コメディ・ライト小説(新)

       ★第85話 明星劇団★ ( No.99 )
日時: 2025/03/12 07:50
名前: 小説好きな医師 (ID: lCrzzWFh)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14073

       ★まえがき★

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148位/19400位

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       ★本文★

ここからは、明星劇団編となります。
まだ、原作に書かれていない部分も初披露しようと思っておりますので、よろしくお願いいたします!

美咲のチームは、とある理由で明星劇団に入団することになったのだが、そこで明星様とまさかの子供も登場してきて、はちゃめちゃな展開に!?詳細は、この後に紹介いたします!


日アイまで、もう残り2日となった。

美咲のチームは"SHIKAYA109"にてショッピングを楽しんだが・・・。


「もうっ!本当に練習しないとヤバいんだって!」

羽が公園で叫ぶ。
本当は、こんなことしたくないが、2人の手を引っ張る。

この2人が、こんな所でぐずり、赤ん坊のように泣きわめいている。
本当にやめてほしい。

そして、もう日アイまで残り2日だというのに、この2人はまったく危機感をもっていない。

やる気がないというか、何というか・・・。

とにかく、今すぐどうにかしないと!

そう思ったとき、たまたま羽の足元に1枚のチラシが届いてきた。風にあおられたのだろう。

拾ってみると、そこには衝撃的なことが書かれていた。

これだ、これならできる!

それは「明星劇場」と書かれたものだった。

明星様の人気が絶大だというのは知っていたが、いつの間にこんなものを作っていたのだろう。

羽はムッとした。

内緒でこんなことをしているなんて!
だって、私たちって・・・。

「どうしたの?顔、赤いよ?」
陽菜が紅潮している羽に気づき、声をかける。

「べっ、別に・・・!それよりこれ、やってみない?」

「えっ・・・?」

2人の声が重なった。2人は、そのチラシを見た。

羽、なるほどね。

「やってみたいー!」
意外にも陽菜が興味を示す。

「じゃあ、やろっか!いいよね、羽ちゃん!」

美咲もやる気である。

なんかいい流れだぞ?

「うん、別にいいけど・・・」

こうして、美咲のチームは明星劇場に向かった。

ここからは、歩いて10分ほどで着いた。


「うわあー!」
3人とも絶句する。

なんて美しいのだろう。そしてキレイである。

まさか、こんなに大きな劇場があっただなんて。


そして、中に入っていくと、明星様が出迎えてくれた。

「明星劇場へようこそ!」
明星様の服装はシルクハットであり、めちゃくちゃ似合っていた。

「こんにちはー!」
陽菜が叫ぶ。

「こんにちは!」
明星様は陽菜に優しく言う。

羽の目は輝く。

なにこれ、なにこれー!

めっちゃ格好いいじゃーん!


にしても、こんな大きな劇場、相当な費用が掛かったのだろう。


「よろしくお願いします!」
美咲は丁寧に挨拶をする。

「よろしく!」
明星様はそう答え、3人を中へと運ぶ。


「うちに入団するんだよね?」

「うん!この2人にも明星様の凄さ、教えたくて!」
羽が先行して話す。

「もうすぐ日アイがあるんです!」
美咲が言う。焦っている。

明星様は「なるほど・・・」と答えた。

「そっかあ。もう、そんな時期なんだー」

いや、棒読みすぎでしょ。

少し明星様は考え、そして口を開いた。
「よく分かった!4人で日アイ練習開始だー!」

「おー!」
美咲と陽菜は勢いよくやる。

羽はきょろきょろと周りを見て、「おー・・・」と場に合わせた。

にしても、この「おー」って一体ナニ!?

まあ、そんなことは置いといて。

とりあえず、やっと日アイ練習できるー!



美咲のチームは明星様に案内され、劇場へと入っていく・・・。

「さて、まずはチェックをしてみようか!」

「ちょっと待ったー!」

カーテンの奥から声が聞こえてきた。

「はあ・・・」

明星様がため息をつく。

どういうことだろうか。

とにかく、誰かが、コチラに向かってくる・・・。


       ★あとがき★

日アイ豆知識!★第43話 ()の使い方★

()を使う時には、漢字にルビを付けたり、その言葉の意味を詳しく書いたりしているのですが、実はその人や作者の心境も表わしています。ただし、最近では、その人の心境はあまり使ってなく、その代わりに、空白を用いております。

ついに、明星劇団編となり、まだ最後ではないが、美咲のチームはさらなる人気を
高めることとなる・・・!

