コメディ・ライト小説(新)
- 恋ワズラヒ ( No.6 )
- 日時: 2024/01/28 16:12
- 名前: pepon (ID: 1i8B7xBH)
【第5話】
1日経って、9/18日土曜日午前8時前。
昨日、聡さんたちはそのままうちに泊まることなく、いったん家に帰った。
でも、今日は私たちが巡原くんたちの家に行く。
奈子「怜奈、準備できた?」
怜奈「あと服着替えるだけだからすぐ出れるよ」
奈子「8時ちょうどに家を出たいから早くしてね」
怜奈「うん」
もしかしたら今日から荷物をまとめるかもしれないから、今日は動きやすいようなパンツスタイルにした。
準備も整ったところで、巡原家に向かう。
奈子「一応、どっちも一軒家として建てているから家は残すけど、基本となって過ごす家を今日は決めるからね。」
怜奈「うん。学校から近いほうがいいなー。」
奈子「そうね、でもそれ以外にも優先することはあるよ?」
怜奈「わかってるよ、でも家近いほうが通学が楽だなあって」
こんな感じで他愛もない会話をしていたら、ついたようだ。
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聡「いらっしゃい」
奈子・怜奈「お邪魔します」
家の仲は、思ったよりもきれいだった。
びっくりしたのは内緒でね。
聡「さて、じゃあ家のことについて話そうか。奈子、家の間取りを見せて」
奈子「はい」
そういってお母さんが間取り図を机の上に広げた。
聡さんも、巡原家の間取り図を広げている。
健「これを見比べてく感じ?」
聡「基本はその予定だよ」
健「ふ~ん…、部屋の数は大体一緒か。」
怜奈「そうだね。LDKはうちのが広いけど、洋室は巡原家のほうが大きい。それで、和室はどちらも1部屋で8畳か。」
奈子「ちなみに、中学校までの距離はほとんど変わらないわよ。高校のことを考えると、バスを使うかもね。」
聡「バス停ならすぐ近くにあるよ」
怜奈「本当?今行きたい高校、路線バスで行くくらいしか手段無いようなものだから助かるかも。」
奈子「みんなは、どっちの家がいい?」
健「俺は洋室が広いほうがいいな。だから、今まで通りうちにすみたい。」
怜奈「私は、今の家がいいかな。でも、バスが近いって考えるとすごくこっちも惹かれる…。」
こんな感じで議論を重ねて、ついに結論がでた。