コメディ・ライト小説(新)

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零fighterオムニバス
日時: 2019/01/25 17:22
名前: ボスゴリラ (ID: GeNBR54o)


【零fighterオムニバス】

____宇宙の片隅に、
まだ誰も知り得る事の無いストーリーが、
今も尚、
展開している……。

これは、

そんな広大な宇宙の星の何処かで日々起きている、
ほんの一部の世界を覗き観る、
「冒険ファンタジー」である……。




語り部(男)「これから始まる物語は、毎回“つじつま”の合わないオムニバスです。」

アシスタント(女)「という事は、先生。“つづく”とか言っておいて、次回の話が全然違う世界観の別の物語が平然と語られる訳ですね?」

語り部「うむ。その通りでだ……。先生ではない、カタリベだ。」

アシスタント「え?カリメロ!?」

語り部「カタリベだ……。」

アシスタント「なんだカリソメか。」

語り部「カタリベ!」(食い気味に)※相手が話し終える前に、言葉を被せるような受け答え。

アシスタント「カナリヤか〜。」

語り部「カタリベね。」(サラッと)※もう期待しない、諦めた様な態度で。

アシスタント「……。」ゴソゴソ※着替え中(女子なのでカーテン有り)

語り部(何してんのコイツ……、え?めっちゃ巨乳やん!?)※注 シルエットです。

アシスタント「いやどうも」※茨城弁で登場。

語り部「……。なにその格好、ドリフ?雷様のコント?もしかして、茨城出身のお笑いコンビ“カミナリ”と雷様をかけてる?ていうか、カタリベだから、カミナリじゃないから。」

アシスタント「いや!どーも!」※照れた様に誇らしく。

語り部「いや、褒めてはいない……。うん、うん、褒めてはいませんよ。」
無の表情。佐藤二朗風に。

アシスタント「いやどうも!」※さらにモジモジ照れた様子。

語り部「だから照れんな!褒めてねーし。
……。
確かに、便利な方言だとは伺ってますよ。
でも君、今じゃないから、それ使うの。
うん、うん、
今、使わなくていんだよ〜。」
※後半しゃくれ顔で佐藤二朗のモノマネ入ってます。

___こうして、
年齢不詳(童顔(実は24、5歳)、気持ちと見た目は10代アイドル)低身長巨乳アシスタントと、
長身天パ丸眼鏡語り部(わりとイケメン、27、8歳。室内なのにハットを目深に被っている)のやり取りから引きの映像と共に、
この広大な宇宙のセットがミニチュアで、
遠近法を巧みに使った撮影方法というネタバレをワザと見せてからの次回本編スタートします。
まだゴチャゴチャとアドリブしてます。
音声はすでに切ってあります。
スペースワールドっぽいBGMに切り替えてます。

次回予告

【ここが噂のエルドラド】※静止画とそれっぽいタイトルと、レトロゲームな音声。



ここで突然。
オムニバス予告ワンショット始まります。
※次回とはつじつまの合わないストーリーです。

まずは馬鹿でかい刀身を舐める様なアングルから……。

山賊A「おい、マジかよあの刀……、」

身の丈を超える、2メーター超の刀を背負い、鬼の気迫が1人……。

と、また1人、二刀の刀を鮮やかに 、舞い散る木の葉を微塵切り……。

そして、
耳鳴りがする程の威圧感を放つ者がまた……1人。

山賊B「あわわ……、あれは……、サムライクリークのミフネだ!」

山賊C「ゴク……。」恐怖で言葉も出ない。

ストン……。

ストン……。

ストン……。

小さな音が3回聞こえた。

山賊お頭「お前ら!何ビビってやがる!里じゃ“修羅の四天王”と恐れられた俺たちだろうが!相手は3人!そのうち2人は女じゃねーか!さっさとやっちまえ!!」

小柄な女剣士「3人じゃありませんの。6人ですの。」

山賊のお頭、背後をとられて首元には刀。

山賊お頭「へ!?」

モフモフの獣耳「誰と話しておる?もうお前1人じゃろ?」

山賊お頭「へ!?」

色黒女剣士「ひひー(笑)、オッサン丸腰で何言ってんの?」

山賊お頭「へぇ!?」

山賊のお頭は、腰にぶら下げた武器を抜き取られ、ふんどし一丁。
勝負パンツの“赤フン”でした。

山賊お頭「ぎゃひーー!」

ミフネ「……。ここから先は、お前らの来るとこじゃねー。仲間叩き起こして里へ帰んな……。」

そう言うと、右脚のスネを掻きながら、
くるりと背を向けミフネは、ダルそうに山奥へと歩いていく。
すると、
ミフネの背中を守る様に、二刀使いの女侍が姿勢良く、流し目にターンすると、キビキビとした歩きで後に続く。

