コメディ・ライト小説(新)
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- 大宮の日常
- 日時: 2019/03/09 13:53
- 名前: まりねこ (ID: ACjp5Dd4)
********紹介********
大宮大智
「この物語の主人公、ある日自宅の庭を掘り返してみると。。。!」
大宮咲菜
「大智の妹。カナとは塾が同じという関係がある」
西宮・カワーズ・リズ
「ハーフで転校してきた。日本語が上手」
河相界
「学校中の人気者、雑誌にも載ったことがあるそうだ。」
亜生彩乃
「クラスの人気者、ちょっと男子っぽい口調」
香川裕也
「主人公とは幼稚園からの幼馴染。」
ご先祖日記----
「こんにちは、西宮・カワーズ・リズです。富山から引っ越してきました」
あのときは別に気にしてなかった。ほかの皆みたいに転校生にきゃーきゃー群がるのも相手こそ気にすると思ったからだ。
河相「なぁ、お前んち、今日も行っていいか?」
大宮「いいぜ。」
河相「んじゃ、あいつらも誘って来るか。」
あいつらとは、西宮、亜生、香川のことだ。別にどっちでもいい。だが、久しぶりだ。5人も家に来るとは。まぁ、部屋は掃除しておいたし。家族もいないし。妹がいたら厄介だったからな、よかった。
--放課後--
香川「お邪魔しまーす」
大宮「はいはい」
亜生「大智、御前んちの庭、なんかめっちゃ堀跡あったぞ?なんだありゃ」
大宮「はぁ?堀跡?最近穴なんて掘ってないし、咲菜の仕業かもな。」
西宮「咲菜さん、そんなこと言ってませんでしたよ。」
香川「掘り返してみるか?」
大宮「いいけどー、スコップあったっけなー。」
--掘り中--
香川「やっと掘り終わったな」
西宮「そこ、何かある」
河相「ん?壷?」
大宮「見てみよう」
亜生「何があんのかな~」
パカリ。手帳?
記日代時戸江?あ、江戸時代日記か。
亜生「何が書かれてるの?その手帳」
んーと。。。
逆だから読みづらいな・・・
『此の地にいるものに伝える。この地は何かが起こる。絶対に起こる。物が浮く、そんなものは普通だ。声なども聞こえる。此の地に住まう者よ・・・。私に』
ここで終わっている。
大宮「ポルターガイスト現象とか起こるんだ。へえ。」
亜生「すご。これってご先祖さまからの手紙でしょー。すごーい」
河相「手紙。。。なのか?」
西宮「手紙だよ」
亜生「そーそー。リズの言う通り。」
大宮「ん?よく考えたらポルターガイストと、幻聴ってやばくね?」
香川「あのさ。これ、ほんとにお前の先祖が書いたものなのか?」
大宮「なんで?」
香川「紙が新しいし。あのさ、るに似たゐ(うぃ)ってやつとか、ないじゃん」
亜生「ほんとだ」
河相「西宮。こいつの妹、今何してるかわかるか?」
西宮「友達のとこに出かける、と言ってました。」
咲菜「ただいまー。あ、リズちゃん来てたの?」
西宮「うん」
大智「咲菜。お前さ、これ書いた?」
俺は手帳を見せる。
咲菜「うん。友達がさぁ、江戸時代っぽい手帳かいてー!って言ってきたんだよ。何の為に使うかわからないかったけどなんか宝探しするからって言ってきたから」
大智「そういうことか」
香川「んじゃ、これはご先祖さまの物じゃないってことだな」
亜生「なんだー。」
そしてあの手帳はご先祖さまが書いた手帳でもなんでもないことがわかった。全員(´・ω・`)な顏をしながら家へ書いていった。だが、ほんとの宝探しみたいで楽しかったということを皆言っていた・・・
そしてこの大宮の日常は続く・・・