コメディ・ライト小説(新)
- ★第67話 大東京ワールドツリー★ ( No.76 )
- 日時: 2025/03/07 15:53
- 名前: 小説好きな医師 (ID: lCrzzWFh)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
大東京ワールドツリー、略してDWTは世界的にも人気な、大きな商業施設。広さは東京ドーム4個分、高さは20階建てとなっている。ここでは、ブランド品や高級品などを核国から多く取り入れている。今、そこに美咲のチームは向かっていた。
「うわあああ!」
陽菜は、初めての場所に興奮する。
「なんか、陽菜ちゃんって変わったよね?」
羽が美咲に聞く。
「うん、なんか前より明るくなったっていうか・・・。そろそろかな」
「え、なになに!?なんなの?」
陽菜は後ろを向いて答える。
「隠れてないで出てきたら?」
羽が聞いてみる。
(ギクッ!)
美咲には全く状況が理解できなかった。すると、横から男性が出てきた。金髪で、ブランド物の服を着た洒落た人だった。左手にはナイフを持っている。ただ、その手は震えていて、周りに刃先を向けていた。その男は、動揺しているのか汗を掻いていた。美咲は思わず、その場で座り込んでしまう。こんな状況は初めてだ。防犯対策もしっかりとしているこんな場所で、どうやって入り込んだのだろう。美咲が羽に内緒話をする。
「ねえ、陽菜ちゃんは?まさか・・・」
「・・・・・・」
羽は俯き何も言えない。男は陽菜の手を掴み、前にやる。
「へへへ、ほら!全国のみなさーん!!今、美咲のチームの一人、陽菜ちゃんを捕まえましたー!」
男はナイフを上に掲げている。この男、何をするか分からない。気を付けないと。
にしても、どうしよう。このままだと・・・。
「むぐうっ!」
陽菜の小さな口はマスガルドの人差し指によって塞がれていた。
「すまないねえこれも指示役からの命令なんだ」
くっ・・・こうなってしまっては・・・バーシー様のアイテムを使うにも使えない。陽菜に害を与えずに助け出すには・・・。
二人は考える。その時、緊急で明星様とバーシー様が駆けつけた。
「もうこれで逃げられないぞ!」
明星様の声は震えていた。ナイフを持った男に立ち向かうのは、相当な勇気が必要だろう。
「なんだよ、ガキ^^。オレはあのバカ親どもとは違うぞ。分かってるよな?」
明星様だけでなく、美咲のチームやバーシー様まで震えていた。できることなら、これが夢であってほしかった。その時、誰かが後ろからマスガルドを捕まえて、ナイフを投げ捨てた。陽菜は何とか逃げ切れた。
「んっ・・・」
彼女はさくらだった。その後は、マスガルドは裁判所へ行き、さくらは陽菜を助けたということで、人気を上げた。
「さくらちゃん、助けてくれてありがとー!」
「別に・・・」
さくらは照れくさそうにしていた。
「そういえば、さくらちゃんって新しいグループとか出来たの?」
美咲が聞く。
うわ、懐かしい。
「まあ、一応・・・」
「すごい!どんなグループ?」
さくらは恥じらいながらも言ってくれた。
私たちはいつもの遊歩道を歩いていた。
「ストロベリーㇺ」
美咲と羽がバッと驚きながら、さくらの方を向く。
「ストロベリーム!?」
二人の声がユニゾンのように揃う。そんな時だった。
日アイ豆知識!★第25話 作者は小説好き★
作者は小説好きです。小説は、小学5年生くらいの時から書いています。私は、タイピングとかも上手かったので、小説カキコというサイトが見つけられて、本当に嬉しかったです。これからも、頑張りますので、よろしくお願いいたします。
次回 ★第68話 ストロベリーム★
次回もお楽しみに!!