コメディ・ライト小説(新)

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終了しました
日時: 2022/01/26 15:01
名前: チェリーソーダ (ID: f4.sojV4)

閉鎖しました

Re: 全ての10代に告ぐ!~青春~ ( No.12 )
日時: 2017/07/18 18:16
名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)

よし、かなかなちゃんの連載、「ずるい。」、4話目行ってみよう!


かなかな39様 リクエスト 

ずるい。  Part4


「洸介っ」
私は駆け寄る。
「誰か!誰か!」
必死に叫んだ。
「洸介?洸介?」
声をかけてゆすったが、起きない……
「どうした!山本!」
「あ、先生!洸介が……」



「ん?……んああ」
もう一回寝よう。ねむ。


「はい、状況はあまり分からないんです。話していたら急に倒れてしまったんです」

ん……かなの声……

「そうですか……私もよくは分からないのですが、しっちゃかめっちゃかな洸介君ですし、寝不足でしょう」

先生……しっちゃかめっちゃかって……でもまあいいや。

「さて、そろそろ起きたのでは?」
うっわ、やべやべ、寝たふり寝たふり……っと

「洸介君?洸介君?」
「んー……先生?」
「具合はどうですか?」
「もう少し寝ていたいです」
授業もサボりたいし。
「はい、水。飲んで」
「ありがとうございます」

「洸介?」
「ん?かな?」
「大丈夫なの?」
「ん……まあ」
「良かった」
かなの笑顔を見たのは久しぶり。そういう顔するなよ。恥ずかしいし。
「あ」
「どした?」
「オーケーっていったら、怒る?」
「んんっっ!?」
もらった水を吹き出しそうになった。
「え?ウソ?マジ?ガチなやつ?」
かなはうん、とうなずいて笑顔で帰って行った。


………………

マジか……

マジか。

マジかー

マジかーー!

今日が世界一幸せなのって、俺だけだろっ!

あー、飛び跳ねたい。

Re: 全ての10代に告ぐ!~青春~ ( No.13 )
日時: 2017/07/20 16:26
名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)

こんにちは、チェリーです。
参照100、ありがとうございます!

次回はかなかなちゃん連載の最終回です!!
お楽しみに!

Re: 全ての10代に告ぐ!~青春~ ( No.14 )
日時: 2017/07/28 16:41
名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)

こんにちは、チェリーことチェリーソーダです!
かなかなちゃんの連載、今日最終回です……!
最後の展開をすんごく迷ったんですよ。
終わり方、昨日ずっと考えてたんですよねー……
で、考えたのがこれです。
まあ、私なりの終わり方です笑
まあ、長い話はもうやめて、本編行きましょうか笑
どうぞ!



かなかな39様 リクエスト 

ずるい。  Part5


今は部活の休憩時間。
「お??」
「ん?なにー結衣??」
「なんかいいことあったやろー??」
「なんでっ」
「何焦ってんの?バレバレだよ~ん」
「別にー」
「そういや、洸介今日倒れたんでしょー?」
「あ、うん」
「全部知ってるんだぞー。倒れた洸介君と叫んだかなちゅわ~ん」
「なっ」
驚く私。
「なんで結衣が知って……」
「はいはい休憩終わりー。次走るよー」
部長が私の言葉に重なって言った。
「ったくー。帰りに話すから。もうその話やめて」
「……はーーい」


「で?」
「で?って、もう聞いたじゃん。全部」
「で、今日がその記念日なんだよね?」
「……うん」
「なんであんまはしゃがないの??」
「いや……はしゃいだよ」
「いつ?」
顔をずいっと近づけてくる結衣。
「保健室出た後。一人で飛び跳ねた」
「え?まじ?!」
「……なんかはずかしいよーー」
「むふふー……」
「変な笑い方しないでよーー」




家に帰ってラインを開く。
友達の悠汰にラインを送る
<なーなーなーなー>
おお!即レスが返ってきた!
<どうした?洸介>
<なーなーなーなー>
<何だよさっきから>
<おれがリア充になったって言ったら信じる?>
なんて言うかなー。悠汰。
<あれ?今日ってエイプリルフールだっけ笑>
<信じろよー>
<あーはいはい>
<全然信じてないだろ>
まったくよー。

<え?だれだれ>
<いや、教えない>
<なんだよー。自分からその話題切り出したくせにー>
<かな。>
<かな?山本?>
<うん>
<へえ~。かな~。ふ~ん。>
<なに?>
<お幸せに。応援してるよ>
<おぉ~。さんきゅ>
<いえいえ。親友だから>
<さすがゆたっち。>
<だろ笑>
さすがやな。笑




「ねえ、今日一緒に帰る奴いる?」
「今日結衣委員会だから、いない」
「じゃあ一緒帰ろ」
「……うん」
「いこ」
「ん」
なんか今までよりたどたどしいっていうか……
なんか。うーん。

「あのさー」
「んー?」
「最近担任うざくね?」
「あーわかるー。むりに宿題増やしてくるやつなー」
「ねー!」
「やっぱ洸介といて楽しいや。よかった」
「え?なんて言った?」
「ん?どした?」
「え?」
そう言って笑いあう。
「ずるいよ。ほんと」
「かなだってずるいよ」
また笑う。



これからも、洸介と、こうやって、たのしく笑い続けていたい。

これからも、かなと、こうやって、たのしく笑い続けていたい。




ずるい。   END

Re: 全ての10代に告ぐ!~青春~ 第一弾連載が完結したよ! ( No.15 )
日時: 2017/07/28 21:40
名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: xyOqXR/L)

こんばんは、以前お世話になった四季です。

ちょっとした気まぐれで覗かせていただきました。
リクエストで書けるという才能が凄いです!またチェリーさんの書かれるお話はテンポが良くて読みやすいので尊敬しています。

他の作品も楽しみにしています!ここも時折覗かせていただきますね。

Re: 全ての10代に告ぐ!~夏の青春~  ( No.18 )
日時: 2017/08/02 16:42
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://From iPad@

この前は私の小説にコメントありがとうございましたm(*_ _)m
久々にカキコに来てコメントを頂けたので嬉しかったです笑

チェリーさんは、たくさん小説を書かれていらっしゃったのでどの作品にお邪魔しようか迷ったのですが今までコメントしたことがない(であろう←)この作品にしてみましたd('∀'*)

リクエストでここまで上手くまとめられるなんて、凄いです!!!(`✧ω✧´)

私もたまにリクエストを頂く時がありますが、ここまで書けることはないので……本当に羨ましいです(´・ω・`)

どんなに雰囲気が違うものでも、何となく似てるような感じになってしまったり……(´・ω・`)(´・ω・`)


小説の進むテンポも早いので、内容も頭に入ってきて読みやすいですー(* ॑꒳ ॑* )

なかなかマメに来ることはできませんが、また近いうちにお邪魔したいと思います( ᐛ )و
更新頑張ってくださいね♪♪

byてるてる522


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