コメディ・ライト小説(新)

Re: 一目惚れって理由じゃダメですか? ( No.6 )
日時: 2023/07/16 19:21
名前: 紗希 (ID: b.1Ikr33)

放課後
「晴翔くん!」
「え?」
廊下から呼ばれる声がする
「いた!」
「何あれ晴翔くんの彼女?」
「えー可愛い〜!」
「隣のクラスの菜乃花ちゃんじゃね?」
「瑠璃ちゃん並みに綺麗」
「晴翔くん!」
「えっと菜乃花ちゃんだっけ?」
「はい!菜乃花です!」
「なにかな…?」
「一緒に出かけませんか?」
「?」
「仲良くなりたいです!」
「行ってこいよ!」
「翔!」
「ダメですかね?」
「グッ」
上目遣いをされては拒否権がなくなる…
「わかった…」
「やったぁ!」
そんなこんなで遊ぶことに…
「どこいきます?」
「どこでもいいよ」
菜乃花ちゃんは、背が低く可愛い
髪型はボブで何というか菜の花の匂いがする…気がする
「じゃ駅前のクレープ食べません?」
「わかった」



「つきましたね!」
「だね…」
「どうしました?」
「敬語慣れてないからさ…その、使わなくていいよ」
「!、いいの!」
「うん」
「じゃあ、行こ?」
「!//、うん」
自分から言った物、急に可愛い子に言われて顔が赤くなる!
「いちごクレープください!二つ!」
「わかりました」
「350円…二つで700円」
「割り勘でいいかな?」
「うん!いいよ」
こうしてクレープを買う
「ん〜!美味しい!」
「…」
可愛い、にっこりした笑顔が可愛い
こんな子が一目惚れって理由で俺に告白するか?
「どうしたの?」
「いや…こんな可愛い子が何で俺に惚れたのかって…」
「…一目惚れ」
「…だよね」
「だけじゃない!」
「え?」
「私、中学の頃君に会ったことあるの!」
「中学?」
「そう!その時私、浮いてたんだ」
「え!?」
「まぁ陰キャ同然でさ」
「うん…」
「けどそんな時晴翔くん、誰にでも優しく接してて」
「あー…そんな時あった…」
「いろいろ助けられてて、好きになっちゃって」
「そんなことで…」
「いいの!で垢抜けようと思って!垢抜けて!」
「可愛いよ?前も今も」
「!//…けど気づかないと思ったから一目惚れっていう理由で付き合おうと思って!」
「そっか!」
「軽くない!?」
「そうか?」
「けど、言えてよかったかもニコ」
「!」
彼女の笑顔は眩しくて、俺は恋に落ちた