コメディ・ライト小説(新)
- Re: ルセラKAZUHAの心スポめぐり ( No.1 )
- 日時: 2025/08/18 21:07
- 名前: Motoki (ID: TdwH/e73)
2025年7月、某長時間音楽番組に出演したルセラフィムのメンバーのKAZUHA。そんな彼女は歌唱中どこからともなくこのような音が聞いた。
???「湖から出して・・・。」
KAZUHA「誰の声かな?苦しそう。大丈夫なの?」
しかし、この声は、他のメンバーや視聴者、観客などに聞こえることは無く、他の人にも聞こえることは無かった。しかし、撮影後、付き添いに来た2人にそのことを話すと・・・。
KAZUHA「さっきの声はなんだったんだろう?」
Imase(歌手)「あれ?僕も第二水曜日の長時間の音楽番組でそんな体験をしたぞ。他の人はみんな聞こえてないって言っていたけど、僕には聞こえた。」
乃紫(歌手)「なんか私も以前月曜日の音楽番組で聞こえたかも。なんか、湖から出してくれ。とか言っていたような・・・。」
Imase「とりあえず、有名な霊能力者に見てもらおう。」
そして、彼女は、有名な怪談師の稲川淳二の元へ行った。すると・・・。
淳二「その声は、あなたに助けを求めている霊の声かもしれません。その時の映像を見てみますね。」
すると・・・。
淳二「多分これは昔湖の吊り橋から落とされた女の霊が、3人に助けを求めたのだと思う。そこは昔恐怖の現場シリーズで俺も行ったのだが、たしかにそんな霊がいたな・・・。俺と一緒に行った女性2人も、怖がっていたし、危険ではあるが、俺がいるから無事だろう。ひとまず、明日君達に行って来てもらおうか。」
乃紫「心霊スポットってことは、旧佐敷トンネルみたいな場所に行くのですか?。」
imase「朝鮮トンネルと同じくらいやばい所にはいきたくないぞ。」
kazuha「妙見山しおき場よりはマシだと信じたいね・・・。」
4人は翌日、秩父湖の吊り橋へ向かった。
Imase「一度に大人数が渉るのは危険らしい。だから、僕達3人で最初に行って、KAZUHAさんだけ、最後にするか。」
KAZUHA「最後か・・・。なんか怖い。」
3人は危険を予感しながらも、吊り橋を渉った。
淳二「出そうだな。この辺なんか出るんじゃないかな?」
KAZUHA「なんか、これ以上前に進んではいけない気がする。嫌な予感だ。」
吊り橋の中央に差し掛かった3人。
乃紫「なんか、この辺からすでに嫌な空気が漂っている。」
淳二「多分ここで友人に裏切られた女が突き落とされたと思う。昔行った時も、このあたりで霊が見えた。」
Imase「なんか、柵に傷が残っているし、もしかしてその跡かな?」
KAZUHA「なんか、そんな気がする。」
嫌な予感がしつつも、吊り橋を渉った4人。そして・・・。
乃紫「ここが終わりか・・・。」
KAZUHA「結局何も起きなかったね。」
淳二「いや、油断はしてはいけないぞ。今夜、ここに泊まって、霊を見るかどうか試してみよう。例はあなた達に助けを求めているはずです。」
そして、夜になり、あたりが暗くなった時、淳二が4人を連れ出して吊り橋へやってきた。
乃紫「これで何も起きなかったら終了か。」
Imase「普通に帰れたらいいけど、どうかな?」
会話していると、淳二が何かを見た。
淳二「あ!あそこ。」
KAZUHA「え?どうしましたか?」
淳二「黒い影が見えないか?」
乃紫「確かに!」
Imase「今すぐに逃げないと!」
淳二「あれが、多分湖に人を引き込む霊だ。」
しかし、彼らが見たのは霊の罠で、作り物だった。本物の霊は橋の裏にいた。
???「誰かに引きずり込まれてる!助けて・・・。」
狙われたのは誰だ?
imase「あれ?KAZUHAさんがいない。」
淳二「大変だ!あの女の霊に引き込まれた可能性がある!」
淳二の予感は当たっており、そのころ・・・。
KAZUHA「え?誰かに捕まれている。誰?」
女の霊「なんで私が死ななきゃいけないんだ?お前でいいじゃないか。」
KAZUHA「いや、よくないと思います。」
女の霊「あ!良いことを思いついた。お前の体と私の体を合流させよう。そしたら新たな体が出来て、また復活する。」
淳二「あれ?あそこに水しぶきが見える。あれは、KAZUHAさんのものに違いない。」
乃紫「じゃあ、今すぐ助けないと。」
淳二「むやみに手を出すのは危険だ。」
乃紫「じゃあ、どうすればいいのですか?」
淳二「見ろ!KAZUHAさんと霊の関係がうまくいきそうだ。」
KAZUHA「あなたの苦しみは分かります。恋人と友人に騙されてつらいと思います。しかし、私みたいな、関係のない人は巻き込まないでください。」
女の霊「うるさい。お前に何がわかる?」
KAZUHA「あなたの苦しみはよくわかります。私たちのファンにもいました。その人は会社に笑われて、給料もあまりもらえず、行き場を失い、近くにある大洞川吊り橋から飛び降りようとしていたようです。しかし、私たちの曲に救われて、飛び降りを辞めた過去がある人を見ました。私と、imaseさんと乃紫さんの出す曲などであなたのような目に合う人を減らして、世界を平和にします。今後そのようなことを起こさないためにも私ではなく、襲うならあなたを落とした男だけにしてください。」
すると、女の霊はいなくなり、KAZUHAは救われた。
Imase「あ!KAZUHAさんが帰ってきた。」
淳二「大丈夫だったかい?」
KAZUHA「はい。女性の霊と上手く交渉して帰ってこれました。」
淳二「なら良かったよ。」
KAZUHA「でも、もう危ない場所には行きたくないです。」
乃紫「そうだね。」
そして、吊り橋の真相を解けた4人は無事に帰ってこられた。