コメディ・ライト小説(新)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

vampiro!!
日時: 2018/11/30 19:38
名前: 倶利伽羅 (ID: txINssKz)

皆様初めまして。今回初めて小説を登校させていただきます倶利伽羅くりからと申します。
拙い駄文垂れ流しまくると思いますが、暫しお付き合い頂けると幸いです\('ω')/
〜注意〜
・不定期更新です。
・超絶駄文です。
・趣味全開です。

コメントやアドバイスは大歓迎です。というかしてください(迫真)
それでは長くなりましたがどうぞ(´口`)↓︎↓︎

Re: vampiro!! ( No.1 )
日時: 2018/11/30 19:39
名前: 倶利伽羅 (ID: txINssKz)

第1話【邂逅】
ジリリリリリリリリリリ…やかましい目覚ましの音で夢から現実に引き戻される。
「7時か…起きないと」
そうボヤくと1つ大きく欠伸をしながら布団をたたみ1階のリビングへと足を向けた。
テーブルの上には母が作り置きしてくれていたのか冷めた朝食が置いてあった。椎名はもう仕事に行ってしまっただろう母に感謝しつつ、撮り溜めたアニメを見つつ朝食を食べる。
「今季はどれも微妙だな…」
彼女は椎名瑞稀。今年近所の高校に進学したどこにでもいるありふれたJKである。他のJKと違う点があるとするならば……
「ただ今季期待の一番星ユリ☆ユリ3期はやっぱり神作ね。新たにライバルも出てきてヒロイン争奪合戦加速しそうで妄想が捗りングですわ…」
……ご覧の通り、重度のレズビアンという所だろう。妄想が捗っているのかうへへと口が緩み、飲んだ牛乳が端から垂れている。汚い。実に汚い。
そんな事をしているうちに時計は8時を示す。
「やば、寝癖まだ直してないし今日も買い弁するかな…」
そう言い残ったご飯を口の中に掻き込む。アニメ見ないで早く食べればいいのに。


「ふぅー…危なかった。寝癖の野郎思ったより粘りやがったな畜生…」
現在8時33分。予鈴2分前とギリギリで教室に駆け込む。クラスメイト達は既に昨日のバラエティー番組や最近流行りのゲーム等の雑談に勤しんでいた。彼女が入室した事に気付いた者も数人いたが、すぐにお喋りに戻ってしまった。
それもそのはず、椎名瑞稀は高校生活が始まり3ヶ月経ったが友達1人いないのである。原因として挙げられるのは彼女のコミュ障具合だろう。もっとも、彼女がコミュ障なのは自分がレズだと知られたくないというのが大きな要因なのだが。
「おいお前ら、騒いでないで早く座れ。HRを始めるぞ」
名簿で肩を叩きながら白衣を着た長髪の女児が入ってくる。このクラスの担任でそのルックスから年齢詐称してるんじゃないかと密かに囁かれている下北先生だ。
「ふむ、全員いるな。特に連絡は無しだ。今日も一日勉学に励むように」
そう言いHRが終わる。いつもと変わらないありふれた一日の始まり。
「あ、忘れていた。このクラスに転校生が来た。入ってくれ」
そんなありふれた一日に起きた些細なイベント。
先生に呼ばれ入室した少女は銀髪赤目のこの世のモノとは思えない美しさで。
「今日から貴様らと共に学ぶミリア・M・ヴェルナージュだ。よろしく頼む」
そして彼女との出会いが椎名瑞稀の運命を大きく変える事を、まだ誰も知ることは無かった。


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。