コメディ・ライト小説(新)

Re: 魔法学園 私たちの青春 ( No.15 )
日時: 2023/06/12 21:25
名前: ゆり (ID: hgtXWZYO)

「で、何する?」
私は2人に言う。
私たちは部屋のフリースペースで座っている。

「じゃあ、マネキンゲームする?」
静かに氷雨ちゃんが言った。

「マネキンゲーム?」
私と風華さんは顔を見合わせる。

「マネキンゲームっていうのはまぁ名の通り、マネキンみたいに何をされても動かないゲーム。」
氷雨ちゃんが淡々と答える。

「へー!面白そう!」
「ね!やろうか…!」
私と風華さんも賛成してマネキンゲームをやることになった。

「じゃあ、誰からやる?」
氷雨ちゃんが言う。

「わたしからやってもいい?」
横で風華さんが言った。

「「いいよ!」」
私は言った。

「じゃあやるね。」
「うん。」
「…」
私たちがそう言うと風華さんはピタリと止まった。
呼吸の音も聞こえない。

「よし、わたしからやるわ…」
私はそう言うと風華さんの脇をくすぐった。
コショコショ~
すると、風華さんの顔がピクッと反応した。
これは、チャンス!?
コチョコチョ~
「っ!もう、無理ッッッ!」
風華さんが突然飛び上がる。

「もう終わり?」
氷雨ちゃんが呆れたように言う。

「っ!だって、こちょこちょは弱いので…!」
風華さんはちょっとだけ顔を赤くして言った。

「そうなんだ~風華さんは完璧だとおもったけどなぁ」
私は風華さんを見て言った。

「〜〜〜っ!やっぱり見なかったことでっ!」
「www」
フリースペースでは、明るく元気な笑い声が聞こえるのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【あとがき】
こんにちは!ゆりです!
「魔法学園 私達の青春」を読んでくれてありがとうございます!
これからも頑張るので、よろしくお願いします!