コメディ・ライト小説(新)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ひとひらり *短編集*
- 日時: 2020/03/02 23:54
- 名前: ひなた ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
はじめまして^^
クリックありがとうございます。
「ひなた」と申します。
数年ぶりにかきこに来ました(以前は違う名前でしたが)。
課題が山積みになって現実逃避したくなったときに来ると思います。今がまさにそうです笑
たぶん短編がメインになると思いますが、よかったらつきあってやってください^^
*もくじ*
>>1 千年の樹
>>7 水色のワンピース
>>12 あたしの第二の物語
>>15 ぼくは
*お客様*
ぷーたんさま
モズさま
てるてる522さま
四季さま
コメント本当にありがとうございます(*^^*)
- Re: ひとひらり *短編集* ( No.6 )
- 日時: 2017/07/16 11:50
- 名前: ひなた ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
>>モズさん
お言葉に甘えてさん付けで…笑
たぶん慣れてきたらタメになると思います笑
こうやってネットに書き込みすること自体が久しぶりなのでなんだかまだ慣れないんです…
後先になってしまいましたが、コメントありがとうございます!
なんだかもう身に余るお言葉ばかり…
本当にありがとうございます。うれしいです。
モズさんの小説好きですよ(*^^*)
だからコメントしたんですもん!
たぶん今日課題が終わればまたカキコうろうろする時間ができるので、見に行けるかなーと思います。あとなにか2本目書きたいなぁ。
ちなみに今これ打ってる時間はほんとただの現実逃避です笑
それでは、あらためてコメントありがとうございました。
ぜひまたいらしてください^^
ひなた
- 水色のワンピース ( No.7 )
- 日時: 2019/07/02 22:04
- 名前: ひなた ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
水色のワンピース
ズズッと紙パックの中でストローが音を立てる。私は顔をしかめて、右手のものを見下ろした。
「……さいあく」
アスファルトに反射した光で、じりじりと体が焼けつくようだ。短い髪にもじんわりと汗が滲んでいる。手の甲で額をぬぐい、私は空のパックをゴミ箱に投げ捨てた。
先に待ち合わせ場所に着いていた友人は、この暑い中なぜか喫茶店の外でぼぅっと正面を見つめていた。涼しげな水色のワンピースが、日差しに映えている。
「中で待っててくれてよかったのに!」
お待たせも何もなく開口一番そう言うと、友人は目を丸くしてこちらを見て、にっこりと柔らかく微笑んだ。
「いいの。こっちのほうがこの服着て来たかいがあるから」
へんな理屈、そう呟いて笑うと、私は喫茶店のドアを開けた。
休日だからだろうか、それとも外が逃げたくなるほどの暑さだからだろうか、お店の中は予想以上に混んでいた。唯一空いていた4人席に通され荷物と共にどさっと腰を下ろすと、思わず大きなため息が漏れた。
「は~あっつい」
半袖のシャツの襟もとでパタパタとあおぐ。急に涼しい場所に来たせいで、さらに汗が噴き出しているような気さえする。対して涼しげな表情の友人は、静かに腰を下ろすとこちらを見てふふっと声に出して笑った。彼女の真っ白な肩も、汗ひとつかいていない顔も、なにもかもが”夏“からかけ離れていた。
「信じらんない。なんでそんな涼しい顔していられるの?」
そう問うと、友人は困ったように眉を下げた。
「暑い分涼しい格好してきてるもん。むしろ冷房が効きすぎているところの方が寒くて苦手かな」
「涼しい格好だったら、こっちだって半袖短パンだよー。何この差~」
はぁっともう一度ため息をついた勢いで背もたれに肩を預けると、突然上から聞き覚えのある低い声が降ってきた。
「あれっ、お前なんでこんなとこにいるんだよ」
ハッとして起き上がると、すぐ脇の通路にがたいのいい青年が立っていた。こちらを見て目を丸くしている。私は無意識に姿勢を正し、先ほどまで仰いでいた襟元を手で押さえつけた。
「そっちこそ! 私たちは昼ご飯一緒に食べようって約束してただけだよ」
「ふーん」
そう言って青年はふと左に視線を移す。その先には、お人形のようにちょこん、と座る、かの友人がいる。大きな目をぱちくりさせて突如現れた青年を見つめている。涼しげな、水色のワンピース姿である。
思わず顔がひきつった。
「と、とにかくあんたも早く席とらないと埋まっちゃうよ!」
慌てて言ったのがばれたのか、彼は小さく吹き出して、突然私の短髪をくしゃっとかきまぜた。心臓が、はねた。
「もう席無いんだよ。悪いけど、ここ座らせてもらうぜ」
「えっ」
戸惑っている間に、彼は隣の席に腰を下ろしている。そのまま何事もなかったかのようにメニューを開く彼を見て、口の中でもごもごと可愛くないセリフを吐いた。
「ていうか何、あんた1人なの」
メニューから視線を外さずに、彼が答える。
「ん。どっかで飯でも食おうかなと思ってうろうろしてたら、外からお前が見えたから来てみた」
ぼっと火が付いたように顔が熱くなる。目を伏せて正面を向き、かろうじて「わ、私たちの女子会邪魔しに来ただけじゃん」と憎まれ口をたたく。ふふっと微かな笑い声が聞こえて目をあげると、正面にいる友人がやはり涼しげな様子で座っていて。こちらを見て微笑む目は、とてもあたたかだった。
- Re: ひとひらり *短編集* ( No.8 )
- 日時: 2017/07/23 15:53
- 名前: ひなた ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
短いお話を書くと続きを書きたくなっちゃうんですけど、これって短編小説としてちゃんと完結できていないってことなのかなとか思う今日この頃。
短編って難しいですね。
誰かコツを教えてほしいくらいです…。
今日更新できるかなー
すみません独り言でした。
- Re: ひとひらり *短編集* ( No.9 )
- 日時: 2017/08/13 21:35
- 名前: ひなた ◆NsLg9LxcnY (ID: G1aoRKsm)
久しぶりに来たら参照ちょうど100でしたー*\(^o^)/*
わーいありがとうございます*\(^o^)/*
早くやること終えて小説書きたい…
- Re: ひとひらり *短編集* ( No.10 )
- 日時: 2017/08/14 03:10
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
- 参照: http://From iPad@
こんばんは!
作品読ませて頂きました~(*゚▽゚)ノ
なんだろう、上手く私は言い表せないのですがすごく心に残りました!(o´艸`)
ちょっとしたひっかかりとかもなくて←
私もボチボチと短編を書いている身ですが、ひなたさんの作品はちゃんと短編になっていると思います!
私こそこの作品から色々学ばせて頂きたいくらいですもん笑( ̄▽ ̄)
やること、私も終わってないのにこんな時間までカキコさまよってました笑
また来ます!
更新楽しみにしてますねー♪
byてるてる522