コメディ・ライト小説(新)
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- 私はっっっ・・・!(ちょっぴりエッチな青春ストーリー)
- 日時: 2019/03/09 17:36
- 名前: アイ (ID: 8ctHBEQu)
「ゴホッ、ゴホッ、」
「だ、大丈夫か?お前、ぜんそくってことわすれんなよ(苦笑)」
「分かってる・・・ハァハァ」
分かってる、分かってるよ。ただ、キミに追いつきたいだけなんだ。
私なんか足元にも及ばないけどね・・・笑えちゃうけどさ。
――――――本当はずっと、キミの事が好きでした。―――――――
◆ ◆ ◆
お前は、いつも無理してるくせに誰にも言わずにため込んでばっかだ。
俺が気が付いた時にには毎回、手遅れなんだよな・・・
あの時だってそうだった。
「カイー!ここの振付おしえてー」
「・・・おうっ!」
――――――今更だけど、お前の事が好きだった。――――――――
“そしてこれからも、ずっと“
- Re: 私はっっっ・・・!(ちょっぴりエッチな青春スト―リー ( No.1 )
- 日時: 2019/03/09 17:35
- 名前: アイ (ID: 8ctHBEQu)
タイムリミットまであと1年。
青くて、甘くて、酸っぱい―夏―
太陽が照りつける外とは別にいつも快適なダンススタジオ。マネージャーのサヤさんが私達より先に来ていつも準備してくれているのだ。
(うぅ・・・申し訳ない。)
私は勢いよくドアを開いた。
「おはようございます!」
「あ、おはよっ」
今日から始まった夏休み。と同時に始まるのが朝から晩までダンスの特訓!
◆ ◆ ◆
私、ナオとカイは女子に人気、男子ユニット「ハニーズ」を結成している。活動中の私は男装をしてミナミという男子だ。カイはユウという芸名で活動している。けれど、カイと私の実力は天と地の差。カイは世界でも活躍する人気アイドルなのに私といったら事務所どまり・・・「必ず、カイに追いつく!!」というのが、今のところ私の目標となっている。
- Re: 私はっっっ・・・!(ちょっぴりエッチな青春ストーリー) ( No.2 )
- 日時: 2019/03/26 17:46
- 名前: アイ (ID: 8ctHBEQu)
「カイ♡」
やっと終わった1日練習。私は大大大好きなカイの背中に飛びついた。ふんわりと太陽のにおいがする、その大きな背中は私の疲れをふっとばしてくれる。
「(照)っなんだよ・・・!」
「・・・だーいすきっ。」
「お前な―っ!俺らが付き合ってるのがばれたらどうなるのか分かってるんだろ―なっ!!」
「うぅ・・・」
「フッ・・・!単純すぎだろ。ほら、寮まで競争だぞ!」
◆ ◆ ◆
私とカイは事務所の寮で二人暮らし。寮に戻った私達のル―ティ―ンは、お疲れ様のキスで、これは私の癒しでもある。
「ただいまぁ―!!」
部屋に入るなり始まるのは私の癒しタイム。私は思いっきり甘えた声でいつものようにキスをねだる。
「カ―イ♡チュ―は?」
「はい、はい」
「も―、めんどくさがらないでよお。」
少し、はぶてた声を出す。
「うっそ―!好きだって(笑)」
この甘々ボイス。たまらない・・・カイは私を抱きかかえベットに倒れた。
「今日は特別デ―。」
カイはそう言うと顔を近ずける。
「っ・・・」
甘くて、温かいこの感覚は私だけの世界を広げてゆく。幸せだ。
「なぁ・・・ナオ、俺たちもっと深い関係になっても良いんじゃないか?」
「・・・どういう事?」
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