長刀を背負いし女侍は、少し鼻息荒く威嚇を続ける。

山賊お頭「へ!?へ!?」

小柄な女剣士「刀はポイですの。」

そう言うと、
楽しそうに里の方へ山賊の武器を放り投げた。
それから、
そそくさと小走りで、はしゃぎながら2人の後を追う。

モフモフの獣耳「失禁しておるじょ。」

モフモフも軽蔑の視線をおくりながら、一歩で十歩位の瞬間移動で遅ればしながら、一瞬でミフネの隣に追いつき、左腕にしがみついて山奥へ向かう。

山賊お頭「どいう事!?どいう事!?わかんない!?わかんない!?」

色黒女剣士「兄さん、はよう帰んな。」
ポン!と山賊お頭の左肩を叩き、テクテクと歩き、皆に続く。

そして、

最後まで残り、睨みを効かす、長刀を背負う女侍の隣に行くと、
仲良さげに肩を組み、色黒女剣士が、ヒソヒソ話をして2人は顔を見合わせケタケタと笑う。

長刀背負いの女侍「えー?ホントにそれ言うの?」

色黒女剣士「いいから、いいから、寧々姉言っちゃて。それで締めて(笑)」

呆然と立ち竦む、修羅の四天王であり山賊のお頭。流石に筋骨隆々である。
そのすでに、泣きべそかいてるお頭に向かって、言い放たれた。
※注 色んな事で心が折られて泣いてます。
結論今ままでの彼の人生“井の中の蛙”でした。

寧々姉さん「安心しろ!峰打ちじゃ!」今日イチのドスの効いた低い声で。

山賊お頭「え!?」少し笑顔。

ムク。斬られたハズの山賊達が次々と復活。

山賊A「おい、マジかよ?みんな斬られてねえの?俺だけ助かったと思って死んだフリしてたのによ!」

ムク!

山賊C「ファ?みんな生きてんの?だったらワンチャン行けんだろ!俺はやれた!あんな奴らやれたさ!ミフネ?誰だよ!知らねーし!俺はやれたよ!みんな何ビビってんだよ!今から反撃ののろ……」

パシン!※山賊BがCにピンタ。
(反撃ののろしを上げようぞ。と言いたかった。)

山賊B「は!?何言ってだよ!1番ビビってた癖によ!」

山賊C「なんだよ!やんのかコラ!お前なら勝てるぞ!」

山賊B「なんだと!?俺もお前になら勝てるぞ!」

取っ組み合いが始まるが、どこか手加減しあってる様子。
早く誰かに止めて欲しいのであろうか?

山賊A「おい!マジかよ!やめろ!やめろ!メクソにハナクソ!」

メクソ「うるせービチグソ!お前少し強いからって威張んなよ!」
※メクソは名前で山賊Bです。

バシン!

ビチグソ「イッテー!やりやがったな!俺はエースのAだぞ!」
※ビチグソは山賊Aです。

メクソ「そんなん作者も思ってねーよ!山賊AだからAなんだよ!エースじゃねーよ!バーカ!」

ハナクソ「おい、やめろって!メクソ!ビチグソさんに謝れ!」
※ハナクソは山賊Cです。1番ビビりで事が済むと後で吠えるタイプ。

メクソ「はあ?てめ!いつもいない所じゃビチグソ!ビチグソ!呼び捨てじゃねーか!?メクソ先輩2人で天下取りましょう言うとるやないかい!」
※メクソは情報通。年齢はビチグソと一緒。ハナクソは2人の一個下。

ビチグソ「ああ?ホンマか!?ワレ(お前)!!」

ハナクソ「いやいや(汗)ノリですって(苦笑)」

やんややんやと、三つ巴の取っ組み合い。
気がつけば衣類は、はだけ全員ふんどし姿。
揃って赤フン。まるでコント。

山賊お頭「ええんや……。帰るで……。」

初夏の夕焼けの中、
里を苦しめていた修羅の四天王、山賊お頭マキグソの心が折られて解散。
※マキグソは山賊お頭の名前です。


零fighterオムニバス
【修羅の四天王】完


次回
【続・修羅の四天王】※嘘です笑。そんなの無いです。

Re: 零fighterオムニバス ( No.1 )
日時: 2019/05/06 13:10
名前: ボスゴリラ (ID: q6B8cvef)

