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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 猫に九生 人に一生 ( No.3 )
- 日時: 2023/09/29 19:24
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
死んだ。気が付いたら死んでいた。記憶にある限り僕は寝ていた。寝ていて、それから、気づいて時計を見ようとすると、あたりは暗い空間だった。
これは初めてだったけれど、なんとなく慣れていた。前に同じことがあったかのように。手には傷がついていた。それが「3」と書かれているような気がしたが今はそんなことどうでもいいと思った。
しばらく時間が過ぎた後、自分から見て右側に人の絵が、左側に猫の絵が描かれていた。
何かはよくわからない、が、どちらかに飛び込む必要があるように見えた。これも、前に起きたことがあるかもしれない。
上に数字のルーレットみたいなものが出て、トゥトゥトゥとスロットが回っている。
そして後ろから壁が迫ってきた。どこからか声が聞こえる。
「5,4,3,2,1,」
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