コメディ・ライト小説(新)

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アイドル禁止令!
日時: 2016/04/08 17:25
名前: クッキーコロッケ (ID: nQ8cdthw)

【プロローグ】

大きくなったら、アイドルになりたい。 そう思ってた。 だけど…

「今年から、アイドル活動を禁止いたします」

アイドルは消えた。

【挨拶】

何作持っているかは、聞かないでください…。 何か、考えたら、思い付きました。
新しい方でも頑張ります。

【紹介】

池井戸恋歌(いけいどれんか)女
高校二年生。将来の夢はアイドルと決めていたが、いつしかアイドル禁止令が
出される。だが、隠れてアイドルをやろうとしている。

堀部凛花(ほりべりんか)女
高校二年生。恋歌の親友。恋歌が隠れてアイドルをやろうとしているのを
知っている。少々強引な部分がある。

荻野龍斗(おぎのりゅうと)男
高校二年生。元気が取り柄。アイドルが好きだった。運動神経抜群で、
バスケ部所属。女子に人気。恋歌の噂を聞いた。

常磐奏(ときわかなで)男
高校三年生。冷静でクール。ミステリアス。元有名なアイドルグループ、
Sky☆blueのスカイ。歌も勉強も運動も得意。アイドルを諦める。

府茎浪(ふくきろう)男
高校一年生。 恥ずかしがり屋で、人見知り。アイドルを見て憧れるが、
自分は慣れないと思い、諦める。歌声が綺麗。

【お知らせ】

今、リク依頼・相談掲示板でユニット名を募集しています。
よかったら、ユニット名、考えてみてください。

【お客様】

Re: アイドル禁止令! ( No.1 )
日時: 2016/03/21 00:40
名前: クッキーコロッケ (ID: AZCgnTB7)


プロローグ2

ある少女は言う。

「私は……アイドルになる!!」

また、ある少女は言う。

「あたし、あんま音楽とか得意じゃないけど、頑張るよ!」

また、ある少年は言う。

「君が隠れてアイドルになるって噂を聞いて…だから、協力させて!」

また、ある少年は言う。

「アイドルは消えたのに、どうして君は…」

また、ある少年は言う。

「ぼ、僕、人見知りで、何にも出来ないかもしれないけど…頑張ります…!」

これは、少年少女の青春革命ストーリーである。

「皆!私達の、ステージへ!!」

Re: アイドル禁止令! ( No.2 )
日時: 2016/03/21 01:06
名前: クッキーコロッケ (ID: /TdWvv73)

すみません、いきなりプロローグ2が出てきてしまって…。
では、やっと本編に入ります!

禁止令1、アイドル禁止令

「~♪~♪~♪」

音楽を聞きながら歌詞を作る。
それが私の日課だと思う。
季節は春。
ポカポカしていて温かい日が続く。
このところ、雨は降っていない。
平凡な日常だ。
相変わらず、制服を着て、慌てているが。

「恋歌~!早くしなさーい!」
「はーい!」

私は池井戸恋歌と言います。
趣味は作詞作曲作り。特技は音を当てること、つまりは絶対音感を持っている
と言うことです。
勉強は苦手で、体育はそこそこ良い方だと思います。

「恋歌、また遅れるわよ」
「分かってる分かってる!」

食パンをパクりと一口。
でも、平凡な日常は消えた。

「新しいニュースです」

私はクルリとテレビを見る。
胸騒ぎがした。

「今年から、アイドルを禁止いたします」

私は食パンを落とした。







「恋歌~?恋歌さぁん?」
「…何、凛花」

凛花とは私の親友の堀部凛花のこと。
凛花はクラスのムードメーカー的存在に近い子だ。
まぁ、そんな子が私の親友かなんて、聞かないでほしい。

「恋歌、今日のニュースで落ち込んだでしょ?」
「…うん」

凛花はメレモンジュースを飲みながら答える。

「いろいろ芸能界にも制限がかかったみたいらしいよね。
アイドルはもちろん、作詞者、ロックバンドなどなど…。
モデルは25歳以上なら大丈夫みたい」

マジか。
アイドル禁止令しか入ってこなかったから、その他の情報は耳に入らんかった…。

「そんなに落ち込むなって!イケメン先輩か、あたし達クラス1の
ムードメーカーさんを見なさい」

私達クラス1のムードメーカーは荻野龍斗くんだ。
まぁ、噂では元気で運動神経もよく、顔立ちがいいと評判が高い荻野くんだ。
それぐらいは知っているが、イケメン先輩とは…?

「あ、今、イケメン先輩って誰?とか思ったでしょ」

正解です。凛花先生。

「イケメン先輩とは学年1のイケメンと呼ばれている王子…常磐奏先輩のことだ」
「…へぇ~」
「少し興味持てよ」
「はい…」

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Re: アイドル禁止令! ( No.3 )
日時: 2016/03/29 13:53
名前: クッキーコロッケ (ID: is.Zx0W/)


禁止令2、七不思議

「恋歌~、あんま落ち込むなって」
「落ち込むよ…」
「まぁ、しょうがないか…と、なると七不思議のあれは無くなるか…」
「え?」
「あれっ?恋歌、知らなかったっけ?うちの学校の七不思議」
「七不思議…」

私の苦手なものは幽霊だ。
昔から幽霊だけは苦手で、どうしようも出来ない。

「まぁ、恋歌は怖いのが苦手だから一つしか言わないよ」
「一つだけでも怖いよ!!」
「夜の屋上で、誰かが歌ってるんだって」
「一つだけでも怖いって言ったよ!」
「と、言うことで」
「何が、と、言うことでなの?!」
「七不思議の一つ、屋上で、誰かが歌ってるか、調査しよう!」
「いーやーだー!!」







夜__

で、結局、行くことに…。
何で音楽がなくなった今日に行くんだろう…いろいろとやりたいのに…うぅ…。

ピロリン♪

こんな時に誰…?
私はスマホを見る。

〔あ、ごっめん、急に行けなくなった!(^p^)〕

殺す気か。

〔何で!?〕
〔いやぁ、夜は勉強する日って、motherに言われちゃって〕
〔一体何したの!?〕
〔この前のテスト、悪かった(^p^;)〕
〔…〕
〔いってらっしゃい〕

…酷い…。
何で調査するために行かなくちゃいけないの…。
私が怖いの嫌いって知ってるくせに…。

「が、頑張るしか…」

キィィ…

「ギャ!!」
「えぇ!?」
「な、何だ…人か…」
「だ、大丈夫ですか?」
「うん。こちらこそ、ごめんね…」
「い、いえ…」

うちの生徒だよね。
うわぁ、綺麗な髪…。

「……の」
「え?」
「あの、どうし…………」
「え?今、どうしましたって聞いた?」

男の子はコクリコクリと頷く。

「ちょっと、友達に調査しに行こうって言われたんだけど、その友達、
結局来なくて…だから、一人で入ろうとしてたの」
「調査?」
「うん。学校の七不思議の一つ、屋上から歌ってる声が聞こえるのを
調べようとしてたんだけど…」
「…」
「えっと…」
「ぼ、僕は一年の…府茎浪です…」
「私は二年の池井戸恋歌、よろしくね、府茎くん」
「よ、よろしくお願いします…池井戸先輩」

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