次回予告       ★第86話 子役★
          次回もお楽しみに!!

        ★第86話 子役★ ( No.100 )
日時: 2025/03/12 07:50
名前: 小説好きな医師 (ID: lCrzzWFh)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14073

       ★まえがき★

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返信回数が、100回を突破いたしました!

「日アイ」を読んでいただき、ありがとうございます!
これからも、応援よろしくお願いいたします!

       ★本文★

ついに子役が登場!
明星劇場のカーテンから出てきた人物とは一体・・・。

そして、その子役と美咲のチームが勝負!?
日アイ前にして、今回の勝負も白熱していく!


さて、カーテンを開け、出てきたのは・・・・・・えっ?子供?

それは、小学生くらいの女の子だった。
容姿は可愛く、それでいて不思議な感じがした。

まるで美咲のようで、美咲のライバルみたいな存在だった。

「だめじゃないか子役!練習はどうしたんだ?」

明星様が珍しく、強い口調で言う。しかし、女の子は全く怯えず、言い返してきた。
「だって、勝手に明星がどっか行くし、めんどくさいんだもーん!」

「こ・・・子役?」
美咲が言う。

美咲のチームは、今までにないくらい驚いていた。
明星様は状況を説明する。

「実はこの子、明星劇場が完成した時にいきなり入ってきて、それで小学生だし、追い出そうとしたんだけど、なかなか諦めてくれなくて・・・。それで結局は、うちに入団させることにしたんだけど、何でもサボりだすし、私を困らせるし、もう正直、やめてほしいんだよね」

明星様は、軽い口調で答えた。
これには、羽も驚いてしまっていた。

ただ、明星様がこの子役のせいで困っているのは事実。
どうにかしないと!

「私は明星のためにやってるの!」
子役は、胸を張って言い張る。

恰好からして相当、明星様のファン、というよりストーカーといった方が正しいだろうか。
こんなガキに追われる明星様も、大変そうである。

明星様は美咲のチームを無視するかのように、子役に話す。

「へえ、正直言って、迷惑なんだけど!いくら小学生でも常識くらい、守ってもらえませんー?」

この2人のやり取りに、美咲のチームはどうしたらいいのか分からずにいた。

折角の明星劇団も、こうなってしまったら、もうおしまいだ。

にしても逆に、こんなに大きな劇団で、広告もしっかりしてあるのに、
入団したのが子役だけだったなんて、ちょっと信じられない。

明星様は羽からして大スターであり、もっと人気で人手が集まってもおかしくはないはず。
ほんと、世間は何に夢中なのだろうか。


       ★あとがき★

日アイ豆知識!★第44話 原作が終了★

悲しい気もしますが、これにて原作で書かれたことは全て、終了いたしました。
多少は、文の変更などがありましたが、原作を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからは、まだ考えていないお話を書いていきますので、更新が遅れるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

次回予告       ★第87話 白熱バトル★
            次回もお楽しみに!!

Re: 日本一のアイドルになりたい!大長編 ( No.101 )
日時: 2025/03/13 06:27
名前: りゅ (ID: 6HmQD9.i)

閲覧900突破!!おめでとうございます!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
もうすぐで閲覧1000ですね!更新頑張って下さい❣

Re: 日本一のアイドルになりたい!大長編 ( No.102 )
日時: 2025/03/13 07:35
名前: 小説好きな医師 (ID: lCrzzWFh)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

りゅ師匠、励ましのコメントありがとうございます!閲覧回数が900回を突破は、私は何も編集していなかったので、驚きです!まさか、閲覧回数が900回を超えるとは思っておりませんでした!本当にありがとうございます!いつかは、りゅ師匠の小説を超えられるよう、がんばりますね!

       ★第87話 白熱バトル★ ( No.103 )
日時: 2025/03/13 12:45
名前: 小説好きな医師 (ID: lCrzzWFh)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=14073

       ★まえがき★

閲覧回数の人気順位!!
134位/19400位

日アイの閲覧回数   908回!!
作家プロフィール閲覧回数 517回!!
ページ数       21ページ!!
引き続き、応援をよろしくお願いいたします!!

なぜ突然、閲覧回数が上がったのか分かりませんが、多くの方にお読みいただき、
本当にうれしいです。ありがとうございます。

これからも、「日アイ」をお楽しみください!

