コメディ・ライト小説(新)

覚醒 ( No.22 )
日時: 2023/11/10 21:00
名前: デンさん (ID: nrbjfzgl)

「おいお前」
「なんだよ...。」
「こいつを誰だか知っているか?」
そこには俺の母親がいた。
「和波!助けて!お願い!今までのことは謝るから!」
「ちょっと黙ってろ!」
ガシッ
「ウグッ!」
「おい!やめろ!お願いだ!やめてくれ!」
「それはどうかな?これは毒の注射だ。」
俺は背筋が凍った。
「なあ、やめてくれよ?やめろよ...。」
俺は察したかはわからなかったが、ボロボロ涙がこぼれた。
「何泣いてるんだ、まだ刺すとは言ってない。」
「ウグッ、ムグッ!」
「おい離せ!」
「そんな口を利くのか、もういい!」
「やめろ!やめろ!」
ブスッ
「あ、ガガアア!ブグッ!グハッ!」
「死ぬな母ちゃん!」
「ハッハッハ!おもしれえ!」
ガンガンガン!
「ウッ...。」
バタッ
俺は意識を失った。
「おいこいつを出せ!」
「おい、お前は生かしちゃおけねえ。」
「なっ!...。」
バタバタバタン!
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結と魔希
「あいつ絶対やばいだろ!取り敢えず酒林は捕まってないみたいだから合流するぞ!」
「だもあいつあんなに弱かったかしら?」
「なんでだ?」
「私が見ていた限りではポテンシャルは結構あったの。」
「そうなのか!あ、もう着くぞ!」
スタタッ
「着いたわね、行くわよ!」
タッタッタッ
「酒林どこだー?」
「バカ!そんな大きい声出さないで!」
ガッ
「あ!酒林が!」
「倒れているわね。」
タッ、タッ
「何か物音が!」
「おいお前ら」
「佐藤!あんた無事だったの!?しかも人いっぱい倒れて。」
「結、魔希、俺おかしくなったみたいだ。」

俺は、奥深くに眠っていたものが今目覚めた。