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「センパ～イ。助けてくださいよ～」

「いやだ。自分でどうにかしろ」

「むぅ。乙女が助けを求めているのに少しは助けようと思わないんですか～」

「思わない。思えられない。思えない。の五七五できてしまうぞ」季語は？

「一生のお願いですから～」

「思わない。思えられない。思えない。思えると思うなら仕事しろ。の短歌までできてしまう脳みそにお前から鍛えられてしまった。そんなこと言わずにちゃっちゃと任務終わらせたらいいじゃないか」

「そんなこと言ってセンパイ自身もサボってるじゃないですか」

「お前と一緒にするなッ!こっちはちゃんとやって休憩に入っているんだ。そういえばお前出してなかったよな。いつもの十倍したら許してやろう。しなかったら死ぬほど痛くなるぞ。頑張れ」

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『速報です。ネットショップ"タツナミソウ"の社長―――が今日会社内で遺体が発見されました。また、その他に二・三階にいた社員142名が同じく遺体で発見されました。第一発見者の―――と―――が逮捕され、警察の調べに対し容疑を否認しています。警察は調査を続けています』



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「うわ、すごいことになっていますね。後、しっかりやりましたよ。任務。いつもの十倍。ここに証拠があるんですから」

「すぐ終わるだろうことを壮大にしてくれて…上が今日とても腹を立てていたのはここからか……b―ad(早口)」

小声に多少の怒りを込めて言った。

「え…？」