コメディ・ライト小説(新)
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- 言ノ葉学園
- 日時: 2019/01/28 20:09
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
先生に勧められ入った学校には変わった能力者が集まっているようだ。
字にまつわる能力者たちがいる学校に入学した感じるの【感】の力を
持つ田口怜央という少女の高校生活をどうぞ。
- Re: 言ノ葉学園 ( No.1 )
- 日時: 2019/01/29 20:50
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
1-5その教室にやってきたのは一ヶ月前の話。
担任、鈴奈 尊は全員にもうすぐ林間学校があると告げる。
この行事は1年のみでクラスの親睦を深めるために行われる。
班もすでに決まっている。5人班が4つ、4人班が3つあり怜央は
女子二人男子三人の五人班だ。女子は仲の良い今井 結花
男子は伏見臨也、秋元奏斗、鹿島光汰の三人。特に臨也は不良、
少し気まずい。
結花「怜央ちゃん、うちの班さ…」
怜央「大丈夫だって。なんか不良だけどあまり悪そうじゃないし」
結花「そっか怜央ちゃんが言うなら間違いないよね」
怜央の『感』の力はあらゆるものを感じ取れる。結花は『見』の力で
透視ができる。奏斗は『聞』である一定の範囲の音を聞き分けることができ
光汰は『読』先読みの能力だ。臨也は…怜央も分からない。
怜央の隣の席は空いていた。そこは臨也の席で彼は時折授業を
受けていない。
本当にこのまま彼のことをあまり知らずに班行動などできるのか?
不安に思った怜央は彼のことを知ることにした。ここはもう使われていない
校舎、一部教師しか知らないらしいがあまり近寄る生徒はいない。
何故なら…。
不良1「オイさっき確かに聞こえたよな?」
不良2「おう、何処に逃げやがった…」
不良の男たちはスタスタと廊下を進んでいく。足音が消えたのを感じながら
怜央は近くの古い掃除ロッカーから出た。
怜央「やっぱりガラが悪そうな人しかいないから近付く人がいないんだ…」
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