コメディ・ライト小説(新)
- 恋ワズラヒ ( No.5 )
- 日時: 2024/01/28 14:31
- 名前: pepon (ID: 1i8B7xBH)
【第4話】
二人が帰ってきた。
奈子「怜奈、おまたせ。どう?考えがまとまったらいつでも言ってほしい。」
怜奈「おかえりなさい。うん。決めたよ、答え。」
聡「でも待って、健がいないけど、言って大丈夫?」
奈子「たしかに。呼んでくるね」
聡・怜奈「うん」「はい」
健「何の用だったの?」
怜奈「結婚について、私は」
怜奈「賛成。」
そういった瞬間、お母さんたちは安堵の息を漏らした。
聡「じゃあ、これからは家族としてよろしくね。奈子、怜奈ちゃん!」
奈子「こちらもよ~、聡さんに健くん。」
健「よろしく。」
怜奈「よろしくお願いします」
聡「別に気を使って敬語じゃなくていいからね。」
怜奈「あ、う…、うん。」
そっか。家族。でもまって、巡原怜奈…
怜奈「苗字は、どうするの?籍を入れるんだったら巡原か山本かのどっちかになるけど…。」
聡「それについて、今から話したかったけど…。課題、あるよね?健と怜奈ちゃんの課題の様子が落ち着いたら決めたいね」
ということで、私たちは課題に取り組んだ。
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全員が揃って10分くらいたった午後7時。
晩御飯の時間だ。
奈子「さあて、できたよ。食べてる間に、苗字や住む場所について話しましょ。」
聡「できれば、僕は巡原を使い続けたいな。」
奈子「私も、巡原を使いたいわ。山本だとありきたりでつまらないからね~」
怜奈「何その理由(笑)まあでも、ちょっとわかるかも。私は巡原でも山本でも、特にこだわりはないよ。学校で山本が使えるんだったら、だけど…」
健「俺も、巡原でも山本でもいいけど、学校では巡原でいたいかな」
聡「じゃあ、巡原1家だね!」
私は、巡原怜奈になる。
奈子「怜奈のことは先生に話して決めましょう。学校で苗字が変わるの嫌だものね~。」
健「親と話さなきゃダメかな。二人とも昼間は仕事でしょ?俺と山本さんで二人で先生に言ってみるけど…」
奈子「ありがとう。じゃあ、二人でまずは先生に相談してみて。親が必要だったら私が話すから。」
ああ、なんだか緊張してきた。