       ★本文★

明星様と子役は、まるで兄弟みたいに喧嘩していた。


「そうだ!美咲のチーム、私と戦いましょ!」

「えっ・・・戦うって・・・?」
美咲のチームは驚いていた。

「うーん、そうだな・・・。演技で対決っていうのはどう?」

(演技・・・)
実は、陽菜は演技をすることは苦手なのだ。
いつも、演技ではなく本当のことをしてしまう。

「いいんじゃない?」
羽が言う。

「そうだね」
美咲も言う。

結局、演技で対決する形となった。

「この演技で対決では、明星が抽選箱を引いて、そこに書いてある演技を美咲のチームと私で行います!そして、明星の審査により、一番上手だった者は、明星劇団に入団することができるというわけです!」

「面白いじゃない?」
羽はやる気である。

一方、陽菜は震えていた。

「それでは、明星どうぞ!」

明星様は、一枚のくじを引いた。
「泣く・・・?」

「おーっと、いきなり難題が出てきましたねー!場面はどうでしょうか?」

「えーと・・・お母さんとはぐれてしまった子供・・・?」

「なるほど!では、演技、スタート!」

「どこ行きやがったんだよ!早く出てこいや!」

「羽、”泣く”がテーマだから、気持ちは分かるけど、怒りは抑えてね」

「なんでよ!普通、お母さんがいなくなったら、こういう気持ちになるでしょうよ!」

「なっても、感情に出さないでねー、ってことで失格!」

「はあ!?大体、ここで泣けってことに問題があるのよ!」

「はいはい、文句は言わないでー!私がお手本を見せてあげるよ!」
そう言って、子役は集中した。

この雰囲気、何かわからないが恐ろしいものを感じる・・・。

「・・・・・・ああああああああああああああ!!お母さん、どこ行っぢゃったのー!!」
凄い、この演技。
これが演技だとは思えない。

顔や雰囲気は、まさに小さい子供を見ているようだった。
これが、感情を載せるということか。

「・・・って感じにね」
そう言って、すぐに子役は演技をやめた。

切り替えの早さは、まるで美咲のようだった。


「さ、陽菜は・・・えっ!?」

陽菜は、泣き暴れていた。

「陽菜、もういいよ」

しかし、泣き止む様子はない。
まさか、ガチ泣き・・・!?

「ではでは、美咲いきましょうか!」

「え・・・?どこ・・・?お母さん、どこに居るの!?お母さん、お母さん!」

必死で訴えるその姿、この演技は相当すごい。
何か、切ないものを感じてしまう子役なのであった。


「うん、よくわかったわ!やはり優勝は・・・美咲よ!」

周囲から拍手が送られる。

「おめでと、美咲ちゃん!」
陽菜と羽は、泣きながらも拍手していた。

「では、改めて・・・」

「ごめんなさい!明星劇団には入団できません!」

まさか、そんなことを言ってくるなんて・・・。
周囲の人はみんな、驚いていた。

「美咲、明星劇団に入団できるんだよ!ここに入れば、きっと、日本一のアイドルにだって・・・!」

「でも、私はこのままがいいんです。今まで、美咲のチームのメンバーで一緒に過ごしてきて、本当に色々なことがありましたけど、それでも私は、美咲のチームと一緒にいたいです」

「嘘よ!そんなの嘘よ!明星劇団に入りたがらない人がいるはずがないわ!あの、優れたアイドルしか入れない劇団よ!もう、ここで入らないと、二度とチャンスはないわよ!」

「子役、もうやめてくれ・・・」

「でも・・・」

「美咲が選んだことに、阻害するのはよくない。それに、それに・・・もうお前だけでも、十分大変だからな!これ以上人数が増えたら、大変だ!!」

「なによそれ!まるで私が要らないみたいじゃん!」

「そうだよ、もともと明星劇団に入らせる気はなかったけど、当時はめちゃくちゃ可愛く見えたんだよ!」

羽が、俯きながら、明星様の方へとゆっくり歩いた。
「それって、私よりもってこと?」

「いや、違うんだ!」

「明星劇団に私を選んだのは明星だよ!だから、明星は私と練習するの!」
そう言って、ぐいっと明星様の腕を引っ張る。

「なに言ってんのよ!明星劇団に入れたくらいでいい気になって!こっちは、前からVチューバーで一緒だったのよ!」

明星様は、2人の姿に、とても困っていた。
これぞ、三角関係と呼べるものだろう。


子役はその後も明星劇団に入っているのだが、まったく成長しないままであった・・・。


       ★あとがき★

日アイ豆知識!★第45話 明日★

明日は、作者は卒業式になりますので、更新が遅れてしまう場合がございます。
ご了承いただければと思います。

次回予告       ★第88話 映画 日アイ★
            次回もお楽しみに!!