28 10:25
名前: 日影@hikage (ID: F7nC67Td)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode

 誰が何を言おうと僕は馬鹿だ。馬鹿だから死にたいなんて思いつく。こんな考え方をしていつか闇落ちでもするのではないのだろうか。べつに人を傷つけても僕は何も傷つかない。殺戮=無傷である。



「助けてくれ、屋根に挟まって出れないんだ」
と、地震によって家が崩れ救助を呼ぶ声がした。
それも数えきれないほど。
そこら中に息をしていないとはっきりわかる人の姿もあった。

僕は色々な"能力"を持っている。
その一つに物を動かす能力、つまり念力が使える。
まあ一つ一つ能力を使うには限界があって、それが僕は強い。
一つの細胞が崩れることが少なく、ほぼ無限に生きている。

片っ端から人を自衛隊と協力して助け、その後、警察に被害場所や被災地がどうのこうの言って、書類を書いて、仕事を終える。
仕事と言っているが人を助けるための善の心が働いているからだ。

僕がいなかったらさらに、死者は三百人は優にプラスされていただろう。


善から悪になった
僕がいなかったら