【アーサーミントと幻の島】

灼熱の太陽。


オーシャンビューのビーチ。


小高い浜辺で、巨大なホタテの貝殻を改造して住居を作り、野営をする小柄な女。


紺色の競泳水着に断熱性の高いローブを纏い、丸い鏡面仕様の大きな盾を背負い、
首元には、競技用〈ホイッスル〉の様なモノをぶら下げている。
そして、腰には短い剣(つるぎ)を携える。

実はこの剣(つるぎ)聖剣エクスカリバーと同等なのだ。

その名も〈ショートエクスカリバー〉だ。(ナレーション)


ザザーン。(波の音)


ザザーン。





私の名前はアーサーミント。

今では、1人こうして海鮮バーベキューを愉しみながら漂流者を装ってはいるが、元々は王家のプリンセス。

お城の宝物庫で偶然見つけた〈宝の地図〉を手にした私は、私に良く似た背格好で、私よりちょっぴりチャーミングな女の子、リノーラを影武者として、飛び出してきちゃった訳で……。

もちろんこの事は、国王側近にして私と禁断の関係の凄腕の聖騎士クラチャイダム(夜も凄腕)と、私の付き人ヤリマンデスおばさん(色んな人の性癖について詳しい)と、世話役の爺ビックコックだけは知っているの。

今、私のいる、この宝の地図に示されている小さな島は、1日中浜辺を歩けば日暮れ前には一周出来てしまう程の小さな島で、めぼしい建造物も無く、中央に大きな山がある位。

ここへ来てもう3日。
あの山以外は、ほぼほぼ探索し尽くしたわ。

海鮮バーベキューも飽きて来たし、明日はいよいよ入山と行きますか。

え?
この周りを全て、海に囲まれたこの小さな島にはどうやって来たのかって?

そんなの簡単よ、
だって私は王国一の競泳選手ですもの。

この競泳水着姿は伊達じゃないわ。

なんて、グラビアっぽくフィルター越しにポーズをとっているけれど、

さすがにこの海里、そんな訳ないじゃん。

ホントはコレよ!

「ンマァーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

〜アーサーミントは〈ソプラノの歌手〉の様な声で海に向かい叫び、何かを呼んだ。〜

すると、
水平線に何かが飛び上がり、水面を走る背ビレがこちらに迫り来る!

ザッパーン!

浅瀬に飼い慣らされた〈白いイルカ〉が登場。(ナレーション)

※用も無いのに呼んだので、ひととおり日暮れまで遊んでから、餌付けをしたのち帰らせるアーサーミント。
スキンシップを忘れない。



〜翌日。

「ふぁ〜、よく寝たわ、寝ても寝ても眠いのね……、さて、昨日のうちに〈お弁当〉作ったからさっそく入山するわ。」


アーサーミントは支度を整え、ホタテハウスの殻を閉じ、施錠すると、
何故か入山せずに、浜辺へ向かう……。
どうしたのだろう?オシッコでもしにいくのだろうか?(ナレーション)

「何言ってるの? 打(ぶ)つわよ! 歯を食いしばりなさい、舌を噛むわよ。」

※急に立ち止まり振り返るアーサーミント。
主観アングル。首を左右に振るカメラ。まるでドキュメンタリー映画だ。

「あんまり変な事言わないでよね、○○タマ、蹴りあげるわよ。」

と言いながら睨みつけ、何か下の方へ手を伸ばして握りしめた様子だ。
それは一瞬の出来事でした。
力加減は、痛みは無く適した圧力でした。

※カメラマン兼ナレーターのシルダン・ユウ(彼の名前)はアーサーミントの趣向で、目出し帽覆面マスクのブーメランパンツ一丁です。(王国兵士)

ピーーーーーー!!

浜辺で〈魔笛〉を吹くアーサーミント。

空より大きな〈怪鳥〉が現れた!

慣れた様に颯爽と〈怪鳥〉に飛び乗る。

〈怪鳥〉の背中はまるでコクピットだ。戦闘機の様にカスタマイズされている。

アーサーミントは、素早く備えつけのパラシュートと、ヘルメットを装備して、操縦桿を握ると上昇。

※まるで戦闘機の操作同様の動きをする様に調教されています。
左右旋回。上昇下降。錐揉み旋回。急下降。急上昇など。
首からぶら下げたホイッスルは〈怪鳥〉を呼び出す〈魔笛〉でございます。


「キャッホーーーー! 一気に山頂までひとっ飛びだわ! ………あれ?何かしら?下からじゃ何も見えなかったけれども……、あれは!?」



つづく。




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