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第13話「女剣士の不安」

ミースパ「ZZZZZZ……」

女剣士「…………」

まさか、あの小さな子まで魔法が使えるなんて。
折角冒険者っぽくなったのに、らるさんはやる気ないからなぁ。
駄目だ、外の空気に出よう。
私はそう思って、空気を吸いに出かけた。

女剣士「………」

女の子「お姉ちゃん。どうかしたの？」

女剣士「ごめんなさい。何だか煩くて」

女の子「ふふっ。賑やかなお姉ちゃんたちだね」

いつまでも甘える訳には行かない、それは分かっているけど。
何だか、目が冴えて来ちゃったなぁ。
女の子は私に寄り添ってくれたけど、更に不安が的中してしまったの。
以前あった敵たちだけど、数が多いわ。

雑魚敵「へっ。女1人じゃねぇか、コイツは付いてるぜ」

女剣士「そんな……」

ゆーか「いいえ。私たちもいるわ！」

女剣士「皆……！！」

ゆき「らるはミースパの介護で忙しいみたいですので、私たちが来ました」

雑魚敵「このアマぁ！」

女剣士「喰らいなさい。究極の光よ！！」

雑魚敵「ギャアァァァァァ………」

ゆき「女剣士ちゃん、強い！」

女の子「お姉ちゃん、動かないで！」

何とか、残っている力で倒せたけど。
敵を倒した後、その場で倒れてしまう。
ゆーかに背負って貰い、らるたちの元に向かった。
今度こそ、いい夢が見られるわ。